大越×海邉
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「今から帰るね」
なんて連絡が来たのに一向に帰ってくる気配がない。お揃いのスリッパが玄関にぽつんと寂しそうにしてる。
まだ帰ってくる気配がなくて、お揃いのスリッパを並べる。
少しお散歩したっていいよね、と、外に出る。ぽかぽかしていてお散歩日和。早く帰ってくる小学生が、ランドセルを揺らしながら元気に走っている。
「おばちゃん、お団子ふたつ」
少し小道に入ったところ。大きいお団子が売りの和菓子屋さん。
「今日は一人なのかい?」
「そうなんよ、だからお散歩ついでに」
「したら、一本おまけ」
そう言われ、お茶と一緒におばちゃんの話し相手に。元気な声が響く通学路からは少し離れて、風が木々を揺らす音が耳をくすぐる。
最後の連絡から二時間弱。流石にこんなに蔑ろにされて寂しさが勝つ。二人して休みだったから、ゆっくりお散歩してご飯食べてお昼寝でもしようと思ってたのに。
「ひなのちゃんからはそれ以降何もないのかい?」
「なーんもない、夜ご飯もいるのかいらないのか分からなくなちゃった」
「おばちゃんごめん!お団子ふたつ!」
「あら、お迎えが来たよ」
「あ、あかり!?ごめん、っ、!」
「ほら、お団子ね」
「おばちゃんありがと」
「なの、なんで遅かったん」
「高校の時の知り合いに足止め食らっちゃって」
「連絡ひとつでもくれたらよかったのに」
「連絡できる雰囲気じゃなくてさ」
「だからお団子?」
「そう、そしたらあかりがいた」
「お団子いっぱいだね」
「おまけしてもらっちゃったからね」
「夜ご飯はどうする?」
「オムライスでも食べに行こうか」
「作るのは?」
「いいねぇ」
「あ、たまごない」
「お肉もないから買って帰ろ」
なんて連絡が来たのに一向に帰ってくる気配がない。お揃いのスリッパが玄関にぽつんと寂しそうにしてる。
まだ帰ってくる気配がなくて、お揃いのスリッパを並べる。
少しお散歩したっていいよね、と、外に出る。ぽかぽかしていてお散歩日和。早く帰ってくる小学生が、ランドセルを揺らしながら元気に走っている。
「おばちゃん、お団子ふたつ」
少し小道に入ったところ。大きいお団子が売りの和菓子屋さん。
「今日は一人なのかい?」
「そうなんよ、だからお散歩ついでに」
「したら、一本おまけ」
そう言われ、お茶と一緒におばちゃんの話し相手に。元気な声が響く通学路からは少し離れて、風が木々を揺らす音が耳をくすぐる。
最後の連絡から二時間弱。流石にこんなに蔑ろにされて寂しさが勝つ。二人して休みだったから、ゆっくりお散歩してご飯食べてお昼寝でもしようと思ってたのに。
「ひなのちゃんからはそれ以降何もないのかい?」
「なーんもない、夜ご飯もいるのかいらないのか分からなくなちゃった」
「おばちゃんごめん!お団子ふたつ!」
「あら、お迎えが来たよ」
「あ、あかり!?ごめん、っ、!」
「ほら、お団子ね」
「おばちゃんありがと」
「なの、なんで遅かったん」
「高校の時の知り合いに足止め食らっちゃって」
「連絡ひとつでもくれたらよかったのに」
「連絡できる雰囲気じゃなくてさ」
「だからお団子?」
「そう、そしたらあかりがいた」
「お団子いっぱいだね」
「おまけしてもらっちゃったからね」
「夜ご飯はどうする?」
「オムライスでも食べに行こうか」
「作るのは?」
「いいねぇ」
「あ、たまごない」
「お肉もないから買って帰ろ」
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