NANA夢小説
今日は淳ちゃんちに来ている、聞きたいことがあるからだ。二人は多分知っているはず。
章司がこの頃なかなか会ってくれないことも、会っても上の空なことも、携帯を頻繁に気にすることも、家に呼んでくれなくなったことに、この原因を知っているはずだ。
『ねえ、章司のことなんだけど、二人は何かしらない?違うな、知っているよね教えてほしいの』
私は重たい口を開け、少しトーンを低くして淳ちゃんと京介に聞いた。
「奈々、私たちの口からは何も言えない。章司も奈々も大切だから。ごめんね。
ただ一つだけ、あんたは何も悪くないよ。今回のことに関しては全部章司が悪い」
「俺も同意見だ。もう4人で会うことはなくなるだろうけど…しょうがねえ、あいつはそれだけのことをした。」
二人の言葉を聞いて疑惑が確信へと変わった。二人には今日話したこと章司には秘密にするようお願いして707号室に私は帰宅した。
この頃、良いことが立て続けに起きた。
シン君がバンドのメンバーに加入し、ヤスもバンドメンバーに参加するため上京してくれた。初ライブも決まった。
うれしい事がいっぱいあった、でも良いことは続かないみたいだ…私から別れるしかない。裏切りを許せるほど私は大人ではないし、もう一緒にはいられない。
好きだけど、許せない。
私は、今日関係を終わらせに、章司のバイト先行くことにした。
『ナナ、私ちょっとでかけてくるね。泣いて帰ってくる思うけど、がんばったねって慰めてね』
「そっか、何があったか知らないけど。愚痴ならいくらでも聞くから頑張ってきな」
『うん、ありがとう。行ってきます。』
◇章司のバイト先
「いらっしゃいませーって奈々!どうしたんだよ急に」
『章司の顔が見たくて来ちゃった。あの窓側の席空いてるね。あそこいい?』一瞬章司の目が動いた先にした。その先にいるのがきっと浮気相手だ。
「あーーいいぞ」
章司の顔に焦りが出ている…最悪な気分。
「奈々、本当にどうしたんだよ。来るなら連絡しろよ!」
『うんごめんね。でもどうしてもバイト姿を見たくて来ちゃった。注文決まっているから言っちゃうね』
章司は注文聞き、キッチンに戻っていった。
その後、水を配りに来たのが彼女だった。私の横を通るとき震えている、なんか心配になる…浮気相手を心配してる自分にちょっと笑えてくる
そんなこと考えていると、彼女が食器を落としケガをしている、なんだか見ていられなくてケガしている指にハンカチを巻いてしまった。
『このハンカチ捨てて大丈夫です。お大事になさってください。』そんなこと言って、すぐに去った。あまり正面に立ちたくなくて嫌な態度ったかもしれない。
章司が料理を持ってきた。すごく暗い顔で「話がある家で待っててくれないか」と言ってきたから私も「私も話があるから来たの」と返した。
ただ家で待つつもりはない。早く終わらせて707号室に帰りたい。
私は店を出て裏口の方で章司を待っていた。二人は出てきた、何か言い合ってる。
『章司、二人で話しましょう。こっちに来て。貴方はそこにいて逃げないでね』
「奈々、俺」何かを言いかけた章司に私は力強く平手うちを食らわせた。
『言い訳はいらない。私は今日あなたにさようならを言いに来たの。謝罪もいらない許せないから。ただ一つ、2年間ありがとう幸せになってね』
浮気相手の前にも立ち
『章司は優しい人なの、大切にしてください』と言って頭を下げてから、帰路についた。帰り道涙が止まらなかった、悲しいくて、みじめだけどすっきりもしていた。
707号室についた私をナナが抱きしめてくれた。暖かくてよく眠れた。
次の日は、病人のように動けなくて、何度も章司のことを夢に見たけど目を開けたら現実で涙が出てきた。何回か繰り返してると突然トラネスのレンが出てきた、なんで?ポスター貼ってるから?いきなり出てきてびっくりして涙も吹っ飛んだよ!
◇
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
誰か来ている。出なきゃ!!
『はーいはーいはーい』
「奈々生きてる!!よかった~、携帯つながらなくて心配したよ」
『うん、ごめんね。もう大丈夫、体調も良くなったし、死ぬほどではないよ。章司から連絡でもきた?」
「そうだよ。奈々を見に行ってくれってさ、ちゃんと謝やまりたいんだとさ』
『別れた彼女にも優しいのか…。じゃあ章司に言っといて、もう会うつもりはないって』
私は、昨日で終わりにしたのだこれ以上心を揺らしたくない
「了解。伝えとくよ」
『淳ちゃん、私ね最後まで職業のこと話せなかったの、私なんで最後まで話せなかったのかな…。ナナには話せたのにね』
その後も淳ちゃんは私の愚痴をずっと聞いてくれた。
淳ちゃんが帰った後、何もする気が起きなくてナナが帰ってきてるのさえ気づかなかった。
「ただいまー、電気くらいつけろよ。辛気くせいにも程があるぞ。」
『お帰りナナ、ごめんね気づかなかった、晩御飯も作ってないし。』
「そんなことだろうと、弁当かってきた。食おーぜ」
『うん。ありがとう。』
ナナが優しい、ちょっとした気遣いに心が暖められる。せめてお茶だけでも入れないと思って立ち上がり、キッチンへ向かう。
「おい、ハチ。花井フミってやつからお前宛に手紙来てたぜ。」
ナナから手紙を受け取り、中身を確認してみる。中には手紙と何かのチケットだ。
手紙の内容は
「響へ 仕事の都合でトラネスのライブに行けなくなったから、2枚あるから同居人と一緒に代わりに行ってきて感想聞かせてね。場所はガイアホールよ、ついでに実家に顔出しに行ってきなさい。」てことだった。
「ハチ、中身なんだった?」
『うーんとね、トラネスのライブチケット。行けなくなったから、ナナと一緒にどうぞだって。一緒に行こうよ。』
「考えとくよ。」
章司がこの頃なかなか会ってくれないことも、会っても上の空なことも、携帯を頻繁に気にすることも、家に呼んでくれなくなったことに、この原因を知っているはずだ。
『ねえ、章司のことなんだけど、二人は何かしらない?違うな、知っているよね教えてほしいの』
私は重たい口を開け、少しトーンを低くして淳ちゃんと京介に聞いた。
「奈々、私たちの口からは何も言えない。章司も奈々も大切だから。ごめんね。
ただ一つだけ、あんたは何も悪くないよ。今回のことに関しては全部章司が悪い」
「俺も同意見だ。もう4人で会うことはなくなるだろうけど…しょうがねえ、あいつはそれだけのことをした。」
二人の言葉を聞いて疑惑が確信へと変わった。二人には今日話したこと章司には秘密にするようお願いして707号室に私は帰宅した。
この頃、良いことが立て続けに起きた。
シン君がバンドのメンバーに加入し、ヤスもバンドメンバーに参加するため上京してくれた。初ライブも決まった。
うれしい事がいっぱいあった、でも良いことは続かないみたいだ…私から別れるしかない。裏切りを許せるほど私は大人ではないし、もう一緒にはいられない。
好きだけど、許せない。
私は、今日関係を終わらせに、章司のバイト先行くことにした。
『ナナ、私ちょっとでかけてくるね。泣いて帰ってくる思うけど、がんばったねって慰めてね』
「そっか、何があったか知らないけど。愚痴ならいくらでも聞くから頑張ってきな」
『うん、ありがとう。行ってきます。』
◇章司のバイト先
「いらっしゃいませーって奈々!どうしたんだよ急に」
『章司の顔が見たくて来ちゃった。あの窓側の席空いてるね。あそこいい?』一瞬章司の目が動いた先にした。その先にいるのがきっと浮気相手だ。
「あーーいいぞ」
章司の顔に焦りが出ている…最悪な気分。
「奈々、本当にどうしたんだよ。来るなら連絡しろよ!」
『うんごめんね。でもどうしてもバイト姿を見たくて来ちゃった。注文決まっているから言っちゃうね』
章司は注文聞き、キッチンに戻っていった。
その後、水を配りに来たのが彼女だった。私の横を通るとき震えている、なんか心配になる…浮気相手を心配してる自分にちょっと笑えてくる
そんなこと考えていると、彼女が食器を落としケガをしている、なんだか見ていられなくてケガしている指にハンカチを巻いてしまった。
『このハンカチ捨てて大丈夫です。お大事になさってください。』そんなこと言って、すぐに去った。あまり正面に立ちたくなくて嫌な態度ったかもしれない。
章司が料理を持ってきた。すごく暗い顔で「話がある家で待っててくれないか」と言ってきたから私も「私も話があるから来たの」と返した。
ただ家で待つつもりはない。早く終わらせて707号室に帰りたい。
私は店を出て裏口の方で章司を待っていた。二人は出てきた、何か言い合ってる。
『章司、二人で話しましょう。こっちに来て。貴方はそこにいて逃げないでね』
「奈々、俺」何かを言いかけた章司に私は力強く平手うちを食らわせた。
『言い訳はいらない。私は今日あなたにさようならを言いに来たの。謝罪もいらない許せないから。ただ一つ、2年間ありがとう幸せになってね』
浮気相手の前にも立ち
『章司は優しい人なの、大切にしてください』と言って頭を下げてから、帰路についた。帰り道涙が止まらなかった、悲しいくて、みじめだけどすっきりもしていた。
707号室についた私をナナが抱きしめてくれた。暖かくてよく眠れた。
次の日は、病人のように動けなくて、何度も章司のことを夢に見たけど目を開けたら現実で涙が出てきた。何回か繰り返してると突然トラネスのレンが出てきた、なんで?ポスター貼ってるから?いきなり出てきてびっくりして涙も吹っ飛んだよ!
◇
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
誰か来ている。出なきゃ!!
『はーいはーいはーい』
「奈々生きてる!!よかった~、携帯つながらなくて心配したよ」
『うん、ごめんね。もう大丈夫、体調も良くなったし、死ぬほどではないよ。章司から連絡でもきた?」
「そうだよ。奈々を見に行ってくれってさ、ちゃんと謝やまりたいんだとさ』
『別れた彼女にも優しいのか…。じゃあ章司に言っといて、もう会うつもりはないって』
私は、昨日で終わりにしたのだこれ以上心を揺らしたくない
「了解。伝えとくよ」
『淳ちゃん、私ね最後まで職業のこと話せなかったの、私なんで最後まで話せなかったのかな…。ナナには話せたのにね』
その後も淳ちゃんは私の愚痴をずっと聞いてくれた。
淳ちゃんが帰った後、何もする気が起きなくてナナが帰ってきてるのさえ気づかなかった。
「ただいまー、電気くらいつけろよ。辛気くせいにも程があるぞ。」
『お帰りナナ、ごめんね気づかなかった、晩御飯も作ってないし。』
「そんなことだろうと、弁当かってきた。食おーぜ」
『うん。ありがとう。』
ナナが優しい、ちょっとした気遣いに心が暖められる。せめてお茶だけでも入れないと思って立ち上がり、キッチンへ向かう。
「おい、ハチ。花井フミってやつからお前宛に手紙来てたぜ。」
ナナから手紙を受け取り、中身を確認してみる。中には手紙と何かのチケットだ。
手紙の内容は
「響へ 仕事の都合でトラネスのライブに行けなくなったから、2枚あるから同居人と一緒に代わりに行ってきて感想聞かせてね。場所はガイアホールよ、ついでに実家に顔出しに行ってきなさい。」てことだった。
「ハチ、中身なんだった?」
『うーんとね、トラネスのライブチケット。行けなくなったから、ナナと一緒にどうぞだって。一緒に行こうよ。』
「考えとくよ。」
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