ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー???ー
砕「……(腹減ったなァ。ん……手も動く。視界の歪みも無い…)」
コンコン……カシャ…
匣「きひひ。ご機嫌いかがかな?タグ付き君」
砕「……」
柏「匣、ひっこんでろ」
匣「おや~酷いねぇ。お薬をつくってあげてるのはこのぼくなのにきひひ。」
柏「飯だ。とりあえず喰え」
砕「……ガツガツガツガツ!!」
柏「ふー……喰いながらでいいから聞け。お前の事だから自分の運命は決めてるだろうから、その件については何も言わんがお前の元雇い主についてだ」
砕「……?」
柏「正式な雇い主じゃ無い。あのガキのオヤジがお前の契約書を持っていた。ここはでは良い。けど、一端の小金持ちがタグ付きなんか雇うのはおかしいと調べたら……」
匣「きひっ、お家からダウナーとアッパーがたあっくさんでてきましたとさ。」
柏「厄介なことだ。この日本にライフを持ちこみ、あるいは製薬をしようとしている。その手始めがお前だ。」
砕「つまり俺は試験体というわけか」
柏「お前だけならいいがな。他にもいるかもしれない。」
砕「無きしに非ず…。」
柏「っというわけだ。俺は色々仕事が増えてきた。お前個人を相手している暇は無い。喰い終わったならとっとと決めてくれ。」
砕「……アンタ名前はなんだった?」
柏「小鳥遊柏だ。」
砕「待遇はいいんだろうな?」
柏「タグ付きがいい優遇されるとおもってんのか?馬車馬のように働き、身を削り、俺の命令に忠実に動いて俺の盾になって俺のために死ね。」
砕「くくっはははははははははっ!!なるほどなァそら当然だ……俺らに人権は無い。」
柏「さぁ、どうする?」
砕「タグ付きの相手はタグ付きがするべきだろ。いいぞ。アンタが気にいった。俺を雇え」
柏「地獄を見たいようだな」
砕「今までもこれからも変わらん」
柏「いいだろう。なら、やることをやってもらおう。」
ドササッ!
空「はい、こっちが身分証明に必要な書類各種。ちゃあんと目通してからサインしてな。」
ドササッ!
マリアン「こっちが特別状況下での銃刀法解除の許可取得に必要な書類一式よ~。」
ドササッ!
匣「これは君が受ける検査の説明書と今の診断結果。それとこれから君に与えるアッパーとダウナーは管理するけどー。必要な場合はぼく、次に空氏、お仕事中はソチラにもらうように」
ネコ「ネコだニャん。ライフ以外にも薬が必要なときは私にいってニャん」
柏「ついでにこれは俺の手駒リストと施設の使い方。一通り頭に入れたら、カードキーと部屋を与えてやる。ついでにお前のこれからの行動についても用意してあるから頭に入れろ。」
砕「ま、待て。どーいうことだ!」
柏「決まってるだろ。俺の駒になるための必要な契約書だ。俺はこれでもキッチリした男だ。だからお前の健康管理もさせてもらう。ま、喫煙や女、ギャンブルその他趣味は好きに許可するがな。勿論仕事もしてもらう」
砕「……」
柏「しばらくは書類と健康診断でいっぱいだろうからさっさと済ませろよ。」
空「柏はん、英語とかおしえます?」
柏「言語はいい。ただし文字の読み書きは平仮名、カタカナ、漢字はできるようにさせろ。」
空「ほな、勉強用の資料も用意背なあかんな……」
柏「さて、俺はいったん本職の方に戻る。なにかあったらこれで連絡しろ。」
砕「携帯電話……。こんな物まで用意済みか…。」
柏「お前の得物は光臣に預けてある。じゃあな」
砕「……」
空「ほな、まずは採血からはじめるんであっちにきてくれますか?」
マリアン「あら、それより先サインよ。ただでさえ処理に時間がかかるんだから。」
砕「(選択間違えたかもな……)」
砕「……(腹減ったなァ。ん……手も動く。視界の歪みも無い…)」
コンコン……カシャ…
匣「きひひ。ご機嫌いかがかな?タグ付き君」
砕「……」
柏「匣、ひっこんでろ」
匣「おや~酷いねぇ。お薬をつくってあげてるのはこのぼくなのにきひひ。」
柏「飯だ。とりあえず喰え」
砕「……ガツガツガツガツ!!」
柏「ふー……喰いながらでいいから聞け。お前の事だから自分の運命は決めてるだろうから、その件については何も言わんがお前の元雇い主についてだ」
砕「……?」
柏「正式な雇い主じゃ無い。あのガキのオヤジがお前の契約書を持っていた。ここはでは良い。けど、一端の小金持ちがタグ付きなんか雇うのはおかしいと調べたら……」
匣「きひっ、お家からダウナーとアッパーがたあっくさんでてきましたとさ。」
柏「厄介なことだ。この日本にライフを持ちこみ、あるいは製薬をしようとしている。その手始めがお前だ。」
砕「つまり俺は試験体というわけか」
柏「お前だけならいいがな。他にもいるかもしれない。」
砕「無きしに非ず…。」
柏「っというわけだ。俺は色々仕事が増えてきた。お前個人を相手している暇は無い。喰い終わったならとっとと決めてくれ。」
砕「……アンタ名前はなんだった?」
柏「小鳥遊柏だ。」
砕「待遇はいいんだろうな?」
柏「タグ付きがいい優遇されるとおもってんのか?馬車馬のように働き、身を削り、俺の命令に忠実に動いて俺の盾になって俺のために死ね。」
砕「くくっはははははははははっ!!なるほどなァそら当然だ……俺らに人権は無い。」
柏「さぁ、どうする?」
砕「タグ付きの相手はタグ付きがするべきだろ。いいぞ。アンタが気にいった。俺を雇え」
柏「地獄を見たいようだな」
砕「今までもこれからも変わらん」
柏「いいだろう。なら、やることをやってもらおう。」
ドササッ!
空「はい、こっちが身分証明に必要な書類各種。ちゃあんと目通してからサインしてな。」
ドササッ!
マリアン「こっちが特別状況下での銃刀法解除の許可取得に必要な書類一式よ~。」
ドササッ!
匣「これは君が受ける検査の説明書と今の診断結果。それとこれから君に与えるアッパーとダウナーは管理するけどー。必要な場合はぼく、次に空氏、お仕事中はソチラにもらうように」
ネコ「ネコだニャん。ライフ以外にも薬が必要なときは私にいってニャん」
柏「ついでにこれは俺の手駒リストと施設の使い方。一通り頭に入れたら、カードキーと部屋を与えてやる。ついでにお前のこれからの行動についても用意してあるから頭に入れろ。」
砕「ま、待て。どーいうことだ!」
柏「決まってるだろ。俺の駒になるための必要な契約書だ。俺はこれでもキッチリした男だ。だからお前の健康管理もさせてもらう。ま、喫煙や女、ギャンブルその他趣味は好きに許可するがな。勿論仕事もしてもらう」
砕「……」
柏「しばらくは書類と健康診断でいっぱいだろうからさっさと済ませろよ。」
空「柏はん、英語とかおしえます?」
柏「言語はいい。ただし文字の読み書きは平仮名、カタカナ、漢字はできるようにさせろ。」
空「ほな、勉強用の資料も用意背なあかんな……」
柏「さて、俺はいったん本職の方に戻る。なにかあったらこれで連絡しろ。」
砕「携帯電話……。こんな物まで用意済みか…。」
柏「お前の得物は光臣に預けてある。じゃあな」
砕「……」
空「ほな、まずは採血からはじめるんであっちにきてくれますか?」
マリアン「あら、それより先サインよ。ただでさえ処理に時間がかかるんだから。」
砕「(選択間違えたかもな……)」