中嶋×石森
夢小説設定
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夜空に浮かぶ月があまりにも綺麗で。
「吸い込まれちゃいそう」
と、隣でぽつりと呟いたのを聞き逃してしまいそうだった。
何か反応しなきゃと、とっさに笑えば、「笑わないでよ」なんて。
月を見上げる横顔も、マフラーから覗いた鼻が真っ赤なのも、私を見つめて目を細めて笑うのも、璃花の一挙手一投足すべてに惹かれて。
月も璃花も。吸い込まれちゃいそうになるのは私の方なのかもしれない。
なんて、璃花には内緒だけど。
「吸い込まれちゃいそう」
と、隣でぽつりと呟いたのを聞き逃してしまいそうだった。
何か反応しなきゃと、とっさに笑えば、「笑わないでよ」なんて。
月を見上げる横顔も、マフラーから覗いた鼻が真っ赤なのも、私を見つめて目を細めて笑うのも、璃花の一挙手一投足すべてに惹かれて。
月も璃花も。吸い込まれちゃいそうになるのは私の方なのかもしれない。
なんて、璃花には内緒だけど。
