ー新伝ー伝説を継ぐもの【2】
ー魔天楼出入り口ー
悠(?)「さて……いきま……?」
熊彦「よう」
悠(?)「なんでお前居るの……」
熊彦「御挨拶だな。運んだり車出したり誰だと思ってるんだ」
悠(?)「……ああ、世話になったな。」
熊彦「いいよ。」
悠(?)「でももう俺に用は無いだろ。俺は偽物だ。」
熊彦「……確かにアンタは偽物だった。」
悠(?)「あぁ……。」
熊彦「でも、友達だろ俺達」
悠(?)「……意味がわかんね」
熊彦「っで、どこ行くんだ?」
悠(?)「会社だ」
熊彦「オーケー送ってくよ」
ーとある事務所(社長室)ー
高木「昨日は……大変だったようだね」
悠(?)「はい。申し訳ありません。最後の仕事を……放り出すことになってしまって。」
高木「はて、最後の仕事?なんの事だね。君にはこれからも……」
悠(?)「いえ……やはり、ダメなんです。小鳥遊悠は小鳥遊悠の物なんです。」
高木「小鳥遊君……。」
悠(?)「もう、俺は……タカナシユウの名前は名乗れません。こちらを……」
【退職届】
高木「……小鳥遊君」
悠(?)「本当に申し訳ないと思って……」
高木「いや……退職届で無く、退職願いだよね。この場合」
悠(?)「……あっ、か、書き直します」
高木「書き直しても私は受け取らないよ」
悠(?)「しかし……」
ゴンゴンゴン!
ゴンゴンゴン!
高木「うわっ?!」
悠(?)「な、なんだ!」
熊彦「おい!大変だ!」
悠(?)「馬鹿!外で待ってろといっただろ!!」
熊彦「それどころじゃねーんだよ!馬鹿!」
悠(?)「てめ、誰に馬鹿いってんだコラ!!」
熊彦「本人が来たんだよ!しかもキングと一緒に!!」
悠(?)「何を訳の分からん事を……」
熊彦「だっから!」
崇「そこに居るのか。」
悠「なんで、あんなうるさいのに声かけたんだよ」
崇「見知った顔だったからな。ここの関係者だと思った……どうやら違ったようだ」
悠(?)「あ、アンタ等……。」
悠「よう。二日……三日ぶりか?まぁいいや。ちょっと色々話さなきゃいけないだろ互いに……」
悠(?)「……こっちから尋ねるつもりだったんだけどな。」
崇「退職届を出した後でか?」
悠「……退職願いだろ」
崇「見てみろ」
【退職届】
悠「え……?」
悠(?)「そ、それはいいから!」
高木「えーと……まぁ、皆さん。座って話しませんか?私も聞いておくべき話しの様ですから」
悠(?)「すいません。それなら、もうひとり呼びたい人間が居るので、その人が揃ってから……熊彦、ちょっとひとっ走り行って凍夜を連れて来い」
熊彦「あ、あぁ……わかった。」
悠(?)「さて……いきま……?」
熊彦「よう」
悠(?)「なんでお前居るの……」
熊彦「御挨拶だな。運んだり車出したり誰だと思ってるんだ」
悠(?)「……ああ、世話になったな。」
熊彦「いいよ。」
悠(?)「でももう俺に用は無いだろ。俺は偽物だ。」
熊彦「……確かにアンタは偽物だった。」
悠(?)「あぁ……。」
熊彦「でも、友達だろ俺達」
悠(?)「……意味がわかんね」
熊彦「っで、どこ行くんだ?」
悠(?)「会社だ」
熊彦「オーケー送ってくよ」
ーとある事務所(社長室)ー
高木「昨日は……大変だったようだね」
悠(?)「はい。申し訳ありません。最後の仕事を……放り出すことになってしまって。」
高木「はて、最後の仕事?なんの事だね。君にはこれからも……」
悠(?)「いえ……やはり、ダメなんです。小鳥遊悠は小鳥遊悠の物なんです。」
高木「小鳥遊君……。」
悠(?)「もう、俺は……タカナシユウの名前は名乗れません。こちらを……」
【退職届】
高木「……小鳥遊君」
悠(?)「本当に申し訳ないと思って……」
高木「いや……退職届で無く、退職願いだよね。この場合」
悠(?)「……あっ、か、書き直します」
高木「書き直しても私は受け取らないよ」
悠(?)「しかし……」
ゴンゴンゴン!
ゴンゴンゴン!
高木「うわっ?!」
悠(?)「な、なんだ!」
熊彦「おい!大変だ!」
悠(?)「馬鹿!外で待ってろといっただろ!!」
熊彦「それどころじゃねーんだよ!馬鹿!」
悠(?)「てめ、誰に馬鹿いってんだコラ!!」
熊彦「本人が来たんだよ!しかもキングと一緒に!!」
悠(?)「何を訳の分からん事を……」
熊彦「だっから!」
崇「そこに居るのか。」
悠「なんで、あんなうるさいのに声かけたんだよ」
崇「見知った顔だったからな。ここの関係者だと思った……どうやら違ったようだ」
悠(?)「あ、アンタ等……。」
悠「よう。二日……三日ぶりか?まぁいいや。ちょっと色々話さなきゃいけないだろ互いに……」
悠(?)「……こっちから尋ねるつもりだったんだけどな。」
崇「退職届を出した後でか?」
悠「……退職願いだろ」
崇「見てみろ」
【退職届】
悠「え……?」
悠(?)「そ、それはいいから!」
高木「えーと……まぁ、皆さん。座って話しませんか?私も聞いておくべき話しの様ですから」
悠(?)「すいません。それなら、もうひとり呼びたい人間が居るので、その人が揃ってから……熊彦、ちょっとひとっ走り行って凍夜を連れて来い」
熊彦「あ、あぁ……わかった。」