ー日常ー街の住人達

ー公園ー

ゆうな「あっちぃ……」

黒奈「だからいったんだ……こんな天気のいい日は部屋でゲームしてる方がいいって……」

白奈「だから太る」

黒奈「うるさいっ!」

パシンっ!
白奈「ガフッ!」

ゆえ「いいおとした……」

白奈「く、黒奈はなんか力が強いの…さ。」

ゆうな「太ってるの?」

黒奈「太ってない!っていうストレート!」

ゆうな「お腹触ってみてもいい?」

黒奈「知り合って間もないのにグイグイくるな!」

ゆえ「おねえちゃんあくてぃぶだから……」

白奈「活発なのっていいね。」

ゆえ「じまんのあねです……。」

黒奈「その自慢の姉のセクハラを自重させろ。」

ゆうな「私のセクハラは百八式まであるぞ!」

黒奈「変態か!」

パシン!
デモン『……』
ゆうな「あうち~」

黒奈「ん?なんか今、変なものが見えたような……それに感触が…」

白奈「感触?どさくさでどこ触ったの?」

黒奈「だから、うるさい!」

スパンっ!
白奈「うぅ……」

ゆうな「よっぽどダメージが酷いのかふらふらしてる」

黒奈「いつものことだから問題ない」

ゆえ「はげしいしまいまんざい……」

ゆうな「こういうのも面白いね」

ゆえ「ぜんりょくでつっこもうか……?」

ゆうな「私のラムダドライヴで受け止められるのなら……いや、やっぱり駄目。自分の上半身が吹き飛ぶヴィジョンが見えた」

ゆえ「そんなことしない、もん……」

ゆうな「妹超可愛い!」

黒奈「甘いな」

白奈「美しい姉妹愛(ガチ百合)」

黒奈「今何かおかしな副音声が出てなかったか?」

白奈「気のせいだよ黒。それより、これ以上、日向に居たら溶けてしまわない?」

ゆうな「そうだね。真桜ちゃんなんて一度あがるたびにSAN値が10下がるって言ってたし」

黒奈「暑さで発狂するのか」

白奈「部屋の中でストーブ焚いたらどうかな」

黒奈「サウナに強制送還」

白奈「あははは」

黒奈「あははは」

ゆえ「あくまっこがいる……」

ゆうな「そんなことしたら冥府魔道天地無明返しで地面と鉄の味を嫌ってほど味わうことになっちゃう」

黒奈「カッコいいなそのひと」

白奈「冥府魔道のうえ天地無明だもんね」

ゆうな「本人曰くまったく適当な名前らしいんだけどね。」

黒奈「必殺技は難しい漢字と長い横文字を繋げて叫ぶと何でも正解だ」

白奈「まぁ、そんな恥ずかしい真似はしたくないけどね。」

ゆえ「ときどきしびあ……」

ゆうな「それにしてもあっついね。」

白奈「いい加減、日陰に避難しよう」

黒奈「そうだな。ゆうな、ゆえ、ウチ来る?」

ゆうな「いいの?」

黒奈「いいよ。誰もいないし」

ゆうな「誰もいない自宅へのご招待」

ゆえ「ぽっ///……」

白奈「黒ったら大胆」

黒奈「変な想像するな!」

スパン!
デモン『……』
ゆうな「うーわー」

スカッ!
ゆうな「ざんぞうだ……」

スパンッ!
白奈「あうちっ!!」
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