的野×向井
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あちぃー」
とか言って棒アイス咥えながらTシャツをバタバタする純葉。夏休みだからって幼なじみだからって他人の家に入り浸ってるコイツは人の気も知らんで片手間に宿題に取り掛かってる。
純葉は床に座ってローテーブルで宿題を、俺は自分の勉強机で。見られないことをいいことに、純葉の一挙手一投足を絵に起こす。ノートの端っこだけど、少しづつ増えていく純葉の絵。笑った顔も困ってる顔も、妖艶な顔も。今も棒アイス咥えてんのがえろすぎて。目のやり場に困るけど、その表情を取りこぼしたくなくて鉛筆を滑らす。
「なぁみお、なに描いとるん?」
「…!っえ、あっ、これはっ…」
「もしかしてボクのこと描いてた?」
「かいてた」
「うまいね」
「キモくないのかよ、幼なじみのことこんなに描いてて」
「キモい…?どうして?」
「お前は誰彼構わずにそんなこと言うのかよ…」
「何拗ねてんの」
「だからぁっ!」
「んー、みおだからいいかなって」
くっそ。コイツといると調子が狂う。美青だからいいってなんだよ。俺だからいいって。こっちがお前に抱いてる気持ちなんて知りもしないで。
「みおだからいいっていうか、みおじゃないとやだ」
「は?」
「ボクはずっとみおのこと好きだって伝えてたはずなんだけど、届いてなかった?」
「え?」
「ずっと幼なじみから抜け出したかったのに」
「だからさ、付き合ってくんない?」
そう言って俯いた純葉の耳は真っ赤で。多分俺は池に住んでる鯉みたいに口をパクパクしか出来てないはずで。
声が出ないのがこんなにも煩わしいのかと、純葉をグッと抱きしめる。
「俺も純葉のこと好き、ずっと好きだった」
「ひひっ、知っとる」
17年目の夏。幼なじみから恋人になった夏。
とか言って棒アイス咥えながらTシャツをバタバタする純葉。夏休みだからって幼なじみだからって他人の家に入り浸ってるコイツは人の気も知らんで片手間に宿題に取り掛かってる。
純葉は床に座ってローテーブルで宿題を、俺は自分の勉強机で。見られないことをいいことに、純葉の一挙手一投足を絵に起こす。ノートの端っこだけど、少しづつ増えていく純葉の絵。笑った顔も困ってる顔も、妖艶な顔も。今も棒アイス咥えてんのがえろすぎて。目のやり場に困るけど、その表情を取りこぼしたくなくて鉛筆を滑らす。
「なぁみお、なに描いとるん?」
「…!っえ、あっ、これはっ…」
「もしかしてボクのこと描いてた?」
「かいてた」
「うまいね」
「キモくないのかよ、幼なじみのことこんなに描いてて」
「キモい…?どうして?」
「お前は誰彼構わずにそんなこと言うのかよ…」
「何拗ねてんの」
「だからぁっ!」
「んー、みおだからいいかなって」
くっそ。コイツといると調子が狂う。美青だからいいってなんだよ。俺だからいいって。こっちがお前に抱いてる気持ちなんて知りもしないで。
「みおだからいいっていうか、みおじゃないとやだ」
「は?」
「ボクはずっとみおのこと好きだって伝えてたはずなんだけど、届いてなかった?」
「え?」
「ずっと幼なじみから抜け出したかったのに」
「だからさ、付き合ってくんない?」
そう言って俯いた純葉の耳は真っ赤で。多分俺は池に住んでる鯉みたいに口をパクパクしか出来てないはずで。
声が出ないのがこんなにも煩わしいのかと、純葉をグッと抱きしめる。
「俺も純葉のこと好き、ずっと好きだった」
「ひひっ、知っとる」
17年目の夏。幼なじみから恋人になった夏。
