ー新伝ー伝説を継ぐもの【2】
ー池袋:スカイ・タワー(蒼天塔)ー
熊彦「高いなぁ…。」
悠(?)「なんだその面で高所恐怖症か?」
熊彦「面は関係ないだろ!それより……運転手ってなんだよ」
悠(?)「人件費削減だ。」
熊彦「……」
悠(?)「この世で唯一金を払わないで働くのは自分だが、それ以外でも金を払わなくて良いのがいるなら使うだろ」
熊彦「しかし、プロデューサーだったんだな」
悠(?)「……まぁな。それにしても何の因果でライヴ場所と喧嘩(や)る場所が同じなんだか…」
熊彦「なぁ、それより……俺浮いてないか?ジャージってまずくね?」
悠(?)「その腕章外さなきゃつまみだされたりはしない。」
熊彦「そういう問題じゃなくてよ……。」
スーツの男「少しよろしいですか? 」
悠(?)「あ、はい。なんでしょうか」
熊彦「……(ほぼ多重人格だな)」
スーツの男「今日はおめでとう。楽しみにしているよ」
悠(?)「いえ、これも一重に事務所の皆が頑張っているからの……」
スーツの男「いやいや、そうじゃなくて」
悠(?)「は?」
スーツの男「小鳥遊悠VSタカナシユウ。」
悠(?)「……」
スーツの男「ここではなんです。別の場所で離しませんか色々と……ね。」
悠(?)「そういうことなら、いきましょうか」
熊彦「……」
ースカイタワー内:巨大ホールー
ざわざわ……ざわざわ……
悠(?)「……」
スーツの男「よかったら軽食や飲み物もある好きにくつろいでくれ。酒は……」
悠(?)「……」
スーツの男「はは、失礼した。真剣勝負の前にアルコールはマズイか。」
悠(?)「まだ、仕事も残っていますから。お話しなら手短にお願いします」
スーツの男「ふむ、ならそうしよう。此処にいる大半の人間はこのタワー建設に融資した人間だ。その中には私みたいに別件でも融資をしてる人もいる。」
悠(?)「……」
スーツの男「その融資の甲斐あって、タワー内のある階には闘技場が作られた。そうキミのメインステージだ。」
悠(?)「それで……?」
スーツの男「ふふ……キミが本当に小鳥遊悠に勝てる人間かを見せてもらいたいんだ。」
厳つい男「……」
恐持ての男「……」
悠(?)「くだらない……。」
スーツの男「なに?」
悠(?)「俺を試したいならそんな雑魚くらいじゃ意味がいっていってるんだよ」
厳つい男「なんっ…」
恐持ての男「こっ……」
悠(?)「シュッ」
ガッ!ゴッ!
ドザッ……!!
スーツの男「ほぅ……。今のは肘かな?」
悠(?)「拳(これ)で顎を打っただけです」
スーツの男「あっはっは。いや、素晴らしい、素晴らしい。なら、キミを見込んでお願いしたいことがあるんだ」
悠(?)「なんでしょうか?」
スーツの男「小鳥遊悠を殺してほしい」
熊彦「……は?」
スーツの男「もちろん、「偽物」の方をだよ。んふふ。大丈夫、今夜行われることは一切他言無用、そして反則がない、レフリーも居ない、判定も、ゴングも無い、禁じて一切なしの真剣勝負……言い換えるなら殺してもいい。すべては事故と処理される。」
悠(?)「……」
熊彦「高いなぁ…。」
悠(?)「なんだその面で高所恐怖症か?」
熊彦「面は関係ないだろ!それより……運転手ってなんだよ」
悠(?)「人件費削減だ。」
熊彦「……」
悠(?)「この世で唯一金を払わないで働くのは自分だが、それ以外でも金を払わなくて良いのがいるなら使うだろ」
熊彦「しかし、プロデューサーだったんだな」
悠(?)「……まぁな。それにしても何の因果でライヴ場所と喧嘩(や)る場所が同じなんだか…」
熊彦「なぁ、それより……俺浮いてないか?ジャージってまずくね?」
悠(?)「その腕章外さなきゃつまみだされたりはしない。」
熊彦「そういう問題じゃなくてよ……。」
スーツの男「少しよろしいですか? 」
悠(?)「あ、はい。なんでしょうか」
熊彦「……(ほぼ多重人格だな)」
スーツの男「今日はおめでとう。楽しみにしているよ」
悠(?)「いえ、これも一重に事務所の皆が頑張っているからの……」
スーツの男「いやいや、そうじゃなくて」
悠(?)「は?」
スーツの男「小鳥遊悠VSタカナシユウ。」
悠(?)「……」
スーツの男「ここではなんです。別の場所で離しませんか色々と……ね。」
悠(?)「そういうことなら、いきましょうか」
熊彦「……」
ースカイタワー内:巨大ホールー
ざわざわ……ざわざわ……
悠(?)「……」
スーツの男「よかったら軽食や飲み物もある好きにくつろいでくれ。酒は……」
悠(?)「……」
スーツの男「はは、失礼した。真剣勝負の前にアルコールはマズイか。」
悠(?)「まだ、仕事も残っていますから。お話しなら手短にお願いします」
スーツの男「ふむ、ならそうしよう。此処にいる大半の人間はこのタワー建設に融資した人間だ。その中には私みたいに別件でも融資をしてる人もいる。」
悠(?)「……」
スーツの男「その融資の甲斐あって、タワー内のある階には闘技場が作られた。そうキミのメインステージだ。」
悠(?)「それで……?」
スーツの男「ふふ……キミが本当に小鳥遊悠に勝てる人間かを見せてもらいたいんだ。」
厳つい男「……」
恐持ての男「……」
悠(?)「くだらない……。」
スーツの男「なに?」
悠(?)「俺を試したいならそんな雑魚くらいじゃ意味がいっていってるんだよ」
厳つい男「なんっ…」
恐持ての男「こっ……」
悠(?)「シュッ」
ガッ!ゴッ!
ドザッ……!!
スーツの男「ほぅ……。今のは肘かな?」
悠(?)「拳(これ)で顎を打っただけです」
スーツの男「あっはっは。いや、素晴らしい、素晴らしい。なら、キミを見込んでお願いしたいことがあるんだ」
悠(?)「なんでしょうか?」
スーツの男「小鳥遊悠を殺してほしい」
熊彦「……は?」
スーツの男「もちろん、「偽物」の方をだよ。んふふ。大丈夫、今夜行われることは一切他言無用、そして反則がない、レフリーも居ない、判定も、ゴングも無い、禁じて一切なしの真剣勝負……言い換えるなら殺してもいい。すべては事故と処理される。」
悠(?)「……」