ー日常ー街の住人達【8】
ー常春の国エメラダ:ミハイル宮殿ー
ミハイル「なななななんだとーーっ!自分の次元位相をずらせる能力者でしかも犯罪者かもしれない宇宙人だとーー!?たいへんじゃないか!」
MC【ハイ】
ミハイル「ヤバいじゃないか!」
MC【ハイ】
ミハイル「そんな奴とどう戦ったらいいんだ!」
MC【地球ノてくのろじーデハムズカシイカモシレマセン】
ミハイル「えらいこっちゃー!おい、協会に行くぞ!」
チコ「は、はい!」
~~
エメラダ銀座にあるエメラダ宇宙人教会へとたどり着くとドアをノックした。
ミハイル「おーい、誰かいないか!」
「はい?おや殿下」
出てきた宇宙人はタコとカネゴンとカンガルーを足して3で割ったような、よく言えばキモ可愛い、悪く言えば不気味なキメラな宇宙人だ。ちなみに全身の色はピンク。
ミハイル「協会長たいへんだ!」
今、分かっていることを説明した。
協会長「えっ能力者で犯罪者?そんなやつがいますかねぇ?」
ミハイル「僕に聞かれても困る!なんとか調べられんのか!」
協会長「あっ、そうか。調べればいいんだ。」
そう軽く言うと協会長は宇宙人人別帳と書かれた冊子をテーブルにおいてページをめくっていく。
ミハイル「アナログだなぁ。」
チコ「パソコンとかに入れとけばいいのに」
協会長「アナクロじゃないですよ」
チコ「え?」
ミハイル「アナクロ?」
協会長「えっ?あっユニクロか、アナ雪と言い間違えたかと思いましたよ。殿下も人が悪い。心配いりません。これは宇宙人けんべんちょーです」
ミハイル「けんべんちょー?」
協会長「あっ、にんべつちょーか。殿下、冗談もいい加減にしてください。ハッハッハッ」
ミハイル「どうもこいつとは話が合わん」
チコ「ですね…」
協会長「えーと能力者で犯罪者。あっこいつかな」
ミハイル「居たか!」
協会長「えっ?ええっ!?殿下、もしコイツが地球に来てるとしたら大変ですよ。」
ミハイル「そんな凶悪な奴なのか!」
協会長「凶悪というより銀河系で一番の嫌われ者なんですよ。」
ミハイル「なに!」
協会長「こいつです。」
人別帳に載っている写真は……変な奴だった。右足が左手の部分にあって左手の部分には右手がついていて、顔のパーツもバラバラで福笑いを粘土に張り付けているような宇宙人。
ミハイル「見るからに変な奴だなぁ」
チコ「ですね…。」
ミハイル「なななななんだとーーっ!自分の次元位相をずらせる能力者でしかも犯罪者かもしれない宇宙人だとーー!?たいへんじゃないか!」
MC【ハイ】
ミハイル「ヤバいじゃないか!」
MC【ハイ】
ミハイル「そんな奴とどう戦ったらいいんだ!」
MC【地球ノてくのろじーデハムズカシイカモシレマセン】
ミハイル「えらいこっちゃー!おい、協会に行くぞ!」
チコ「は、はい!」
~~
エメラダ銀座にあるエメラダ宇宙人教会へとたどり着くとドアをノックした。
ミハイル「おーい、誰かいないか!」
「はい?おや殿下」
出てきた宇宙人はタコとカネゴンとカンガルーを足して3で割ったような、よく言えばキモ可愛い、悪く言えば不気味なキメラな宇宙人だ。ちなみに全身の色はピンク。
ミハイル「協会長たいへんだ!」
今、分かっていることを説明した。
協会長「えっ能力者で犯罪者?そんなやつがいますかねぇ?」
ミハイル「僕に聞かれても困る!なんとか調べられんのか!」
協会長「あっ、そうか。調べればいいんだ。」
そう軽く言うと協会長は宇宙人人別帳と書かれた冊子をテーブルにおいてページをめくっていく。
ミハイル「アナログだなぁ。」
チコ「パソコンとかに入れとけばいいのに」
協会長「アナクロじゃないですよ」
チコ「え?」
ミハイル「アナクロ?」
協会長「えっ?あっユニクロか、アナ雪と言い間違えたかと思いましたよ。殿下も人が悪い。心配いりません。これは宇宙人けんべんちょーです」
ミハイル「けんべんちょー?」
協会長「あっ、にんべつちょーか。殿下、冗談もいい加減にしてください。ハッハッハッ」
ミハイル「どうもこいつとは話が合わん」
チコ「ですね…」
協会長「えーと能力者で犯罪者。あっこいつかな」
ミハイル「居たか!」
協会長「えっ?ええっ!?殿下、もしコイツが地球に来てるとしたら大変ですよ。」
ミハイル「そんな凶悪な奴なのか!」
協会長「凶悪というより銀河系で一番の嫌われ者なんですよ。」
ミハイル「なに!」
協会長「こいつです。」
人別帳に載っている写真は……変な奴だった。右足が左手の部分にあって左手の部分には右手がついていて、顔のパーツもバラバラで福笑いを粘土に張り付けているような宇宙人。
ミハイル「見るからに変な奴だなぁ」
チコ「ですね…。」