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★キラキラ 第二章★

[アッくん■休憩]


もう絶対来ないでって何回も行ったのに、あの2人は。
思った以上に客が入るから、早めに出て行ってくれて良かったよ。

「うう、あう」

ほら、アキも怒ってるよ。

「もうひどいよねあの2人」

「なの、アキ、どっどっ、なのよ」

やっと休憩時間が貰えて、僕たちは奥に作った控え室で着替えの最中。
さすがにメイドで見学したくないもの。

「渡辺、鈴木、弁当来てるから持ってけよ」

「うん、ありがと」

「あい、なのよ」

いつ食べれるかわからないから、今日は皆食堂にお弁当を頼んでいたんだ。
屋台でも食べたいから、量は少ないのにしたけどね。
控え室は次の当番のこや、休憩に入るこで満杯。

「アキ、弁当どっかで食べよ」

「うん、うん」

積み上げられた中から、僕とアキの分を持って、さてどこで食べようかな。

「でーさん、でーさん、なのよ」

「ええ、風紀室で食べるの」

「うん、うん、いいのよ」

ええ、いいのかな?
次の当番まで一緒に回る約束はしてるけど、いいのかな。



うわ、風紀室も結構人が溢れてる。

「アキ、だめだよ、なんか忙しそう」

「う、あう」

人が多いとその分問題も増えるから、風紀はとても忙しそうに見える。
だから別の所に行こうと離れようとした時、

「渡辺」

副委員長が僕を見つけてしまった。

「ふ、副委員長」

「委員長なら奥にいるから、入ったら」

「あ、でも忙しそうだし」

「いいのよ、いくのよ」

「ほらほら、遠慮せずに」

「あ、じゃ少しだけ」

アキに引っ張られて僕は風紀室のそのまた奥へと入れてもらった。

「失礼します」

奥にいたのは食事中の裕輔さんだけ。

「彬、来てくれたのか」

「僕たち今から休憩で、あのお昼ここで食べても良いですか?」

「ああ構わない。俺も今から休憩だ」

「なの、たべるのよ」

「午後からはゆっくり回れるんだろ?」

「はい、また交代しますけど、それまで大丈夫です」

裕輔さんは、僕の休憩時間に合わせて、自分の休憩も取ったんだって。
それって職権乱用って言うんじゃないですか。
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