ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー池袋西口三番街路地裏ー
長髪の男「ふんふんふんん~♪」
拳二「……」
羅漢「……」
長髪の男「ふふん♪ふんふんふふふん♪」
拳二「……」
羅漢「……」
長髪の男「ふーんふふんふんふん♪」
ササっ…
拳二「あれ…?」
羅漢「……」
長髪の男「アンタら……なんで、ひとの後つけてるんだ?」
拳二「っと……気づかれてたか。」
長髪の男「ずっとな。もしかして、俺のファン?悪いけどサインはお断りだぞ。今日はオフだからな」
拳二「いらんわ」
羅漢「兄ちゃん。いい動きだったな。一瞬で腕へし折るなんざ。トーシロって訳でも無いんだろ」
長髪の男「はは、どうだろうな。なに、立ち会い希望系?」
羅漢「拳二よぉ、こんなこともあるんだなぁ。喧嘩をしてぇと街に出てみりゃ……。こんな男前が喧嘩を買ってくれるとよ。」
長髪の男「どぉーも。」
羅漢「名前はなんでぇ」
長髪の男「あー……聞いちゃう?いいけど、俺の名前聞いて逃げたりしないでくれよ。坂神先生」
羅漢「なんだ、俺ぁの事知ってんのか」
長髪の男「ひっひひ。その巨体と拳の瘤、ハンチング(帽子)から覗く潰れた耳、空手家は一目瞭然、あとはカマかけただけだよ。」
羅漢「ほぅ……それを分かってて。喧嘩買ってくれるとは、よっぽど名のあるモノかい?」
悠(?)「俺の名前は……タカナシユウだ。」
拳二「あん?」
羅漢「……なに?」
悠(?)「その反応、名前くらいは知ってるみたいだな……。怖気づいたか?」
羅漢「……いや、知らんな。誰だ?なぁ?拳二よ」
拳二「……」
羅漢「おい?」
拳二「俺と立ち会え」
羅漢「おいおい、拳二よぉ」
悠(?)「嫌です」
拳二「いきなり喧嘩売っといて、選り好みしてんじゃねぇよ。理由は?」
悠(?)「アンタじゃ危険だ。」
拳二「決まりだな。俺がいいっちゃいいん……」
悠(?)「紛っ!」
ガシュッ!
拳二「ぐっ……(膝に蹴りっ)?!」
悠(?)「デカイだけじゃ……意味無いんだよっ!!」
ガシッ!ドゴッ!!!
拳二「んぐぁっ?!」
羅漢「……(膝を蹴り体勢を崩し、手首を掴んで背負い投げ……受け身を取らせん様に壁に叩きつけるか…。)」
悠(?)「さて、羅漢先生。お相手をしてもらいましょうか」
羅漢「お前……対峙した相手の強さくらい把握できるようになれ。」
悠(?)「なに?」
拳二「ふんっ!!」
ドギャッ!ベゴッン!!
悠(?)「ウオッ?!」
拳二「ちっ、外したか。」
悠(?)「壁打ち抜いた……しかも、ノーダメージか…?」
拳二「ちっとも効かねぇなぁ!」
悠(?)「はは……やってやる……」
プルル…
プルル…
拳二「なんだ?」
悠(?)「タイム!はい、もしもし……?えぇ…あっ、本当ですか!はいーそれはそれはいえいえ、全然大丈夫です。はい、では……しつれいします。…………っと、いうことで用事が出来た。さらばだ!」
拳二「おいコルアァ!!!」
羅漢「なんだ……アイツは…?」
拳二「知らん……っが、悠らしいぞ。」
長髪の男「ふんふんふんん~♪」
拳二「……」
羅漢「……」
長髪の男「ふふん♪ふんふんふふふん♪」
拳二「……」
羅漢「……」
長髪の男「ふーんふふんふんふん♪」
ササっ…
拳二「あれ…?」
羅漢「……」
長髪の男「アンタら……なんで、ひとの後つけてるんだ?」
拳二「っと……気づかれてたか。」
長髪の男「ずっとな。もしかして、俺のファン?悪いけどサインはお断りだぞ。今日はオフだからな」
拳二「いらんわ」
羅漢「兄ちゃん。いい動きだったな。一瞬で腕へし折るなんざ。トーシロって訳でも無いんだろ」
長髪の男「はは、どうだろうな。なに、立ち会い希望系?」
羅漢「拳二よぉ、こんなこともあるんだなぁ。喧嘩をしてぇと街に出てみりゃ……。こんな男前が喧嘩を買ってくれるとよ。」
長髪の男「どぉーも。」
羅漢「名前はなんでぇ」
長髪の男「あー……聞いちゃう?いいけど、俺の名前聞いて逃げたりしないでくれよ。坂神先生」
羅漢「なんだ、俺ぁの事知ってんのか」
長髪の男「ひっひひ。その巨体と拳の瘤、ハンチング(帽子)から覗く潰れた耳、空手家は一目瞭然、あとはカマかけただけだよ。」
羅漢「ほぅ……それを分かってて。喧嘩買ってくれるとは、よっぽど名のあるモノかい?」
悠(?)「俺の名前は……タカナシユウだ。」
拳二「あん?」
羅漢「……なに?」
悠(?)「その反応、名前くらいは知ってるみたいだな……。怖気づいたか?」
羅漢「……いや、知らんな。誰だ?なぁ?拳二よ」
拳二「……」
羅漢「おい?」
拳二「俺と立ち会え」
羅漢「おいおい、拳二よぉ」
悠(?)「嫌です」
拳二「いきなり喧嘩売っといて、選り好みしてんじゃねぇよ。理由は?」
悠(?)「アンタじゃ危険だ。」
拳二「決まりだな。俺がいいっちゃいいん……」
悠(?)「紛っ!」
ガシュッ!
拳二「ぐっ……(膝に蹴りっ)?!」
悠(?)「デカイだけじゃ……意味無いんだよっ!!」
ガシッ!ドゴッ!!!
拳二「んぐぁっ?!」
羅漢「……(膝を蹴り体勢を崩し、手首を掴んで背負い投げ……受け身を取らせん様に壁に叩きつけるか…。)」
悠(?)「さて、羅漢先生。お相手をしてもらいましょうか」
羅漢「お前……対峙した相手の強さくらい把握できるようになれ。」
悠(?)「なに?」
拳二「ふんっ!!」
ドギャッ!ベゴッン!!
悠(?)「ウオッ?!」
拳二「ちっ、外したか。」
悠(?)「壁打ち抜いた……しかも、ノーダメージか…?」
拳二「ちっとも効かねぇなぁ!」
悠(?)「はは……やってやる……」
プルル…
プルル…
拳二「なんだ?」
悠(?)「タイム!はい、もしもし……?えぇ…あっ、本当ですか!はいーそれはそれはいえいえ、全然大丈夫です。はい、では……しつれいします。…………っと、いうことで用事が出来た。さらばだ!」
拳二「おいコルアァ!!!」
羅漢「なんだ……アイツは…?」
拳二「知らん……っが、悠らしいぞ。」