ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー独の家近くの空き地ー
神姫「悠に襲われた?」
独「はい。」
釘夜「正しく言うと、タカナシユウと名乗る男にだけどな。」
独「もっと正しく言うなら、襲ったというよりこっちから嗾(けしか)けたんじゃ……」
神姫「情報を小出しにするな。ちゃんと話さなきゃ分かるものも分からないわ。」
独「えーと、帰ってると幼女が居ました。」
神姫「……」
独「っで、ふと、電柱の方に目をやると、長髪の男が息を荒げて、その幼女を見てました。俺らは注意したけど、逆ギレして投げられました。去り際にタカナシユウと名乗った。以上です」
神姫「…………男の特徴は?」
釘夜「身長は高かったな。コイツくらい」
独「俺と同じくらいだから……180オーバーかな」
神姫「……(悠の身長は確か182だったわね)」
釘夜「紛れもないロリコン野郎だった」
神姫「……(十分その気配はある)」
独「髪も長かったっす。」
釘夜「お前より前髪はちょっと短かったけど、目は隠れてたな、あと後ろ髪も長かった。」
神姫「……(貞子髪)」
独「なんかヘラヘラしててナルシー入ってた。」
釘夜「いい感じの一撃が確かにはいったが、起き上りやがった。しかも、二度目の蹴りは受け止めた。あれは確信があったんだろうな。俺の蹴りは受け止められるって、だから一撃目はガードしなかった。試しやがったんだ。威力のほどを……」
独「どうっすか?」
神姫「聞く限り……私の知る小鳥遊悠と同一人物っぽいわね。っていうか、天涯達だって悠を見たことあるんじゃないの?」
独「名前くらいは知ってますけど顔とかは全然」
神姫「服装は?」
独「緑のポロシャツに、アウターとズボンはそろいの黒。首には金の細いネックチェーン。」
神姫「……顔」
独「はい?」
神姫「顔に包帯巻いてた?包帯で無くとも、眼帯とかしてなかった?」
釘夜「いや……そんなのはしてなかったよな?」
独「あぁ、そういうのはしてなかったっす。ただ、後ろ髪は長い結ってました。三つ編みって言うか、二つ編み。」
神姫「女ではなかったのよね?」
独「100%男です」
神姫「……悠じゃないわね。少なくとも私の知っている小鳥遊悠ではね。」
独「つまり……?」
釘夜「……偽物?」
神姫「同姓同名かもね。とりあえず、変なのに関わって怪我しなくて良かったわね。」
独「うぁえ?!」
神姫「なに変な声だしてるの?頭打っておかしくなった?」
独「いや、心配してもらえると思わなくて」
神姫「天涯……だいぶ、私の事を酷いやつと思ってるみたいね」
独「え、あ、いやいや、そ、そんなことないっすよ!!」
神姫「鉄棒で懸垂五十回してきなさい。今すぐ」
独「は、はいぃっ!!」
神姫「それで、そっちのキミは?」
釘夜「良かったら混ぜてもらってもいいか?」
神姫「好きにして、やるなら天涯と同じメニューよ」
釘夜「じゃ、懸垂いってきますか」
神姫「……偽物ねぇ」
神姫「悠に襲われた?」
独「はい。」
釘夜「正しく言うと、タカナシユウと名乗る男にだけどな。」
独「もっと正しく言うなら、襲ったというよりこっちから嗾(けしか)けたんじゃ……」
神姫「情報を小出しにするな。ちゃんと話さなきゃ分かるものも分からないわ。」
独「えーと、帰ってると幼女が居ました。」
神姫「……」
独「っで、ふと、電柱の方に目をやると、長髪の男が息を荒げて、その幼女を見てました。俺らは注意したけど、逆ギレして投げられました。去り際にタカナシユウと名乗った。以上です」
神姫「…………男の特徴は?」
釘夜「身長は高かったな。コイツくらい」
独「俺と同じくらいだから……180オーバーかな」
神姫「……(悠の身長は確か182だったわね)」
釘夜「紛れもないロリコン野郎だった」
神姫「……(十分その気配はある)」
独「髪も長かったっす。」
釘夜「お前より前髪はちょっと短かったけど、目は隠れてたな、あと後ろ髪も長かった。」
神姫「……(貞子髪)」
独「なんかヘラヘラしててナルシー入ってた。」
釘夜「いい感じの一撃が確かにはいったが、起き上りやがった。しかも、二度目の蹴りは受け止めた。あれは確信があったんだろうな。俺の蹴りは受け止められるって、だから一撃目はガードしなかった。試しやがったんだ。威力のほどを……」
独「どうっすか?」
神姫「聞く限り……私の知る小鳥遊悠と同一人物っぽいわね。っていうか、天涯達だって悠を見たことあるんじゃないの?」
独「名前くらいは知ってますけど顔とかは全然」
神姫「服装は?」
独「緑のポロシャツに、アウターとズボンはそろいの黒。首には金の細いネックチェーン。」
神姫「……顔」
独「はい?」
神姫「顔に包帯巻いてた?包帯で無くとも、眼帯とかしてなかった?」
釘夜「いや……そんなのはしてなかったよな?」
独「あぁ、そういうのはしてなかったっす。ただ、後ろ髪は長い結ってました。三つ編みって言うか、二つ編み。」
神姫「女ではなかったのよね?」
独「100%男です」
神姫「……悠じゃないわね。少なくとも私の知っている小鳥遊悠ではね。」
独「つまり……?」
釘夜「……偽物?」
神姫「同姓同名かもね。とりあえず、変なのに関わって怪我しなくて良かったわね。」
独「うぁえ?!」
神姫「なに変な声だしてるの?頭打っておかしくなった?」
独「いや、心配してもらえると思わなくて」
神姫「天涯……だいぶ、私の事を酷いやつと思ってるみたいね」
独「え、あ、いやいや、そ、そんなことないっすよ!!」
神姫「鉄棒で懸垂五十回してきなさい。今すぐ」
独「は、はいぃっ!!」
神姫「それで、そっちのキミは?」
釘夜「良かったら混ぜてもらってもいいか?」
神姫「好きにして、やるなら天涯と同じメニューよ」
釘夜「じゃ、懸垂いってきますか」
神姫「……偽物ねぇ」