このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

★キラキラ 第二章★

[アッくん■もう前日]


「今日は遅くなるから、先にご飯食べといてね」

「了解ー」

文化祭はもう明日です。
今日は授業もなく、皆準備に大忙し。
僕たちも明日のケーキとチキンライスを大量に用意しとかないといけません。
教室の飾りつけもあるし、とにかく大変です。

「アキラっ、俺料理したことないっ」

「姫宮くんは料理係りじゃないから、大丈夫だよ」

「あ、そっかっ」

料理係りは今から調理室で悪戦苦闘をするんです。
それ以外の係りも教室準備に衣装チェックにその他いろいろ大忙し。

「メニュー表間違ってるじゃん」

「クロス足んねーぞ」

「今更サイズ変更とかありえねー」

悲鳴がこだまする中、僕はアキと共に調理室へと急ぎます。

「う、いいのよ、いいのよ」

「アキ駄目だよ、つまみ食いしたら怒られちゃうよ」

「あう、あい、なのよ」

大勢で何かをするって楽しいけど、今日は本当に忙しい。

「ケチャップ足りんのかよ」

「委員に買いに行かせろよ」

「ついでに生クリームも」

最初に材料を多めに揃えていても、やっぱり当日になると不足が出ちゃうね。
予算との兼ね合いもあるし、なにより高校入って初めての文化祭だから、委員たちも慣れてない。
あっちでもこっちでも走り回ってる姿が、とっても気の毒。

「鈴木バター持ってきて」

「あい、なのよ」

「鈴木、これ開けといて」

「なのよ、あい」

「鈴木卵割っといてよ」

「あい、なの、あい」

アキも大変だね・・・僕はチキンライスを炒めながら、ケーキの焼きあがりもチェック。
今日暇な人って、Sの人たちくらいだよね・・・



「はぁぁぁぁぁぁ」

「あううううぅぅぅ」

「お疲れちゃーん」

「お疲れ様です」

「お疲れ」

なんとか準備を終えて、クラス皆で味見を兼ねてオムライスを食べたあと、僕たちはやっと部屋に戻って来ました。
疲れてるけど、アキもアッキーもアーちゃんの部屋に来て、前祝いしてます。
お風呂も交代で入ったし、今日は皆ここでお泊り。

「楽しみだねー、メ・イ・ド」

「萌えの真髄ですね、楽しみにしています」

絶対来ないでって何度も言ったはずなんだけど・・・
もう、ね、返事する元気もないよ。

明日は早朝にいかなきゃいけないから、目覚ましをセットして早々に眠らせてもらうよ。
20/86ページ
スキ