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★キラキラ 第二章★

[アッくん■裕輔の怒り]


僕はこの土日、一切部屋から出なかった。
なんとなく、姫宮くんが探してる気がしたから。
メルアドとか教えてなくて、本当に良かった。

日曜は裕輔さんが部屋に来て、アーちゃんとゲームの話ししてた。
それでね、メイド喫茶のことを言ったら、彬がメイド姿になるなど許せんとか言い出して、アーちゃんとアッキーに取り押さえられてた。

もう、恥ずかしいです、裕輔さん・・・

Sは文化祭は希望制なんだって、したかったらするって事。
人数が他のクラスより圧倒的に少ないから、だいたい不参加が普通らしい。
それって、つまんなくないのかなって思ったら、

「2日間全て見学に回れるので、案外楽しいのですよ」

と、アキラが言ってたから、たぶんそうなんだと思う。

でも、メイド喫茶が通ったらどうしよう・・・不安です。



「・・・というわけで、メイド喫茶勝ち取ってきましたー」

「おー、やるじゃん委員」

「お前ならやれると信じてた」

「やったー」

実行委員の報告に、クラス中が喜びに沸いた・・・
皆、そんなに女装したかったの?

なんて他人事だと思っていたのに、酷いよ、こんなの酷すぎるよ・・・

メイドになるのは身長で決めるなんて・・・酷すぎる。
基本立候補で、少なければ推薦のはずが、173以下は強制でメイドに決まった。
166cmの僕は女装するはめになっちゃったよ。

「えっ、なんで俺までっ!?」

驚いたことに姫宮くんの身長は夏の間に5cmも伸びていて、現在177cm。
成長期ってすごい・・・
だけど顔が可愛くて、絶対女装が似合うと無理矢理メイドに選ばれたんだ。
こうやってクラスに溶け込んでいる姫宮くんを見ると、少し安心する。

「うう、いやなのよ、アキ、いやなのよ」

「だめだめ、鈴木は猫耳に決定」

野添くんがアキの服装を勝手に決めちゃった。
それに皆が賛成するもんだから、アキの抵抗むなしく本決まりとなった。
野添くん始めうちのクラスの格好良いと思われる男子はウェイターの格好・・・ずるいよ。

きっと裕輔さんに怒られちゃうな、でも仕方ないことなんです。
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