ー日常ー街の住人達【8】
ー常春の国エメラダ:ミハイル宮殿ー
さらに時間が経ちミハイルが椅子にかけて寝こけていると……
ムーン1「遅くなりました!早朝のため協会の担当者がなかなかつかまらなくて!」
ミハイル「う゛~~」
ムーン1「どうしました変な顔して」
ミハイル「寝ては起こされ、寝ては起こされ、そんなことを繰り返してたらお前だってこういう顔になるわい。で、結果は?」
ムーン1「それが…新しい宇宙人は来ていないそうです。」
ミハイル「ええっ?どういうことだ」
ムーン1「担当者の話によりますとまっとうな宇宙人なら地球についたら真っ先に協会に顔を出すはず。それが来てないということはよほどのモグリか、それよりもっとありそうなのが……犯罪者なのではないかと」
ミハイル「えっ!?」
ムーン1「銀河警察に追われてるような奴なら黙って姿を消したのもうなずけるといってました。」
ミハイル「もしそれが本当ならヤバいじゃないか」
ムーン1「もろヤバいです。」
ミハイル「そういえばさっき」
ムーン1「はい?」
ミハイル「MCがなにか言い淀んでいた。関係があるのかな。MC、お前さっき何か言おうとして途中でやめたな、宇宙人は犯罪者じゃないかという説があるんだがそれとかかわりがあるのか」
MC【犯罪者カドウカハワカリマセンガ……】
ミハイル「なんだ言いたいことがあるならハッキリ言え」
MC【実ハ】
ミハイル「イライラさせるな!シャキッとせんか!」
MC【申シ訳アリマセン実ハ……宇宙船ガ落下シタ時カラズット見張ッテイタノデスガ誰モ出テイカナカッタノデス。】
ミハイル「えっ?」
MC【宇宙人ノ姿ハ見マセンデシタ】
ミハイル「そんなはずはない!宇宙船に誰かが乗ってたのは間違いないし中にいないんだから外に出ていったのも間違いない!MCそこをどう説明するんだ!」
MC【私ハ真実ヲ語ルコトシカデキマセン。殿下ガソウイウ風二作ラレタノデス。】
ミハイル「ぐっ……確かに、嘘や冗談を言うようには作ってない。するとどういうことだ?」
MC【タダヒトツ考エラレルノハ私ハ通常ノ「目」デシカ見テイナカッタノデス。】
ミハイル「はあ?」
MC【三次元ヲ三次元トシカ見ラレナイ普通ノ目デス。】
ミハイル「まてよ~なんとなくわかってきたぞ~」
MC【ソノトオリ、モシソノ宇宙人ガ自分ノ移送ヲ半次元ホドズラセル能力者ダッタ場合通常ノ目デハトラエラレナカッタコトモ考エラレマス。】
さらに時間が経ちミハイルが椅子にかけて寝こけていると……
ムーン1「遅くなりました!早朝のため協会の担当者がなかなかつかまらなくて!」
ミハイル「う゛~~」
ムーン1「どうしました変な顔して」
ミハイル「寝ては起こされ、寝ては起こされ、そんなことを繰り返してたらお前だってこういう顔になるわい。で、結果は?」
ムーン1「それが…新しい宇宙人は来ていないそうです。」
ミハイル「ええっ?どういうことだ」
ムーン1「担当者の話によりますとまっとうな宇宙人なら地球についたら真っ先に協会に顔を出すはず。それが来てないということはよほどのモグリか、それよりもっとありそうなのが……犯罪者なのではないかと」
ミハイル「えっ!?」
ムーン1「銀河警察に追われてるような奴なら黙って姿を消したのもうなずけるといってました。」
ミハイル「もしそれが本当ならヤバいじゃないか」
ムーン1「もろヤバいです。」
ミハイル「そういえばさっき」
ムーン1「はい?」
ミハイル「MCがなにか言い淀んでいた。関係があるのかな。MC、お前さっき何か言おうとして途中でやめたな、宇宙人は犯罪者じゃないかという説があるんだがそれとかかわりがあるのか」
MC【犯罪者カドウカハワカリマセンガ……】
ミハイル「なんだ言いたいことがあるならハッキリ言え」
MC【実ハ】
ミハイル「イライラさせるな!シャキッとせんか!」
MC【申シ訳アリマセン実ハ……宇宙船ガ落下シタ時カラズット見張ッテイタノデスガ誰モ出テイカナカッタノデス。】
ミハイル「えっ?」
MC【宇宙人ノ姿ハ見マセンデシタ】
ミハイル「そんなはずはない!宇宙船に誰かが乗ってたのは間違いないし中にいないんだから外に出ていったのも間違いない!MCそこをどう説明するんだ!」
MC【私ハ真実ヲ語ルコトシカデキマセン。殿下ガソウイウ風二作ラレタノデス。】
ミハイル「ぐっ……確かに、嘘や冗談を言うようには作ってない。するとどういうことだ?」
MC【タダヒトツ考エラレルノハ私ハ通常ノ「目」デシカ見テイナカッタノデス。】
ミハイル「はあ?」
MC【三次元ヲ三次元トシカ見ラレナイ普通ノ目デス。】
ミハイル「まてよ~なんとなくわかってきたぞ~」
MC【ソノトオリ、モシソノ宇宙人ガ自分ノ移送ヲ半次元ホドズラセル能力者ダッタ場合通常ノ目デハトラエラレナカッタコトモ考エラレマス。】