的野×向井
夢小説設定
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「月が綺麗ですね」
なんて、ただ単純に綺麗だったから声に出してしまった。
人が疎らになり、乗ってるのは私とキミだけ。車窓から見える月があまりにも綺麗で。
月を覆う雲は隠すことなく黄金色に染まって
唐突に海へ行きたいと言った純葉の願いを叶えるために。放課後、電車に飛び乗って夕暮れ時の海に来た。
夏真っ只中といえど、夕方の海は冷たい。足先から徐々に奪われる体温と、ぬるく吹く風が気持ち悪いけれど。
「みてー!綺麗な貝殻!」
キラキラした目と眩しい笑顔は、昔から変わってなくて。思わず好きと口を滑らせてしまう。
「もっと伝えてくれていいんだよ?」
いたずらに笑う純葉の笑顔は、ずっと変わらなくて。
毎回この笑顔に恋してる。
きっと飽きることはないだろうし、飽きた頃には生きてない。
風がもっと強く冷たくなって、そろそろ帰ろうかと。少し高くなった波に純葉が攫われてしまわないように、ぎゅっと手を繋ぐ。
「みおの手、あったかいね」
「動いたからね」
「みお、あっちまで競走ね、負けた方は…」
その先は聞き取らなくても。
きっと、私が負けてしまうから。
私からキスするから。
なんて、ただ単純に綺麗だったから声に出してしまった。
人が疎らになり、乗ってるのは私とキミだけ。車窓から見える月があまりにも綺麗で。
月を覆う雲は隠すことなく黄金色に染まって
唐突に海へ行きたいと言った純葉の願いを叶えるために。放課後、電車に飛び乗って夕暮れ時の海に来た。
夏真っ只中といえど、夕方の海は冷たい。足先から徐々に奪われる体温と、ぬるく吹く風が気持ち悪いけれど。
「みてー!綺麗な貝殻!」
キラキラした目と眩しい笑顔は、昔から変わってなくて。思わず好きと口を滑らせてしまう。
「もっと伝えてくれていいんだよ?」
いたずらに笑う純葉の笑顔は、ずっと変わらなくて。
毎回この笑顔に恋してる。
きっと飽きることはないだろうし、飽きた頃には生きてない。
風がもっと強く冷たくなって、そろそろ帰ろうかと。少し高くなった波に純葉が攫われてしまわないように、ぎゅっと手を繋ぐ。
「みおの手、あったかいね」
「動いたからね」
「みお、あっちまで競走ね、負けた方は…」
その先は聞き取らなくても。
きっと、私が負けてしまうから。
私からキスするから。
