★キラキラ 第二章★
[アッキー■ソレ]
初めてソレを視たとき、破天荒ではあるが、たいして問題のない気を持つ人間だと感じた。
アキラに言わすと、自己愛に富み、無知で無邪気、そして歪んだ正義感の持ち主。
確かに・・・彼奴の行動はそう見える。
目の前のことにしか意識を向けられないのか、最初は渡辺を攫ったアキラと当の渡辺を必死で探していた。
もちろん、俺たちはアキラと渡辺を彼奴に会わす気はなかった。
そして、彼奴が2人を探すその間、渡辺は強い精神を持てるようになり、これで、怯えることも減るだろうと安心した。
次に俺たちは、周囲の信者どもが減れば、今度はそれを取り返すのに躍起になる・・・という予測を立てていた。
しかし、それは外れた。
いや信者どもを追いかけたのは予測通りだったが、その目的が微妙に違った。
――渡辺のため
果たして、本気でそう考えているかはわからない。
しかし、口ではそう言ってのける彼奴に、なるほど、これが歪んだ正義感かと妙に納得した。
そして、俺たちがその存在も忘れた頃に、ソレは戻ってきた。
この1ヶ月、高橋と共に食堂で彼奴の行動を見ていた。
想像以上に大人しくはなっている。
しかし、根本は何も変わっていない、と感じた。
己の自論を振りかざし、それは正当なのだという思考。
無邪気に人を思い、追う、その性格はなんら変わっていないのでは。
そんな己を隠すすべを身につけただけ、やっかいなのではないのか・・・
初めてソレを視たとき、破天荒ではあるが、たいして問題のない気を持つ人間だと感じた。
アキラに言わすと、自己愛に富み、無知で無邪気、そして歪んだ正義感の持ち主。
確かに・・・彼奴の行動はそう見える。
目の前のことにしか意識を向けられないのか、最初は渡辺を攫ったアキラと当の渡辺を必死で探していた。
もちろん、俺たちはアキラと渡辺を彼奴に会わす気はなかった。
そして、彼奴が2人を探すその間、渡辺は強い精神を持てるようになり、これで、怯えることも減るだろうと安心した。
次に俺たちは、周囲の信者どもが減れば、今度はそれを取り返すのに躍起になる・・・という予測を立てていた。
しかし、それは外れた。
いや信者どもを追いかけたのは予測通りだったが、その目的が微妙に違った。
――渡辺のため
果たして、本気でそう考えているかはわからない。
しかし、口ではそう言ってのける彼奴に、なるほど、これが歪んだ正義感かと妙に納得した。
そして、俺たちがその存在も忘れた頃に、ソレは戻ってきた。
この1ヶ月、高橋と共に食堂で彼奴の行動を見ていた。
想像以上に大人しくはなっている。
しかし、根本は何も変わっていない、と感じた。
己の自論を振りかざし、それは正当なのだという思考。
無邪気に人を思い、追う、その性格はなんら変わっていないのでは。
そんな己を隠すすべを身につけただけ、やっかいなのではないのか・・・
