名前はほぼ出さない文体が中心です
『再会』
空欄は『如月』になります
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車を降りた先に待っていたのは一人の女性。
その肩には白銀の鳥。
「さ、え…ちゃん」
どうしても還すことが出来なかった異能。
繋がれた願い
継がれた力
「彼女が依頼主だ」
「依頼は、継承だと…!」
「そうだ」
彼女は生きている。
異能も分離していない。
継承以前の話だ。
「異能を『留める』異能力者が見つかったそうですね」
落ち着いた声。
「その力を使えば、この子を、弟に渡すことができると聞きました」
そっと白銀の翼を撫でる。
「それは、継承とは…」
違う。
『譲渡』の異能は持ち合わせていない。
「私は、継承したことを後悔していません。
この子がいたから…生きてこられた」
「多くの命を散らしてきました。
でも、それ以上に守ることもできた」
「……でも、」
この子は、どうだったのでしょうか?