Short Story
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「尽八っ!」
「ああ、めいなか。どうした?」
「どうした? じゃないよ! ほら!」
紙袋を勢いに任せて彼の胸に押し付ける。中には、今日の為に何度も練習した、カップケーキが入っている。
「誕生日おめでとう!」
「……!覚えていてくれたのか」
「あ、当たり前だよ! だって、か、彼氏の、誕生日だもん。むしろ、忘れると思うの?」
「いや、すまない……ありがとう、オレは今もしかすると世界で一番の幸せ者かもしれんな」
少し照れたように笑う尽八は、本当に嬉しそうで、こっちまでつられて笑顔になる。
「それとね、もうひとつ……」
「更にまた何かあるのか?」
目を大きく開いた彼に、目をぎゅっと閉じて、少し背伸びして、……唇を奪った。
「!?」
頬を赤く染めてらしくもなくあたふたしている尽八をみて、してやったりと私は微笑んだ。
happy birthday!8/8
「ああ、めいなか。どうした?」
「どうした? じゃないよ! ほら!」
紙袋を勢いに任せて彼の胸に押し付ける。中には、今日の為に何度も練習した、カップケーキが入っている。
「誕生日おめでとう!」
「……!覚えていてくれたのか」
「あ、当たり前だよ! だって、か、彼氏の、誕生日だもん。むしろ、忘れると思うの?」
「いや、すまない……ありがとう、オレは今もしかすると世界で一番の幸せ者かもしれんな」
少し照れたように笑う尽八は、本当に嬉しそうで、こっちまでつられて笑顔になる。
「それとね、もうひとつ……」
「更にまた何かあるのか?」
目を大きく開いた彼に、目をぎゅっと閉じて、少し背伸びして、……唇を奪った。
「!?」
頬を赤く染めてらしくもなくあたふたしている尽八をみて、してやったりと私は微笑んだ。
happy birthday!8/8