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★キラキラ 第二章★

[アッくん■瀬緒先輩]


文化祭まであまり日が無いから僕は慌ててます。
僕たちの喫茶店で出す料理も早々と決められました。

オムライス、ケーキ、紅茶、コーヒー

以上です。

喫茶店は他のクラスもするし、あんまり手の込んだことはできないから、メニューはこれだけ。
僕はじめ、うちのクラスは料理のできる人が多いから、なんとかなるね。
ケーキもオムライスも前日に用意することになったから、僕は現在図書室に設置されているPCでケーキのレシピを検索中です。

他のクラスも文化祭準備に入ってるから、図書室は以外に人が少なくて、PCも待つことなく使えます。
あんま難しいケーキは嫌だし、簡単で見た目が可愛いいのがいいよね。
ふんふん♪ と鼻歌なんか歌っちゃう僕。

「彬くんじゃないか」

えっ、誰?
彬と呼ばれることがあまりないから、少し反応が遅れた。

「文化祭の準備でここに来てるの?」

「瀬緒先輩」

後ろから声をかけてきたのは、姫宮くんの従兄、瀬緒先輩。
PCの画面を肩越しに覗き込んで、

「ショートケーキ?」

「はい、ケーキのレシピをちょっと」

「ケーキ・・・あぁ、喫茶店でもするのかな?」

「え、ええ」

メイド喫茶はちゃんとした喫茶店だよね。

「それは楽しみだね、確か1-A理だっけ?」

「はい、姫宮くんと同じです」

「そっか・・・瑠希愛のことではかなり迷惑かけたけど、今は反省してるから、できれば仲良くしてあげてね」

「あ、は、いえ、あの・・・はい」

そう言われたら、こう返事するしかないよね。
瀬緒先輩は本を借りに図書室に来たらしい。
それから暫く瀬緒先輩とおしゃべりしながら、ケーキのレシピを印刷して、

「それじゃ僕行きますね」

紙束を持って瀬緒先輩に挨拶して、彼を残して図書室の出口に向かった。

「・・・・・・・・・せ・・・・・・く・・・」

え、良く聞こえなかったけど、僕に言ったのかな・・・?

一応振り返ってみたけど、瀬緒先輩があの笑みを浮かべて手を振っているだけだった。
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