ー新伝ー伝説を継ぐもの【2】
ー池袋:魔天楼ー
凍夜「……どうなった?」
悠(?)「12月25日の深夜にマッチメイクが決まったよ。場所はスカイタワー(蒼天塔)」
凍夜「それは都合が良いんだか悪いんだか……。」
悠(?)「……良いさ」
熊彦「ユウ?」
悠(?)「良いに決まってる。ついに決まるんだ……俺の欲しい物は最強の称号と名前……どっちも簡単には手に入らない。それが手に入るんだ。他に優先させる物なんか無い」
凍夜「そっか。なら、俺から言う事はないよ。一億かチャラかなだけだ。」
白嶺「一億はともかく三千万はちゃんと返してほしいんですけどね。」
凍夜「まぁまぁ、そこはいいじゃない」
白嶺「全然よくはありませんから」
凍夜「あはは、だよね。」
熊彦「蒼天塔っていったら……」
凍夜「今世紀最大の二大タワーのひとつだね。一本は大阪の碧天塔、一本は東京の蒼天塔。もともとは大江戸学園に作られたスカイタワー(電波塔)を真似て作られた物だけど予想以上に集客性と注目度があって今じゃ連日連夜の観光スポットのひとつになっちゃてるんだよね」
白嶺「ですけど、あんな注目スポットで喧嘩する場所なんて……」
凍夜「どういうつもりかは分からないけど一歩間違えば大問題になりかねないのは確かだろうね……。」
熊彦「そんなリスクを負ってまでそこでやる理由なんてあるのか?」
凍夜「んー……ヨミちゃん。」
白嶺「もう調べました。」
凍夜「さっすが仕事が速いね。それで?」
白嶺「賭博ですね」
悠(?)「賭博?」
白嶺「ユウVs悠に大掛かりな賭け金が動いてるみたいです。」
凍夜「そういえば……あの塔の建設を請け負った一ノ瀬の息がかかった建設業者だったけ。ははん、わかったぞ。」
熊彦「なにが?」
凍夜「あくまでも俺の推測だけどね。あのスカイタワーはそういう場所にする気だったんじゃないかなお偉方の」
悠(?)「なるほど……警察とヤクザとが手を組んで違法賭博場を設けているのか……。」
凍夜「もしかしたらもっと大きな力も働いてるかもね。そうなれば安心して賭博が楽しめる。闘技場的な賭博もやるのならSウルフの名前が上がらない訳もないし、デモンストレーションに使うにはもってこいのカードだ。」
悠(?)「熊」
熊彦「……俺の事だよな。なんだ?」
悠(?)「つき合え。スパーの相手になってもらう」
熊彦「いまいち状況は分かんないんだが……いいよ。」
悠(?)「よし、表に出ろ」
熊彦「へいへい」
白嶺「いいんですか?」
凍夜「もはや、俺たちが口出すことじゃないでしょ。っというこで……お仕事しようか。あ、それと24、25日はお休みね。」
白嶺「見にいく気満々ですね」
凍夜「はは、良かったらヨミちゃんも一緒に行く?それとも予定はいってるかな?」
白嶺「考えておきます。」
ー裏路地ー
悠(?)「この辺りはひと目につかない様な場所が多くて助かるな」
熊彦「スパーって本気でいって良いんだよな?」
悠(?)「当然だ。殺す気でかかってこいっ!」
熊彦「上等だあぁぁぁ!!いっくずおぉぉぉぉぉ!!」
悠(?)「っ……半端なくうるせぇ……!!」
ドッ!!ゴッ!!ガっ!!
走「……」
凍夜「……どうなった?」
悠(?)「12月25日の深夜にマッチメイクが決まったよ。場所はスカイタワー(蒼天塔)」
凍夜「それは都合が良いんだか悪いんだか……。」
悠(?)「……良いさ」
熊彦「ユウ?」
悠(?)「良いに決まってる。ついに決まるんだ……俺の欲しい物は最強の称号と名前……どっちも簡単には手に入らない。それが手に入るんだ。他に優先させる物なんか無い」
凍夜「そっか。なら、俺から言う事はないよ。一億かチャラかなだけだ。」
白嶺「一億はともかく三千万はちゃんと返してほしいんですけどね。」
凍夜「まぁまぁ、そこはいいじゃない」
白嶺「全然よくはありませんから」
凍夜「あはは、だよね。」
熊彦「蒼天塔っていったら……」
凍夜「今世紀最大の二大タワーのひとつだね。一本は大阪の碧天塔、一本は東京の蒼天塔。もともとは大江戸学園に作られたスカイタワー(電波塔)を真似て作られた物だけど予想以上に集客性と注目度があって今じゃ連日連夜の観光スポットのひとつになっちゃてるんだよね」
白嶺「ですけど、あんな注目スポットで喧嘩する場所なんて……」
凍夜「どういうつもりかは分からないけど一歩間違えば大問題になりかねないのは確かだろうね……。」
熊彦「そんなリスクを負ってまでそこでやる理由なんてあるのか?」
凍夜「んー……ヨミちゃん。」
白嶺「もう調べました。」
凍夜「さっすが仕事が速いね。それで?」
白嶺「賭博ですね」
悠(?)「賭博?」
白嶺「ユウVs悠に大掛かりな賭け金が動いてるみたいです。」
凍夜「そういえば……あの塔の建設を請け負った一ノ瀬の息がかかった建設業者だったけ。ははん、わかったぞ。」
熊彦「なにが?」
凍夜「あくまでも俺の推測だけどね。あのスカイタワーはそういう場所にする気だったんじゃないかなお偉方の」
悠(?)「なるほど……警察とヤクザとが手を組んで違法賭博場を設けているのか……。」
凍夜「もしかしたらもっと大きな力も働いてるかもね。そうなれば安心して賭博が楽しめる。闘技場的な賭博もやるのならSウルフの名前が上がらない訳もないし、デモンストレーションに使うにはもってこいのカードだ。」
悠(?)「熊」
熊彦「……俺の事だよな。なんだ?」
悠(?)「つき合え。スパーの相手になってもらう」
熊彦「いまいち状況は分かんないんだが……いいよ。」
悠(?)「よし、表に出ろ」
熊彦「へいへい」
白嶺「いいんですか?」
凍夜「もはや、俺たちが口出すことじゃないでしょ。っというこで……お仕事しようか。あ、それと24、25日はお休みね。」
白嶺「見にいく気満々ですね」
凍夜「はは、良かったらヨミちゃんも一緒に行く?それとも予定はいってるかな?」
白嶺「考えておきます。」
ー裏路地ー
悠(?)「この辺りはひと目につかない様な場所が多くて助かるな」
熊彦「スパーって本気でいって良いんだよな?」
悠(?)「当然だ。殺す気でかかってこいっ!」
熊彦「上等だあぁぁぁ!!いっくずおぉぉぉぉぉ!!」
悠(?)「っ……半端なくうるせぇ……!!」
ドッ!!ゴッ!!ガっ!!
走「……」