保科宗四郎
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執務室に入るなり、私は目を丸くした。それから息を潜めて、珍しいこともあるものだとじっとあるデスクの辺りを見つめる。
そこは副隊長の席。座るのはもちろん、保科副隊長その人だ。ただ今日は、なんだかいつもと様子が違う。私は自身のブランケットを手に取り、そっと彼の席へと近付いていく。
そこあったのはデスクにうつ伏せる保科副隊長の姿。呼吸のたびにデスクに預けた身体が微かに上下している。
「保科副隊長」
小声で呼びかけるも返事はない。完全に眠っているらしい。風邪をひかないようにと持ってきたブランケットを副隊長の肩に掛けると、うーんと唸りながら彼の顔がこちらを向いた。
起こしたかと焦ったけれど、多分セーフ。その証拠にすぐにすぅすぅと規則正しい寝息が聞こえてきた。初めて見る寝顔は思ったよりも無防備であどけなくて、かわいらしい。
「お疲れ様です。保科副隊長」
さらりとした髪を思わず撫でてしまったのは完全に無意識だった。年末に実家に帰省した時、甥っ子にそうしていたのが癖になっていたのかもしれない。
ハッとして、慌てて手を引いた。成人男性、しかも上司に対して私は何てことを……。
保科副隊長がぐっすり眠っていて本当によかった。もしバレたらどうなっていたことかーー。
ぱちり。
あれ、どうして眠っているはずの保科副隊長と目が合うのだろう。ああ、そうか。きっと今このタイミングで、偶然目が覚めたに違いない。だから私がしたことは絶対にバレていないはずで。
どきどきと心臓が嫌な音を立てる中、保科副隊長は私の顔を見ながらにやりと笑った。
「寝込みを襲うなんて、君って以外と大胆なんやなぁ」
「ち、違っ!」
一体いつから起きていたのだろう。私の必死の弁明に保科副隊長はけらけらと笑うばかりで、その後もしばらく私はそのネタでいじられ続けた。
そこは副隊長の席。座るのはもちろん、保科副隊長その人だ。ただ今日は、なんだかいつもと様子が違う。私は自身のブランケットを手に取り、そっと彼の席へと近付いていく。
そこあったのはデスクにうつ伏せる保科副隊長の姿。呼吸のたびにデスクに預けた身体が微かに上下している。
「保科副隊長」
小声で呼びかけるも返事はない。完全に眠っているらしい。風邪をひかないようにと持ってきたブランケットを副隊長の肩に掛けると、うーんと唸りながら彼の顔がこちらを向いた。
起こしたかと焦ったけれど、多分セーフ。その証拠にすぐにすぅすぅと規則正しい寝息が聞こえてきた。初めて見る寝顔は思ったよりも無防備であどけなくて、かわいらしい。
「お疲れ様です。保科副隊長」
さらりとした髪を思わず撫でてしまったのは完全に無意識だった。年末に実家に帰省した時、甥っ子にそうしていたのが癖になっていたのかもしれない。
ハッとして、慌てて手を引いた。成人男性、しかも上司に対して私は何てことを……。
保科副隊長がぐっすり眠っていて本当によかった。もしバレたらどうなっていたことかーー。
ぱちり。
あれ、どうして眠っているはずの保科副隊長と目が合うのだろう。ああ、そうか。きっと今このタイミングで、偶然目が覚めたに違いない。だから私がしたことは絶対にバレていないはずで。
どきどきと心臓が嫌な音を立てる中、保科副隊長は私の顔を見ながらにやりと笑った。
「寝込みを襲うなんて、君って以外と大胆なんやなぁ」
「ち、違っ!」
一体いつから起きていたのだろう。私の必死の弁明に保科副隊長はけらけらと笑うばかりで、その後もしばらく私はそのネタでいじられ続けた。
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