ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー猫喫茶:キャットテイルー
拳二「じゃぁますっぞ」
柚「いらっしゃいませにゃん!って、なんだ、ケンくんか。」
拳二「おぅ。相変わらず奇抜な店してんな。いったい全体ここに来るのはどんな客層なんだ?」
柚「ケンくんみたいなお客さんよく来るよ。」
拳二「俺ぁ?」
柚「独り身の寂しい中年のオジサンがうちのキャスト(猫ちゃん)に癒しを求めにくるのさぁ。」
拳二「だれが寂しい中年だ。」
柚「にゅふふふ」
拳二「だいたい、お前とおないじゃねぇか。」
柚「同級生っていったらいいのに」
拳二「そうは見えねぇけどな」
柚「それは私の台詞」
拳二「まぁいい。それよか……お前昨日の発砲事件についてなんか知らねぇか?」
柚「知らないけど、すっごいニュースになってるよね。うちの近所だからビックリしたよ」
拳二「そうか…」
柚「どうかしたの?」
拳二「俺ぁの知り合いの金貸しが連行されちまってな。ちぃと困ってるんだよ」
柚「犯人なの?」
拳二「いや、それは違ぇみたいだ。だから犯人を探してる」
柚「犯人を探してるって…」
拳二「あぁ、目撃者な。それさえ居りゃあ……。すぐに出られるはずなんだ」
柚「ふぅん。残念だけど力になれないなぁ。うち、昨日定休日だったし。」
拳二「そうか。しかたねぇな。」
柚「もしかしてずっと聴き込みしてるの?」
拳二「この界隈で顔が利く店だけな。全部空振りだが。」
柚「そっかぁ…。」
拳二「まぁ、秘密兵器をつかってから進展はあるはずなんだがなぁ」
柚「秘密兵器?」
拳二「バカだが、頼りになるカッコいいバカだ。」
柚「ゆーくんか。」
拳二「なんでぇ、一発かよ」
柚「っていいますよりは~ケンくんの友達ってゆーくんしかいないじゃん」
拳二「あぁん?」
柚「じゃあ居るの?」
拳二「最近は……居るような、居ねぇようだな。カタギとの境界が判らねぇようなのもいるし。」
柚「けど、ゆーくん学校じゃないの?」
拳二「あぁ、学校だな。けど、さっき電話したら嫌々動くったよ。まぁあとは放っときゃあどうにかならぁ。」
柚「信頼してるんだね」
拳二「かっかっか。信頼っーか、アレだ。アイツは無理なときはすぐに無理っうからな、動くった手前なにかしらの行動にはでるんだよ」
柚「にゃるほどなー。」
拳二「お、噂をすりゃあ。悠からだ……もしもし?おう。おぉ…おうよ。おう…わかった。流石、お手柄だ悠!今度奢るぜ。ああ、詳しい話は……おうまたな。」
柚「うまくいったのかなん?」
拳二「あぁ。やりやがるぜ。たかだか数時間で目撃者を数人見つけて今警察にたれ込ませたみてぇだ。」
柚「ほえー。すごいじゃん」
拳二「かっかっか。だろぉ。」
柚「ケン君が威張る事じゃないけどね」
拳二「わーてっよ。まぁ、これで凍夜のヤツはでぇーじょーぶだな…。うっし、柴田のこと調べてみっか」
柚「気を付けて~」
拳二「おう。こんどは悠と客としてくるぜ。」
拳二「じゃぁますっぞ」
柚「いらっしゃいませにゃん!って、なんだ、ケンくんか。」
拳二「おぅ。相変わらず奇抜な店してんな。いったい全体ここに来るのはどんな客層なんだ?」
柚「ケンくんみたいなお客さんよく来るよ。」
拳二「俺ぁ?」
柚「独り身の寂しい中年のオジサンがうちのキャスト(猫ちゃん)に癒しを求めにくるのさぁ。」
拳二「だれが寂しい中年だ。」
柚「にゅふふふ」
拳二「だいたい、お前とおないじゃねぇか。」
柚「同級生っていったらいいのに」
拳二「そうは見えねぇけどな」
柚「それは私の台詞」
拳二「まぁいい。それよか……お前昨日の発砲事件についてなんか知らねぇか?」
柚「知らないけど、すっごいニュースになってるよね。うちの近所だからビックリしたよ」
拳二「そうか…」
柚「どうかしたの?」
拳二「俺ぁの知り合いの金貸しが連行されちまってな。ちぃと困ってるんだよ」
柚「犯人なの?」
拳二「いや、それは違ぇみたいだ。だから犯人を探してる」
柚「犯人を探してるって…」
拳二「あぁ、目撃者な。それさえ居りゃあ……。すぐに出られるはずなんだ」
柚「ふぅん。残念だけど力になれないなぁ。うち、昨日定休日だったし。」
拳二「そうか。しかたねぇな。」
柚「もしかしてずっと聴き込みしてるの?」
拳二「この界隈で顔が利く店だけな。全部空振りだが。」
柚「そっかぁ…。」
拳二「まぁ、秘密兵器をつかってから進展はあるはずなんだがなぁ」
柚「秘密兵器?」
拳二「バカだが、頼りになるカッコいいバカだ。」
柚「ゆーくんか。」
拳二「なんでぇ、一発かよ」
柚「っていいますよりは~ケンくんの友達ってゆーくんしかいないじゃん」
拳二「あぁん?」
柚「じゃあ居るの?」
拳二「最近は……居るような、居ねぇようだな。カタギとの境界が判らねぇようなのもいるし。」
柚「けど、ゆーくん学校じゃないの?」
拳二「あぁ、学校だな。けど、さっき電話したら嫌々動くったよ。まぁあとは放っときゃあどうにかならぁ。」
柚「信頼してるんだね」
拳二「かっかっか。信頼っーか、アレだ。アイツは無理なときはすぐに無理っうからな、動くった手前なにかしらの行動にはでるんだよ」
柚「にゃるほどなー。」
拳二「お、噂をすりゃあ。悠からだ……もしもし?おう。おぉ…おうよ。おう…わかった。流石、お手柄だ悠!今度奢るぜ。ああ、詳しい話は……おうまたな。」
柚「うまくいったのかなん?」
拳二「あぁ。やりやがるぜ。たかだか数時間で目撃者を数人見つけて今警察にたれ込ませたみてぇだ。」
柚「ほえー。すごいじゃん」
拳二「かっかっか。だろぉ。」
柚「ケン君が威張る事じゃないけどね」
拳二「わーてっよ。まぁ、これで凍夜のヤツはでぇーじょーぶだな…。うっし、柴田のこと調べてみっか」
柚「気を付けて~」
拳二「おう。こんどは悠と客としてくるぜ。」