ー日常ー街の住人達【7】
ー常春の国エメラダ:ミハイル宮殿ー
アレから三日後……
ムーン1「完成したーー!」
ムーン2「応接室を3日かけて密室に改造したぞ!!」
ムーン1「殿下を連れて来い!」
「「「ラジャー!」」」
ミハイル「最近ガンガンうるさいが何か工事でもやってるのか?」
チコ「ああ、いえ、それが応接室を……」
「「いたぞー!」」
「「捕まえろー!」」
話していると数人のムーンたちが走ってきてミハイルを引っ捕まえて走り去っていった。
チコ「改造して密室にぃ……できたみたいですね。」
応接室まで拉致られたミハイルは部屋へと投げ込まれて、扉を絞められ。
ムーン1「溶接しろ!」
わざわざ扉をアーク溶接までして完全な密室をつくりあげた。
ムーン2「よし、これでドアは開かない」
ムーン1「ヒントを解いてみっかかけてつくった秘密のドアに辿り着かなければ脱出することは絶対に不可能だ。」
ムーン2「さあ、殿下が何時間で脱出できるか」
するとドアから何かを打ち付ける音がした。
ガンガンッ、ドンドンッ……ゴンッ!とひときは大きな音を立てるとドアが割れて何かが飛び出てきた。
ムーン1「ノミ?!」
さらに空いた穴から今度は鋸の刃が出てきてギコギコと切断し始める。
ギコギコギーコギーコ、縦、横、縦と扉を切っていきついには人間が通れるサイズに板が抜け落ちた。
ミハイル「……出れたぞ」
ムーン1「趣旨がーーーっ!」
ムーン2「どうしてそういうわけのわからない脱出をするんです!!」
ムーン1「だいたいどこからノミやトンカチやノコギリを引っ張りだしたんですか!」
ミハイル「部屋の中に落ちてたんだ。」
ムーン1「嘘つかないでください!そんなもん落ちてるわけないでしょう!」
ミハイル「落ちてたんだからしかたないだろう!」
ムーン1「あの殿下をどうしたらいいんだー!」
ムーン2「僕たちじゃダメだ!プロに頼もう!」
ムーン1「プロ?!」
ムーン2「リアル脱出ゲームのプロデュースを仕事にしてるプロヘッショナルがいるんだ!」
そして次の日……
プロ「どうもプロ・ヘショナルです。」
インテリ風な銀縁眼鏡に真っ黒なダークスーツのプロが宮殿までやってきた。
ムーン1「おお、それにりに頼もしい」
プロ「それでどういったご用件で?」
ムーン1「実は……」
これまでにあったことを一から十まで説明する。
アレから三日後……
ムーン1「完成したーー!」
ムーン2「応接室を3日かけて密室に改造したぞ!!」
ムーン1「殿下を連れて来い!」
「「「ラジャー!」」」
ミハイル「最近ガンガンうるさいが何か工事でもやってるのか?」
チコ「ああ、いえ、それが応接室を……」
「「いたぞー!」」
「「捕まえろー!」」
話していると数人のムーンたちが走ってきてミハイルを引っ捕まえて走り去っていった。
チコ「改造して密室にぃ……できたみたいですね。」
応接室まで拉致られたミハイルは部屋へと投げ込まれて、扉を絞められ。
ムーン1「溶接しろ!」
わざわざ扉をアーク溶接までして完全な密室をつくりあげた。
ムーン2「よし、これでドアは開かない」
ムーン1「ヒントを解いてみっかかけてつくった秘密のドアに辿り着かなければ脱出することは絶対に不可能だ。」
ムーン2「さあ、殿下が何時間で脱出できるか」
するとドアから何かを打ち付ける音がした。
ガンガンッ、ドンドンッ……ゴンッ!とひときは大きな音を立てるとドアが割れて何かが飛び出てきた。
ムーン1「ノミ?!」
さらに空いた穴から今度は鋸の刃が出てきてギコギコと切断し始める。
ギコギコギーコギーコ、縦、横、縦と扉を切っていきついには人間が通れるサイズに板が抜け落ちた。
ミハイル「……出れたぞ」
ムーン1「趣旨がーーーっ!」
ムーン2「どうしてそういうわけのわからない脱出をするんです!!」
ムーン1「だいたいどこからノミやトンカチやノコギリを引っ張りだしたんですか!」
ミハイル「部屋の中に落ちてたんだ。」
ムーン1「嘘つかないでください!そんなもん落ちてるわけないでしょう!」
ミハイル「落ちてたんだからしかたないだろう!」
ムーン1「あの殿下をどうしたらいいんだー!」
ムーン2「僕たちじゃダメだ!プロに頼もう!」
ムーン1「プロ?!」
ムーン2「リアル脱出ゲームのプロデュースを仕事にしてるプロヘッショナルがいるんだ!」
そして次の日……
プロ「どうもプロ・ヘショナルです。」
インテリ風な銀縁眼鏡に真っ黒なダークスーツのプロが宮殿までやってきた。
ムーン1「おお、それにりに頼もしい」
プロ「それでどういったご用件で?」
ムーン1「実は……」
これまでにあったことを一から十まで説明する。