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NANA夢小説

ノブにはナナの部屋で寝てもらうことになった。今夜はナナは私の部屋でお泊りだ。

『ナナ、もう寝っちゃた?』
「…うん。」
『ふふふ、なんかドキドキするね』
「早く寝な」
『はーい、おやすみナナ』

◇ジャクソン

『お待たせしました章司」
「おれも、今来たとこ」

バーガーを食べながら昨日の出来事を章司に話した。

「へーー歌で飯が食えるようになりたいってか。夢がでけぇな」
『でしょ、ナナの歌がすっごくてきっと人気が出ると思うんだよね。そうだ今日夜空いてる?章司にもナナの歌聞いてほしいな~』
「ごめん今日は無理。夜中までバイトなんだ。大学が始まる前に稼いどかないといけないからさ」
『そっか、今回はしょうがないね。今度いつ会えそう?この頃会えてかったし、久しぶりに二人でゆっくり過ごしたいな』
「だいぶ先になるは、バイト詰め込んでて。空いたら連絡するわ」

ちょっと気まずい雰囲気が二人の間に流れた。この頃、章司全然会えてない。バイトが忙しいのはわかるけど寂しい、でもこんなこと言ったら困らせるってわかってるから言えない…。でも、章司と少しでも一緒に過ごしたいのは変わらないし、どうしたらいいんだろう?
そんなことを自室で考えていたらナナが帰ってきた音がした。

『おかえり、ナナ』
「ただいま、ハチ。ビックニュースだベースが見つかったぞ!」
『えっ!もう早くない。』
「正式ではないがな、これからスタジオ借りて試しに合わせてみることになった。ハチも来るか?」
『うん行きたい』

憂鬱だった気分が吹き飛んだ。新しい子は岡崎真一君、美少年でちょっと訳ありみたい。でも演奏はすごかった、いきなりナナ達と合わせることができていた。
演奏が終了した。ナナがシン君を見ながら一言

「尊敬するギタリストは?」
「本城蓮!!」シン君が元気に答えた。

ナナとノブ君に沈黙が落ちる。

『あれって?レンってギターじょあないの?この頃聞き始めたんだけど』
「レンはベースも弾けるんですよ」
『そうなんだ。多才だねー』
「僕はトラネスのファンというよりレン個人のファンなんです!」

そんな話をしているとナナが

「なるほどね。どーり似てると思ったわけだ。あんたのベース歌いやすいよ。
あんたとは仲良くやっていけそうだ、うちのバンド入ってくれる?」
「はい、喜んで!僕もナナさんとノブさんと一緒にバンドやりたいです。」
「ただし、条件がある。シン、レンを超えてね」
「はい!もちろんそのつもりです。」

シン君は正式に加入が決まった。
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