ー新伝ー伝説を継ぐもの【4】
ー池袋界隈ー
それからしばらく、愛と麗奈は拳二がいきそうな場所へと顔を出していったが見つからなかった。
麗奈「中々みつからないわねー」
愛「まったく瓦谷はどこに行ったのか」
ーBAR:ルナティックー
拳二「麗奈さーん、今日も来たよー」
白嶺「ハイボールです」
おっさん「いいねー!最年少バーテンダーの誕生だ!!」
拳二「あれ、店間違えた!?」
白嶺「あっ!助かった……愛のお父さん」
拳二「俺ぁはお父さんなんかじゃねぇ!!決して!!」
白嶺「いや、もうなんでもいいですけど……」
拳二「ってぇ、お前金貸しンところの女じゃねぇか」
白嶺「そうですよ……ちょっと色々と」
おっさん「あれ瓦谷さんじゃないの!!」
拳二「田中のおっさん機嫌いいな~競馬にでも勝ったか?」
田中「そうバカヅキ!バカみたいにツイ手た!!瓦谷さんも飲みなよ!おごっちゃうよ!!」
拳二「マジか、んじゃ、俺ぁマティーニ」
白嶺「えぇ……」
ー池袋:西口公園ー
麗奈「結局どこにも居なかったわね。」
愛「うん」
麗奈「ふーーっ、愛ちゃんは瓦谷さんに会ってどうしたいの?」
愛「天罰を与える。私をのけ者にして遊んでる。きっとおいしいもの食べてるに違いない」
麗奈「愛ちゃんは瓦谷さんと一緒に遊びたいんだね?」
愛「うん」
麗奈「ふーーっ、じゃあ、それをちゃんと伝えないとダメだよ」
愛「言えば伝わるの?」
麗奈「言わなきゃ伝わらないのよ。瓦谷さんだって私を何度も食事に誘ってくるのよ?そうすると熱意に負けて行ってもいいかなって思っちゃうもの」
愛「そっかー瓦谷も頑張ってるのか」
麗奈「ふふっ、かもね。じゃあ、そろそろ帰ろうか」
ーBAR:ルナティックー
おっさんB「だから俺はこんなに頑張ってるのに!なんで報われねーかなー!!」
田中「HAHAHA!」
拳二「かっかっか」
麗奈「あれ!?営業してる!!」
白嶺「あ、いらっしゃいませー」
シャカシャカ
麗奈「誰!?」
田中「おお、麗奈さんこいつは逸材だよ!教えたことをどんどん吸収しちまう!バーテンやるために生まれてきたに違いねぇ!末恐ろしいヤツだぜ!!」
麗奈「あらあら」
白嶺「あらあらって……」
愛「ねぇ瓦谷」
拳二「おぉー?何だァ愛じゃねぇか何でここに居んだ?」
愛「私……瓦谷に伝えたいことがあるの」
麗奈「にこっ」
拳二「何だ?」
愛「私も……私も瓦谷とキャバクラ行ってみたい」
拳二「なんでだよ!!」
田中「デハハハいいじゃねぇの!!」
拳二「おっさん」
田中「今日は最年少キャバクラ経験者も誕生しちまうのか!派手にいこうや!!」
拳二「そっか……行くか……行っちまうか!!お前らみんなついてこいやー!」
この日、拳二は珍しく激しく酔っていた。
「「「オオオオォ!!」」」
麗奈「なによ楽しそうね」
拳二「麗奈さんもきちゃいなよ!そうだ、今日はみんなで……」
「「「キャバクラー!」」」
白嶺「……」
それからしばらく、愛と麗奈は拳二がいきそうな場所へと顔を出していったが見つからなかった。
麗奈「中々みつからないわねー」
愛「まったく瓦谷はどこに行ったのか」
ーBAR:ルナティックー
拳二「麗奈さーん、今日も来たよー」
白嶺「ハイボールです」
おっさん「いいねー!最年少バーテンダーの誕生だ!!」
拳二「あれ、店間違えた!?」
白嶺「あっ!助かった……愛のお父さん」
拳二「俺ぁはお父さんなんかじゃねぇ!!決して!!」
白嶺「いや、もうなんでもいいですけど……」
拳二「ってぇ、お前金貸しンところの女じゃねぇか」
白嶺「そうですよ……ちょっと色々と」
おっさん「あれ瓦谷さんじゃないの!!」
拳二「田中のおっさん機嫌いいな~競馬にでも勝ったか?」
田中「そうバカヅキ!バカみたいにツイ手た!!瓦谷さんも飲みなよ!おごっちゃうよ!!」
拳二「マジか、んじゃ、俺ぁマティーニ」
白嶺「えぇ……」
ー池袋:西口公園ー
麗奈「結局どこにも居なかったわね。」
愛「うん」
麗奈「ふーーっ、愛ちゃんは瓦谷さんに会ってどうしたいの?」
愛「天罰を与える。私をのけ者にして遊んでる。きっとおいしいもの食べてるに違いない」
麗奈「愛ちゃんは瓦谷さんと一緒に遊びたいんだね?」
愛「うん」
麗奈「ふーーっ、じゃあ、それをちゃんと伝えないとダメだよ」
愛「言えば伝わるの?」
麗奈「言わなきゃ伝わらないのよ。瓦谷さんだって私を何度も食事に誘ってくるのよ?そうすると熱意に負けて行ってもいいかなって思っちゃうもの」
愛「そっかー瓦谷も頑張ってるのか」
麗奈「ふふっ、かもね。じゃあ、そろそろ帰ろうか」
ーBAR:ルナティックー
おっさんB「だから俺はこんなに頑張ってるのに!なんで報われねーかなー!!」
田中「HAHAHA!」
拳二「かっかっか」
麗奈「あれ!?営業してる!!」
白嶺「あ、いらっしゃいませー」
シャカシャカ
麗奈「誰!?」
田中「おお、麗奈さんこいつは逸材だよ!教えたことをどんどん吸収しちまう!バーテンやるために生まれてきたに違いねぇ!末恐ろしいヤツだぜ!!」
麗奈「あらあら」
白嶺「あらあらって……」
愛「ねぇ瓦谷」
拳二「おぉー?何だァ愛じゃねぇか何でここに居んだ?」
愛「私……瓦谷に伝えたいことがあるの」
麗奈「にこっ」
拳二「何だ?」
愛「私も……私も瓦谷とキャバクラ行ってみたい」
拳二「なんでだよ!!」
田中「デハハハいいじゃねぇの!!」
拳二「おっさん」
田中「今日は最年少キャバクラ経験者も誕生しちまうのか!派手にいこうや!!」
拳二「そっか……行くか……行っちまうか!!お前らみんなついてこいやー!」
この日、拳二は珍しく激しく酔っていた。
「「「オオオオォ!!」」」
麗奈「なによ楽しそうね」
拳二「麗奈さんもきちゃいなよ!そうだ、今日はみんなで……」
「「「キャバクラー!」」」
白嶺「……」