的野×向井
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夏休み明け初日。クラスメイトは夏休み中に遊びまくったのか、男女問わずに焼けてる子が多い。それに比べて、私の隣でぐでぐでになってる子は真っ白なまんま。確か、外に出た報告が来たの三回くらい。内二回は私と海に行った時と夏祭りに行った時。アウトドアな純葉にしては珍しい。
「純葉、真っ白だね」
「みおもそんなに白さ変わらんやん」
「ちょっと焼けたよ」
「そんなに焼けとらん、白すぎる」
始業式、小さい声でそんな言い合いをしていたおかげで、ただ時間は過ぎていく。始業式恒例の長すぎるだけの校長の話を聞く。この時は特に、純葉と身長が近くてよかったなって思う。
高校生最後の夏休み。いつもと何か違うことはあったかと言われると、特に何もなく、受験勉強しつつ、趣味に没頭する日々を送っていた。純葉に私から連絡を送ったのは二回。『海、行かない?』と『お祭り行こ』とだけ。かなり幼稚すぎる誘い文句である。この親友という関係から抜け出したい。でも、そんなこと思い始めてからもう五年。長すぎる片想い。海も夏祭りも、この先の関係に進みたいからという理由で誘った。でも、告白する勇気なんて私に持ち合わせていなかったけど。
そうこうしてるうちに、長い校長の話が終わり教室に戻る。始業式なおかげで、短いホームルームを終えれば放課後。純葉は人気者なので、クラスメイトから放課後出かけようなんて声をかけられている。別に友達だから、純葉が誰と出かけようと勝手なんだけど、できれば私がいい。
「みお、帰ろ」
「えっ、いいの?」
「みおは嫌なん?」
「嫌じゃない…」
「ならええやん、なんか食べて帰ろ」
「…純葉は何食べたい?」
「すし」
「おけ」
目の前で寿司を頬張る純葉はリスみたいで可愛らしい。こんな表情を特等席で見られるのもあと少しかと思うと寂しい。
「ん?いとはの顔になんか付いとる?」
「んーん、なんも付いてないよ」
「ふーん、そ。」
この片想いに蓋をして、バレないように。ずっと友達でいられるように。
「純葉、真っ白だね」
「みおもそんなに白さ変わらんやん」
「ちょっと焼けたよ」
「そんなに焼けとらん、白すぎる」
始業式、小さい声でそんな言い合いをしていたおかげで、ただ時間は過ぎていく。始業式恒例の長すぎるだけの校長の話を聞く。この時は特に、純葉と身長が近くてよかったなって思う。
高校生最後の夏休み。いつもと何か違うことはあったかと言われると、特に何もなく、受験勉強しつつ、趣味に没頭する日々を送っていた。純葉に私から連絡を送ったのは二回。『海、行かない?』と『お祭り行こ』とだけ。かなり幼稚すぎる誘い文句である。この親友という関係から抜け出したい。でも、そんなこと思い始めてからもう五年。長すぎる片想い。海も夏祭りも、この先の関係に進みたいからという理由で誘った。でも、告白する勇気なんて私に持ち合わせていなかったけど。
そうこうしてるうちに、長い校長の話が終わり教室に戻る。始業式なおかげで、短いホームルームを終えれば放課後。純葉は人気者なので、クラスメイトから放課後出かけようなんて声をかけられている。別に友達だから、純葉が誰と出かけようと勝手なんだけど、できれば私がいい。
「みお、帰ろ」
「えっ、いいの?」
「みおは嫌なん?」
「嫌じゃない…」
「ならええやん、なんか食べて帰ろ」
「…純葉は何食べたい?」
「すし」
「おけ」
目の前で寿司を頬張る純葉はリスみたいで可愛らしい。こんな表情を特等席で見られるのもあと少しかと思うと寂しい。
「ん?いとはの顔になんか付いとる?」
「んーん、なんも付いてないよ」
「ふーん、そ。」
この片想いに蓋をして、バレないように。ずっと友達でいられるように。
