ー新伝ー伝説を継ぐもの
ー???ー
凍夜『はぁ……どうするかな…』
『こんな……は…』
『あ…お前…』
凍夜『ん?なんだ?封筒?……金?金じゃないか!いったい、誰が!』
長髪の男『……』
銀髪の男『……』
凍夜『おーい、君ら!!この金はいいのか!おーい!』
ー???ー
「おーい、起きろ!起きろ!」
凍夜「んっんん?」
警官「釈放だ。早く支度しろ。」
凍夜「ふあぁ~ぁ…。なんか懐かしい夢見たな…」
留置場からでてやけに小綺麗な廊下を歩いてると壁にもたれた目付きの悪い男がいた。
柏「……」
凍夜「……」
柏「良かったな、目撃者がいて。街のガキだがさっき現れた。銃を持ってた男が逃げていくのを見たってな。」
凍夜「そうですか」
柏「おい、結城…」
凍夜「はぁ…」
柏「これ以上、金村興業みてぇなクズとは付き合うな。駆け込み寺だかなんだか知らねえがテメェみてぇに誰彼かまわず金を貸す馬鹿がいると……馬鹿から金借りた馬鹿が調子に乗って暴れるんだ。これ以上、俺ら警察の邪魔しないでくれよ…なぁ?なぁ?」
凍夜「なにがいいたいんですか?」
柏「お前がゲーム感覚で金を貸すと犯罪が増えるっていってんだよ」
凍夜「ゲーム感覚ですか?」
柏「そうだ。今回のドンパチもお前が絡んでたってことは割れてんだ。お前が遊び半分で金村の連中を煽ってっからこんなことになっちまったんだよ」
凍夜「小鳥遊さん。」
柏「ぁー?」
凍夜「俺はね、俺なりの信念があって金かしてるつもりなんですよ。だから金貸しは止めません。もういいですか?早く帰りたいんで」
凍夜は柏から逃げるように歩き出した。その背中に言葉が刺さった。
柏「金村が死んだよ」
凍夜「いつ?」
柏「お前がぐっすり寝ている最中だ。いいか?これ以上、金村興業と上野誠和会の件には関わるな。テメェが金村の連中に近づいたらこっちも徹底的にお前のこと洗ってやるぞ」
凍夜「……失礼します。」
柏「忠告は一度だぞ!いいな!!」
ー池袋署前ー
凍夜「ヨミちゃんに連絡しとこうか……あ、ヨミちゃん?」
白嶺『あ!社長……よかった。出所できたんですね。』
凍夜「いや、ヨミちゃん、出所って、別に刑務所に捕まってた訳じゃ……」
白嶺『とにかく、良かったです…。どうやって出所したんです?』
凍夜「なんか誰かが証言してくれたみたいだよ」
白嶺『なら、私があちこち走り回ったのが無駄になりました…。』
凍夜「ん?」
白嶺『いえ、それより社長がいなかったせいで、仕事が滞ってるんですよ。早く帰ってきてください。』
凍夜「あのね、俺、ロクに寝てなくて、疲れてるんだけど…」
白嶺『でも、昨日の事件も元はといえば…社長が変な気まぐれで寄り道したからじゃないですか。だから、頼みましたよ。今日はちゃんと仕事おねがいしますよ!』
ブッ…ツーツー…
凍夜『ヨミちゃん?もしもーし!切りやがったよ……仕方ない、摩天楼に戻るか。』
凍夜『はぁ……どうするかな…』
『こんな……は…』
『あ…お前…』
凍夜『ん?なんだ?封筒?……金?金じゃないか!いったい、誰が!』
長髪の男『……』
銀髪の男『……』
凍夜『おーい、君ら!!この金はいいのか!おーい!』
ー???ー
「おーい、起きろ!起きろ!」
凍夜「んっんん?」
警官「釈放だ。早く支度しろ。」
凍夜「ふあぁ~ぁ…。なんか懐かしい夢見たな…」
留置場からでてやけに小綺麗な廊下を歩いてると壁にもたれた目付きの悪い男がいた。
柏「……」
凍夜「……」
柏「良かったな、目撃者がいて。街のガキだがさっき現れた。銃を持ってた男が逃げていくのを見たってな。」
凍夜「そうですか」
柏「おい、結城…」
凍夜「はぁ…」
柏「これ以上、金村興業みてぇなクズとは付き合うな。駆け込み寺だかなんだか知らねえがテメェみてぇに誰彼かまわず金を貸す馬鹿がいると……馬鹿から金借りた馬鹿が調子に乗って暴れるんだ。これ以上、俺ら警察の邪魔しないでくれよ…なぁ?なぁ?」
凍夜「なにがいいたいんですか?」
柏「お前がゲーム感覚で金を貸すと犯罪が増えるっていってんだよ」
凍夜「ゲーム感覚ですか?」
柏「そうだ。今回のドンパチもお前が絡んでたってことは割れてんだ。お前が遊び半分で金村の連中を煽ってっからこんなことになっちまったんだよ」
凍夜「小鳥遊さん。」
柏「ぁー?」
凍夜「俺はね、俺なりの信念があって金かしてるつもりなんですよ。だから金貸しは止めません。もういいですか?早く帰りたいんで」
凍夜は柏から逃げるように歩き出した。その背中に言葉が刺さった。
柏「金村が死んだよ」
凍夜「いつ?」
柏「お前がぐっすり寝ている最中だ。いいか?これ以上、金村興業と上野誠和会の件には関わるな。テメェが金村の連中に近づいたらこっちも徹底的にお前のこと洗ってやるぞ」
凍夜「……失礼します。」
柏「忠告は一度だぞ!いいな!!」
ー池袋署前ー
凍夜「ヨミちゃんに連絡しとこうか……あ、ヨミちゃん?」
白嶺『あ!社長……よかった。出所できたんですね。』
凍夜「いや、ヨミちゃん、出所って、別に刑務所に捕まってた訳じゃ……」
白嶺『とにかく、良かったです…。どうやって出所したんです?』
凍夜「なんか誰かが証言してくれたみたいだよ」
白嶺『なら、私があちこち走り回ったのが無駄になりました…。』
凍夜「ん?」
白嶺『いえ、それより社長がいなかったせいで、仕事が滞ってるんですよ。早く帰ってきてください。』
凍夜「あのね、俺、ロクに寝てなくて、疲れてるんだけど…」
白嶺『でも、昨日の事件も元はといえば…社長が変な気まぐれで寄り道したからじゃないですか。だから、頼みましたよ。今日はちゃんと仕事おねがいしますよ!』
ブッ…ツーツー…
凍夜『ヨミちゃん?もしもーし!切りやがったよ……仕方ない、摩天楼に戻るか。』