ー日常ー街の住人達

ー公園ー

ゆうな「いい天気だねー。」

ゆえ「なつびぜんかい……」

ゆうな「考えも無く外で遊ぼうとか思ったのは失敗だったね」

ゆえ「ここまであつくなるとはおもわなんだ……」

ゆうな「帰る?」

ゆえ「んーどっちでもいい……」

ゆうな「そっか。じゃあ、自販機探して水分摂取しつつ散歩しながら帰ってアイス食べてお昼寝しようか」

ゆえ「おねえちゃんまじりすぺくと……」

ゆうな「ふふん。おっと、早速自販機発見伝」

ゆえ「なんそうさとみはっけんでん……」

ゆうな「でも、缶ジュースが130円て微妙にムカつくよね。」

ゆえ「しょうひぜえぱねぇ…」

ゆうな「何飲む?」

ゆえ「のむてんてき……」

ゆうな「ポカリだね。私はオレンジジュースにしよ」

「あ、自販機発見伝」

「南総里見八犬伝」

ゆうな「ん?」

ゆえ「ん……?」

「あ……ちょっと、変なこと言うからこっち見られてるじゃん」

「違うよ。同じ顔だから珍しいんだよ。それよりジュース」

「その人に奢ってもらう気しかない態度を改めろ。……あっ。」

「どしたの?」

「小銭が無い。ちょっと貸して」

「財布が無い」

「持ち歩きなさいよバカァァァ!」

ゆうな「あのー」

「あ、はい?」

ゆうな「良かったら飲む?」

「え、いいの?」

ゆうな「うん。もう一本買うから。ゆえも」

ゆえ「どうぞ……」

「「ありがとうございます!あの、お名前は?」」

ゆうな「私はゆうな。」

ゆえ「わたしはゆえ……」

黒奈「黒奈(くろな)です」

白奈「白奈(しろな)です」

黒&白奈「「双子の姉妹です」」

ゆうな「おー、疾風迅雷コンビみたいに揃ってる」

ゆえ「わたしたちもしまい……」

黒奈「ゆえがお姉さんでゆうなが妹だね」

ゆうな「残念私が姉です」

ゆえ「いもとなのです……」

白奈「なん……だと……?」

黒奈「妹さん、御立派な発育ですね」

ゆうな「自慢の妹です」

ゆえ「じまんのあねです……」

白奈「私の姉は出不精にややニートです」

黒奈「やかましい」

パシンっ!
白奈「あうちっ!」

ゆえ「いいおとした……」

白奈「慣れてるから平気。ややニートだけとツッコミと力は強いの」

黒奈「ニート言うな。白奈は調子に乗りやすいからこうやって強制的に停止させなきゃいけないの」

ゆうな「可愛い」

白奈「可愛いって言われた。黒、この人たち見る目ある」

黒奈「なんで上から目線だ。お世辞に…」

ゆえ「くろなもかわいい……」

黒奈「めちゃくちゃ見る目あるね」

白奈「だね。良かったら一緒に遊ばない?」

ゆうな「どうする、ゆえ?」

ゆえ「いっしょにあそぶ……」
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