ー日常ー街の住人達

ー夢見長屋一階:黒奈&白奈の部屋(?)ー

黒奈「あ、だったら携帯ゲームとか出来ないの?」

ゆうな「普通ならね。けど、それも特注の物作ってあるから……ゆえ」

ゆえ「うい、じゃじゃじゃーんまいぴーえすぶぃーた……!」

白奈「見た目は普通のPSVだけど?」

ゆうな「見た目はね。けど、お父さん曰く日本刀の中でも特級品に使われる超純度玉鋼で作ってあるっていってた。」

黒奈「そのPSVなら投げつけてもぶっ壊れなさそうね。」

白奈「ニンテンドー製品なら大抵投げつけても壊れないけどね」

ゆうな「え、でもお父さん64が壊れたって大騒ぎしてたことあるよ」

黒奈「なにをしたんだ……頑丈さは世界一ィィィのゲーム機に」

ゆえ「べっとからおちてずつきしたっぽい……」

ゆうな「お父さんの頭は絶対に壊れないタワーシールドみたいなものだしね。」

白奈「同じ硬さの物をぶつけてみたいわね。矛盾みたいに」

ゆえ「こわしちゃだめ……!」

ゆうな「ゆえはお父さん大好きだからねー。あ、そういえば黒奈ちゃんと白奈ちゃんの家の人は?」

黒奈「父親……みたいなのはいる」

白奈「母親は知らない」

ゆうな「あ……ごめんなさい」

ゆえ「ごめんなさい……」

黒奈「謝らなくていいよ」

白奈「そうそう変に気を使われるより普通にしてくれた方がいい」

ゆうな「うん、わかった。じゃあ、黒奈たんって呼ぶね」

ゆえ「しろなたん……」

黒奈「やめろーー!」

白奈「私のことは女王様と呼べ」

黒奈「めちゃくちゃな上長するな!」

スパンっ!
白奈「わぶぁっ!」

ゆえ「おっと……」
ぎゅ
むにゅ!
白奈「あ……。黒」

黒奈「なに?」

白奈「おっぱいがなかったら即死だった」

黒奈「いいたいだけだろ」

白奈「男がおっぱいを好む理由が少しわかった気がする」

むにむに
ゆえ「くすぐったい……」

ゆうな「黒奈ちゃんカモン」

黒奈「両手を開いて待ち構えても飛びこまないから」

ゆうな「じゃあ、ぎゅってして」

黒奈「なんでだ!」

スパン!
デモン『……』
ゆうな「ATフィールド!」

黒奈「やっぱり完全に何か出てた」

ゆうな「ATフィールド、ATフィールド」

白奈「黒奈だって拳法殺しの…」

黒奈「誰がハート様だ!」

スッパァァン!
白奈「ガボラッ!?」

ゆえ「おーいいおとした……」

白奈「……」
チーン

ゆうな「ライフがゼロっぽいよ?」

黒奈「ほっといたら復活するよ。タフなのが取り柄だからな。それより、チェーンソーでゾンビをズタズタにしていくゲームしよう」

ゆうな「なにそれ」

黒奈「ロリポップチェーンソー」

白奈「復活!」

ゆえ「だいじょうぶ……?」

白奈「こんなこともあろうかとアレイズかけておいたから」
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