的野×向井
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今年もじりじりと汗が滲む季節がやってきた。
夏服期間になり、君は夏服、私はブレザーを脱いだだけ。
隣の君は半袖のワイシャツと開いた第一ボタン。暑いからと纏められた髪はポニーテールになって、首筋が顕になる。
だから、夏場はお預けなんてのは慣れている。
まぁ、痕を付けなければいいだけなんだけどね。
「なんで朝から暑いのー」
不満気な声を漏らす君は、真正面からハンディーファンで風を一身に受けている。その風すら熱いらしく、「なんなんこれ!」と諦めていた。その挙動ひとつひとつが可愛い。
あっ、笑った。
目が線になって、口を大きく開けて。私が好きな笑い方。太陽みたいで、いや、太陽より眩しくて。
遠くに見える逃げ道みたいであって欲しいほどに、夢であって欲しいほどに幸せで。
でも、消えたらまた欲しくなって腕を伸ばしてしまう。
「みーお!ほら、行くよ!」
「あ、うん!」
そっと伸ばした腕は、いつの間にか恋人繋ぎで取られ、いつもの通学路を走る。
人が増える交差点の少し前。急に止まって、抱きしめてしまう。
「ちょっ、急に止まらないで…ッ、」
「んふふ、なんかして欲しそうな顔しとったから」
「…恥ず」
「ええよ、いとはだけが知ってればいいからその顔」
「うぅ、ずるいよいとちゃん」
「ほら、行くよ?」
「うん」
少し前を歩く純葉のポニーテールがゆらゆら揺れて。鼻歌なんか歌っちゃって。
これが毎日見れるなら、暑くて嫌いな夏も好きになれるのかもしれない。
夏服期間になり、君は夏服、私はブレザーを脱いだだけ。
隣の君は半袖のワイシャツと開いた第一ボタン。暑いからと纏められた髪はポニーテールになって、首筋が顕になる。
だから、夏場はお預けなんてのは慣れている。
まぁ、痕を付けなければいいだけなんだけどね。
「なんで朝から暑いのー」
不満気な声を漏らす君は、真正面からハンディーファンで風を一身に受けている。その風すら熱いらしく、「なんなんこれ!」と諦めていた。その挙動ひとつひとつが可愛い。
あっ、笑った。
目が線になって、口を大きく開けて。私が好きな笑い方。太陽みたいで、いや、太陽より眩しくて。
遠くに見える逃げ道みたいであって欲しいほどに、夢であって欲しいほどに幸せで。
でも、消えたらまた欲しくなって腕を伸ばしてしまう。
「みーお!ほら、行くよ!」
「あ、うん!」
そっと伸ばした腕は、いつの間にか恋人繋ぎで取られ、いつもの通学路を走る。
人が増える交差点の少し前。急に止まって、抱きしめてしまう。
「ちょっ、急に止まらないで…ッ、」
「んふふ、なんかして欲しそうな顔しとったから」
「…恥ず」
「ええよ、いとはだけが知ってればいいからその顔」
「うぅ、ずるいよいとちゃん」
「ほら、行くよ?」
「うん」
少し前を歩く純葉のポニーテールがゆらゆら揺れて。鼻歌なんか歌っちゃって。
これが毎日見れるなら、暑くて嫌いな夏も好きになれるのかもしれない。
