ー新伝ー伝説を継ぐもの【3】
ー池袋:廃ビルの屋上(炎銃のアジト)ー
炎銃「298…299…300……はい、そこまで、全員立て」
「はぁはぁ……」
「ふぅふぅ……」
「ぜぇぜぇ……」
炎銃「じゃ、ラスト。ビルのまわり五周走って来い。終わった奴から此処に戻れ……いけっ!」
「「「ういっす」」」
ザザッ!
クーロン「……」
炎銃「……九番」
クーロン「……」
炎銃「九番!!おい、クーロン!」
ガシッ!
クーロン「あ、えっ……ビックリした。どうした?」
炎銃「どうしたじゃねーよ。お前が連れて来た20人、もう残ってるのは4人だぞ……。」
クーロン「祭は厳しすぎる。もっと順をおって育てていかないとついていけない。それに君のチームは精鋭ぞろいじゃないか……これ以上規模を増やさなくたっていいと思う。ああ、今日も暑いな。のどが渇いて来た。アイスが食べたいかも。いや、ソフトクリームかなバニラとチョコってどっちも美味しいよね。でもあれってミックス頼むとふたつがひとつになってるから駄目だよね。チョコとバニラを食べたいのに結局混ざっちゃう。だけど、バニラとチョコを一つづつ買ってっていうのは量が多いし難しいところだよね。えーと、なんの話ししていたっけ……そうだ、鍛錬連の話しだ。いっとくけど今回もそこら辺の奴を適当に連れてきたわけじゃないんだぞ。俺だって厳選した奴らを用意してきたつもりだし……あぁ、しやべってると喉が渇いたな。ねぇ、コンビニ行っていいかな、もしくは誰かに飲み物を買って……」
炎銃「よぉし、少し黙れ」
カチャッ…
クーロン「……あれ、なんで俺、後頭部に銃突き付けられてるの」
炎銃「お前の話しだしたら話しっぱなし、人の話しを聞かないときは聞かないっぱなしはホントイライラする」
クーロン「……」
炎銃「確かに暑いのはあっちぃなぁ……梅雨なのに全然雨が降らねえし」
クーロン「……」
炎銃「パシらせるが何がいるんだ?」
クーロン「……」
炎銃「……」
クーロン「……」
炎銃「……うぉい!」
クーロン「えっ……あ、どしたの?」
炎銃「俺の話し聞いてたか?」
クーロン「……「お前が連れてきたのは20人で残ったのは4人」って話し」
炎銃「確かにその話はしてたし終わってねぇけど…………いまはコンビニにパシらせるが何がいるかって話だよっ!!」
クーロン「あぁ……じゃあさソフトクリームわけっこしない?俺がバニラで祭がチョコ。」
炎銃「カップルか!!気持ち悪い」
クーロン「そうか?」
炎銃「ちっ、もういい……おい、ちょっと飲み物とか適当に買って来い。ちょうど昼時だし全員分な」
「ういっす。」
クーロン「いい天気だなぁ」
炎銃「はぁ……お前と話してるとホントイライラする」
クーロン「それでなんだっけ」
炎銃「だから……あ、あの先頭走ってるチビは?」
クーロン「あぁ、アレはいいぞ当たりだ。親父に紹介しようと思ったがアレは祭向きだから祭のところに連れてきた。荒削りで小熊みたいに暴れん坊それでも役に立つ度胸と捨て身はお墨付きだ。ただ本当に荒削り勝つ勝負の駆け引きが出来ない。上手いこと育てれば化けると思う。ちなみにアレはハイキングで山登りしてる時に拾って……」
炎銃「必要な情報と必要でない情報を織り交ぜて喋んな!息継ぎしろ!あと、ひとが返事するなり何なりのタイミングをつくれ!!」
クーロン「祭は姉に似てる」
炎銃「お前キョーダイいたのか」
クーロン「……」
炎銃「あと自分の言いたい事いい終わったらシャットダウンするのもやめろっ!!」
炎銃「298…299…300……はい、そこまで、全員立て」
「はぁはぁ……」
「ふぅふぅ……」
「ぜぇぜぇ……」
炎銃「じゃ、ラスト。ビルのまわり五周走って来い。終わった奴から此処に戻れ……いけっ!」
「「「ういっす」」」
ザザッ!
クーロン「……」
炎銃「……九番」
クーロン「……」
炎銃「九番!!おい、クーロン!」
ガシッ!
クーロン「あ、えっ……ビックリした。どうした?」
炎銃「どうしたじゃねーよ。お前が連れて来た20人、もう残ってるのは4人だぞ……。」
クーロン「祭は厳しすぎる。もっと順をおって育てていかないとついていけない。それに君のチームは精鋭ぞろいじゃないか……これ以上規模を増やさなくたっていいと思う。ああ、今日も暑いな。のどが渇いて来た。アイスが食べたいかも。いや、ソフトクリームかなバニラとチョコってどっちも美味しいよね。でもあれってミックス頼むとふたつがひとつになってるから駄目だよね。チョコとバニラを食べたいのに結局混ざっちゃう。だけど、バニラとチョコを一つづつ買ってっていうのは量が多いし難しいところだよね。えーと、なんの話ししていたっけ……そうだ、鍛錬連の話しだ。いっとくけど今回もそこら辺の奴を適当に連れてきたわけじゃないんだぞ。俺だって厳選した奴らを用意してきたつもりだし……あぁ、しやべってると喉が渇いたな。ねぇ、コンビニ行っていいかな、もしくは誰かに飲み物を買って……」
炎銃「よぉし、少し黙れ」
カチャッ…
クーロン「……あれ、なんで俺、後頭部に銃突き付けられてるの」
炎銃「お前の話しだしたら話しっぱなし、人の話しを聞かないときは聞かないっぱなしはホントイライラする」
クーロン「……」
炎銃「確かに暑いのはあっちぃなぁ……梅雨なのに全然雨が降らねえし」
クーロン「……」
炎銃「パシらせるが何がいるんだ?」
クーロン「……」
炎銃「……」
クーロン「……」
炎銃「……うぉい!」
クーロン「えっ……あ、どしたの?」
炎銃「俺の話し聞いてたか?」
クーロン「……「お前が連れてきたのは20人で残ったのは4人」って話し」
炎銃「確かにその話はしてたし終わってねぇけど…………いまはコンビニにパシらせるが何がいるかって話だよっ!!」
クーロン「あぁ……じゃあさソフトクリームわけっこしない?俺がバニラで祭がチョコ。」
炎銃「カップルか!!気持ち悪い」
クーロン「そうか?」
炎銃「ちっ、もういい……おい、ちょっと飲み物とか適当に買って来い。ちょうど昼時だし全員分な」
「ういっす。」
クーロン「いい天気だなぁ」
炎銃「はぁ……お前と話してるとホントイライラする」
クーロン「それでなんだっけ」
炎銃「だから……あ、あの先頭走ってるチビは?」
クーロン「あぁ、アレはいいぞ当たりだ。親父に紹介しようと思ったがアレは祭向きだから祭のところに連れてきた。荒削りで小熊みたいに暴れん坊それでも役に立つ度胸と捨て身はお墨付きだ。ただ本当に荒削り勝つ勝負の駆け引きが出来ない。上手いこと育てれば化けると思う。ちなみにアレはハイキングで山登りしてる時に拾って……」
炎銃「必要な情報と必要でない情報を織り交ぜて喋んな!息継ぎしろ!あと、ひとが返事するなり何なりのタイミングをつくれ!!」
クーロン「祭は姉に似てる」
炎銃「お前キョーダイいたのか」
クーロン「……」
炎銃「あと自分の言いたい事いい終わったらシャットダウンするのもやめろっ!!」