的野×向井
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純葉が地元に帰るというので、ついてきた。正確には、「地元帰るけん、一緒行くよ」と半強制的。ちゃんと美青のこと紹介せんとなぁ、なんて呑気なこと言ってるけど、私は内心、心臓が飛び出そうなほど緊張している。
新幹線を降り、東京とは違う、福岡とも違うムシっとした暑さが嫌になる。
「とりあえず、宮島行かん?」
「行く」
「じゃあ行こう」
と、腕を引かれ、路面電車に乗り込む。
路面電車は何度も街並みを変える。ここで、純葉はこんないい子に育ったんだなあなんて、隣を見れば、私の方に頭を預けて眠る純葉。そうだよなぁ、最近はライブ続きでリハもあって、雑誌の撮影もかなりあって、休みなんてなかったから。
無意識なのか分からないけど、繋がれた手をにぎにぎしてるのがなんとも純葉らしい。赤ちゃんみたい。そんなこと言ったら怒られるだろうけど。
「んんぅ、みお…」
「なぁに純葉?」
「それ食べちゃだめ…」
寝言か。夢の中でも私と一緒にいるなんて幸せだな。目的地まであと数十分。私も寝てしまおうと、純葉の頭に自分の頭を預けて目を閉じた。
新幹線を降り、東京とは違う、福岡とも違うムシっとした暑さが嫌になる。
「とりあえず、宮島行かん?」
「行く」
「じゃあ行こう」
と、腕を引かれ、路面電車に乗り込む。
路面電車は何度も街並みを変える。ここで、純葉はこんないい子に育ったんだなあなんて、隣を見れば、私の方に頭を預けて眠る純葉。そうだよなぁ、最近はライブ続きでリハもあって、雑誌の撮影もかなりあって、休みなんてなかったから。
無意識なのか分からないけど、繋がれた手をにぎにぎしてるのがなんとも純葉らしい。赤ちゃんみたい。そんなこと言ったら怒られるだろうけど。
「んんぅ、みお…」
「なぁに純葉?」
「それ食べちゃだめ…」
寝言か。夢の中でも私と一緒にいるなんて幸せだな。目的地まであと数十分。私も寝てしまおうと、純葉の頭に自分の頭を預けて目を閉じた。
