ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー???ー
金剛「それにしても驚いた。いきなり人を運ぶのを手伝えだなんて連絡寄越すんだから」
柏「……」
匣「きひひ。エデン(楽園種)だなんて珍しいのを連れ込んだね。」
柏「ふんっ。」
匣「ダウナー(制御薬)の投与はしておいたから直に目を覚ますだろうねぇ。けど、調べるのはボクの仕事じゃないからね。きひ。きひひひ。」
柏「……」
光臣「柏様、失礼します」
柏「なんだ?」
光臣「少々治療に時間を割かせていただきます。」
柏「あぁ……光臣、治療なら空にさせろ。マリアンからは受けるな。」
光臣「御意……では、失礼いたします。」
柏「……」
金剛「それで……エデンてのは?」
柏「自分で調べろ」
金剛「は?」
柏「いつもいってるだろ。解らない事を解らないまま終わらせるな自分で調べてそれからひとに聞け。んで解らなきゃ諦めろ。」
金剛「……」
柏「なんだ?」
金剛「「解らないことは考えても解らない。解らない事は考えるな頭痛くなる」……悠と似てるよな。いや、考える方は違うけどな。」
柏「死にたいのか?」
金剛「いやいやいや、待て落ち着け」
柏「いいか…その胸くその悪くなる名前を出すな……。」
金剛「わかった。悪かったよ。」
柏「それより目が覚めたか?」
金剛「え?」
砕「……」
柏「タグとナイフは当然預かった。ちなみにダウナーを打ってある。下手な抵抗は無駄だぞ。あと面倒だから舌は咬むなよ。」
砕「……」
金剛「日本語解らないんじゃないか?」
柏「いや、コイツを連れたやつは中国語を喋れるような輩じゃなかった。簡単な受け答えしかできなくても理解はしているはずだ。まぁ、殺すって言葉は吐けたがな。」
砕「……傭い主は?」
柏「今ごろ警察か病院だろうな。あと、お前ははぐれだろ。エデンギルド(楽園種傭兵組合)に登録が無かった。」
金剛「(エデンギルド?…)」
砕「調べが……早いな…」
柏「お前らを監視するのも仕事のひとつだからな。勿論お前みたいな野良やはぐれをどうにかするのもな」
砕「俺を殺すか?」
柏「死にたいのか?」
砕「……」
柏「B/2級の上位(ハイクラス)がベッドの上で死ぬか。それは幸せだろうな。」
砕「……」
柏「選ぶのはお前だ。働きたいならギルドを紹介してやってもいいし、野良を続けるというなら好きな国に送ってやる。それに、幸い俺「が」居る場所は法治圏外になる。死にたいなら薬で楽に殺してやるぞ。」
砕「お前は……何者なんだ?」
柏「ただの警察だ。」
砕「笑えない冗談だな。」
柏「ああ、俺は冗談はいわない。一時間くらいしたらもう一度来る。それまでに身の振りを考えておけ。最低限のライフはここに置いておく。金剛、いくぞ。」
金剛「あ、あぁ。」
砕「……」
金剛「それにしても驚いた。いきなり人を運ぶのを手伝えだなんて連絡寄越すんだから」
柏「……」
匣「きひひ。エデン(楽園種)だなんて珍しいのを連れ込んだね。」
柏「ふんっ。」
匣「ダウナー(制御薬)の投与はしておいたから直に目を覚ますだろうねぇ。けど、調べるのはボクの仕事じゃないからね。きひ。きひひひ。」
柏「……」
光臣「柏様、失礼します」
柏「なんだ?」
光臣「少々治療に時間を割かせていただきます。」
柏「あぁ……光臣、治療なら空にさせろ。マリアンからは受けるな。」
光臣「御意……では、失礼いたします。」
柏「……」
金剛「それで……エデンてのは?」
柏「自分で調べろ」
金剛「は?」
柏「いつもいってるだろ。解らない事を解らないまま終わらせるな自分で調べてそれからひとに聞け。んで解らなきゃ諦めろ。」
金剛「……」
柏「なんだ?」
金剛「「解らないことは考えても解らない。解らない事は考えるな頭痛くなる」……悠と似てるよな。いや、考える方は違うけどな。」
柏「死にたいのか?」
金剛「いやいやいや、待て落ち着け」
柏「いいか…その胸くその悪くなる名前を出すな……。」
金剛「わかった。悪かったよ。」
柏「それより目が覚めたか?」
金剛「え?」
砕「……」
柏「タグとナイフは当然預かった。ちなみにダウナーを打ってある。下手な抵抗は無駄だぞ。あと面倒だから舌は咬むなよ。」
砕「……」
金剛「日本語解らないんじゃないか?」
柏「いや、コイツを連れたやつは中国語を喋れるような輩じゃなかった。簡単な受け答えしかできなくても理解はしているはずだ。まぁ、殺すって言葉は吐けたがな。」
砕「……傭い主は?」
柏「今ごろ警察か病院だろうな。あと、お前ははぐれだろ。エデンギルド(楽園種傭兵組合)に登録が無かった。」
金剛「(エデンギルド?…)」
砕「調べが……早いな…」
柏「お前らを監視するのも仕事のひとつだからな。勿論お前みたいな野良やはぐれをどうにかするのもな」
砕「俺を殺すか?」
柏「死にたいのか?」
砕「……」
柏「B/2級の上位(ハイクラス)がベッドの上で死ぬか。それは幸せだろうな。」
砕「……」
柏「選ぶのはお前だ。働きたいならギルドを紹介してやってもいいし、野良を続けるというなら好きな国に送ってやる。それに、幸い俺「が」居る場所は法治圏外になる。死にたいなら薬で楽に殺してやるぞ。」
砕「お前は……何者なんだ?」
柏「ただの警察だ。」
砕「笑えない冗談だな。」
柏「ああ、俺は冗談はいわない。一時間くらいしたらもう一度来る。それまでに身の振りを考えておけ。最低限のライフはここに置いておく。金剛、いくぞ。」
金剛「あ、あぁ。」
砕「……」