松本×中川
夢小説設定
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どれだけ進んだって、真っ暗闇で。必死に生きていくだけが生きがい、生きがいと言っていいのか分からない。ただ真っ直ぐ進む為に必死なだけ。周りから見れば、蛇行しているようにしか見えないと思う。
クラスの真ん中で輝いている人とは違う。陰に隠れて、二度と光源にはなることはない。私はそんな人間なんだと。きっと私に目を向ける人なんていない。というより、いないで欲しい、。
「さっむ、」
寒い河川敷を歩く。朝には早すぎて、夜には遅すぎる。夏ならもう既に陽は登っているし、冬ならまだ月がいる。
春は中途半端。
私も中途半端。
朝露で濡れて落ちた花弁が、これでもかと靴底に張り付く。これ、想像以上に嫌なんだよ。玄関に張り付くから。
「わこ、?」
「、ちー?」
「何してるのこんな時間に」
「おさんぽ」
「こんな時間に散歩なんてしてたら、風邪ひいちゃうよ?」
「ちーこそ、こんな時間に何してるの」
「えっと、おさんぽ、?」
違う。私は散歩。智尋は家から逃げてきた、いや、追い出された。
「ねぇ、今日学校休んじゃおっか」
「え?」
「私たちが休んだって、誰も気付かないよ」
「でも、なにするの?」
「何もしない」
「、、なにもしない、?」
「そう。お昼まで寝て、遠くまで行こう」
「でも、」
「強制はしないよ?でも、ちーだって楽しいことしていいんだよ?悪い子になってもいいんだよ?」
「わことなら」
「じゃあ、決定」
結局のところ、私は一人暮らしだから。こんな時間に外にいたって、帰ったって怒られない。
口をぎゅっと閉じて、私を見ないでと言わんほどに教室で影を潜める智尋を見た時。どこか似ていると思った。勝手に似ていると。
でも、この子の陰はつくられたもの。キラキラ輝いているのがお似合いだろうに。
だから、私はこの子の光になってやると。
つくりものの光は、いつぱちんと切れるか分からないけど。
クラスの真ん中で輝いている人とは違う。陰に隠れて、二度と光源にはなることはない。私はそんな人間なんだと。きっと私に目を向ける人なんていない。というより、いないで欲しい、。
「さっむ、」
寒い河川敷を歩く。朝には早すぎて、夜には遅すぎる。夏ならもう既に陽は登っているし、冬ならまだ月がいる。
春は中途半端。
私も中途半端。
朝露で濡れて落ちた花弁が、これでもかと靴底に張り付く。これ、想像以上に嫌なんだよ。玄関に張り付くから。
「わこ、?」
「、ちー?」
「何してるのこんな時間に」
「おさんぽ」
「こんな時間に散歩なんてしてたら、風邪ひいちゃうよ?」
「ちーこそ、こんな時間に何してるの」
「えっと、おさんぽ、?」
違う。私は散歩。智尋は家から逃げてきた、いや、追い出された。
「ねぇ、今日学校休んじゃおっか」
「え?」
「私たちが休んだって、誰も気付かないよ」
「でも、なにするの?」
「何もしない」
「、、なにもしない、?」
「そう。お昼まで寝て、遠くまで行こう」
「でも、」
「強制はしないよ?でも、ちーだって楽しいことしていいんだよ?悪い子になってもいいんだよ?」
「わことなら」
「じゃあ、決定」
結局のところ、私は一人暮らしだから。こんな時間に外にいたって、帰ったって怒られない。
口をぎゅっと閉じて、私を見ないでと言わんほどに教室で影を潜める智尋を見た時。どこか似ていると思った。勝手に似ていると。
でも、この子の陰はつくられたもの。キラキラ輝いているのがお似合いだろうに。
だから、私はこの子の光になってやると。
つくりものの光は、いつぱちんと切れるか分からないけど。
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