的野×向井
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夏祭り。集合時間に来ず、やけに遅いと思えば、かぽかぽ音を立てて浴衣で登場した純葉。茜色の浴衣に身を包んだ純葉は、薄ら頬を紅く染め、「、、似合っとる…?」とひとこと。ここで似合ってると一言だけ言えばいいのに、その言葉が出ない。ぎこちなく頷くだけ。
お互い両思いなのは分かってる。だけど、いちばん仲のいい親友というポジションを失いたくなくて。恋じゃないと何度も自分に言い聞かせていた。
これが最後のチャンスなのも、思いを伝えずに過ごした未来が後悔で埋まりきっていることも分かっている。
友達以上恋人未満の境界線を超えるのは今しかない。
ふと立ち止まって、少し先を歩く純葉の背中。緩く巻かれ纏められた髪の毛。揺れるポニーテールから覗く少し汗ばんだ項。その白い肌を少しでも長く目に焼き付けたかった。
「みお、何止まってるん?そろそろ花火始まるよ?」
「あっ、うん。今行く」
少し前を歩いていた純葉に追いつく。「はぐれちゃ嫌やから」と恋人繋ぎでぎゅっと握られた手。いつもより距離が近くて、緊張が伝わってなければいいけど。ふわっと香る香水はいつもと違う香りで、いくら私が鈍感だとはいえ、これだけは分かる。
あれ、純葉ってこんなに可愛かったっけ。
「純葉、」
「なぁに、みお」
「今日可愛いね」
「なに急に怖い」
「あ、いや、伝えたくなって」
「ふーん、そっか、、伝えたいのはそれだけ?」
「!?」
「他に言うことないの?」
「…ある」
「純葉のこと好きだった。今も。だから、この先もずっと純葉の隣にいさせてくれませんか?」
「…遅い、言うのが」
「ごめん…」
「もちろんずっといとの隣にいてくれんと困る」
ぎゅっと繋がれていた手はいつの間にか解かれ、代わりに純葉が抱きつく。顔を真っ赤にして、「こっち見ないで」と言う純葉が愛おしすぎて。抱きしめる力を強める。
高校生最後の夏。もう何年両片思いしていたか分からない私たちはようやく結ばれた。
「来年はみおも浴衣ね」
「…分かった」
お互い両思いなのは分かってる。だけど、いちばん仲のいい親友というポジションを失いたくなくて。恋じゃないと何度も自分に言い聞かせていた。
これが最後のチャンスなのも、思いを伝えずに過ごした未来が後悔で埋まりきっていることも分かっている。
友達以上恋人未満の境界線を超えるのは今しかない。
ふと立ち止まって、少し先を歩く純葉の背中。緩く巻かれ纏められた髪の毛。揺れるポニーテールから覗く少し汗ばんだ項。その白い肌を少しでも長く目に焼き付けたかった。
「みお、何止まってるん?そろそろ花火始まるよ?」
「あっ、うん。今行く」
少し前を歩いていた純葉に追いつく。「はぐれちゃ嫌やから」と恋人繋ぎでぎゅっと握られた手。いつもより距離が近くて、緊張が伝わってなければいいけど。ふわっと香る香水はいつもと違う香りで、いくら私が鈍感だとはいえ、これだけは分かる。
あれ、純葉ってこんなに可愛かったっけ。
「純葉、」
「なぁに、みお」
「今日可愛いね」
「なに急に怖い」
「あ、いや、伝えたくなって」
「ふーん、そっか、、伝えたいのはそれだけ?」
「!?」
「他に言うことないの?」
「…ある」
「純葉のこと好きだった。今も。だから、この先もずっと純葉の隣にいさせてくれませんか?」
「…遅い、言うのが」
「ごめん…」
「もちろんずっといとの隣にいてくれんと困る」
ぎゅっと繋がれていた手はいつの間にか解かれ、代わりに純葉が抱きつく。顔を真っ赤にして、「こっち見ないで」と言う純葉が愛おしすぎて。抱きしめる力を強める。
高校生最後の夏。もう何年両片思いしていたか分からない私たちはようやく結ばれた。
「来年はみおも浴衣ね」
「…分かった」
