ー日常ー街の住人達【5】
ー塾への通り道ー
次の日、すずピーの娘、順子ちゃんが塾へと向かっていると突然目の前に黒いマントのようなものをかぶった何者かが目の前に突然現れた。
黒マント「ひっひっ」
順子「!?」
バァーっと両方の腕を広げると酸でもかけられてドロドロに溶けたホラー映画の怪物のような顔が現れる。
黒マント「ばあぁぁー!」
順子「キャア!?キャアぁーー!!」
絹を裂くような悲鳴を上げながら走って逃げていく。
その後ろで顔の溶けた怪物はずるりとマスクを取った。その下から現れのは当然マリアの顔。
マリア「第一弾成功、でもこれっていじめかなあ。ただの変質者って気もするけど……まぁいいや。」
マリアは次の準備をするために、その場から離れた。
~~
順子「はぁはぁ、キャッ!」
がむしゃらで走っていると誰かにぶつかる順子。
鬼瓦「鈴木君どうしたのかね」
順子「鬼瓦先生!今変な人が!」
振り返って後ろを指さしたが何もいない。
鬼瓦「誰もおらんが」
順子「でも、本当に!」
鬼瓦「落ち着きなさい。近ごろおかしな奴が多いからな先生方にも注意するように連絡しておく、教室に入りなさい。」
順子「は、はい…。」
~~
マリアは昨日、監視に使っていた木の上に登っていた。
マリア「さて、第二弾……ありゃ?」
教室内を見てみると。
順子「……」
ひな子「……」
マリア「ひな子様だ。たまたま隣に座っちゃったのか。まあいいや、レーザーポインターをつかえば」
レーザーポインターを照射してチカチカッと光を点滅させる。
順子『?』
それに気がついた順子が窓の方を見た瞬間、マリアは再び例のマスクをかぶって木の上から威嚇する。
黒マント「ばあぁぁ!」
そしてそのまま飛び下りた。
順子「きゃああっ!」
突然の悲鳴に騒然となる教室。
鬼瓦「どうした!なにがあった!!」
順子「あそこ!窓の外!」
ひな子「えっ?」
しかし、窓の外には何もいない。
「どうしたのー?」
「なにもないよー?」
「なになに」
順子「そ、そんなぁ……」
鬼瓦「こらー、落ちつけ。静かになしなさい!」
順子「いたの!本当にいのよぉーー!」
鬼瓦「お、おい、わかったかせら。おちつきたまえ。」
パニック状態になっている順子。
マリアはその騒ぎに大成功と笑いながらとっとこ逃げだした……。
次の日、すずピーの娘、順子ちゃんが塾へと向かっていると突然目の前に黒いマントのようなものをかぶった何者かが目の前に突然現れた。
黒マント「ひっひっ」
順子「!?」
バァーっと両方の腕を広げると酸でもかけられてドロドロに溶けたホラー映画の怪物のような顔が現れる。
黒マント「ばあぁぁー!」
順子「キャア!?キャアぁーー!!」
絹を裂くような悲鳴を上げながら走って逃げていく。
その後ろで顔の溶けた怪物はずるりとマスクを取った。その下から現れのは当然マリアの顔。
マリア「第一弾成功、でもこれっていじめかなあ。ただの変質者って気もするけど……まぁいいや。」
マリアは次の準備をするために、その場から離れた。
~~
順子「はぁはぁ、キャッ!」
がむしゃらで走っていると誰かにぶつかる順子。
鬼瓦「鈴木君どうしたのかね」
順子「鬼瓦先生!今変な人が!」
振り返って後ろを指さしたが何もいない。
鬼瓦「誰もおらんが」
順子「でも、本当に!」
鬼瓦「落ち着きなさい。近ごろおかしな奴が多いからな先生方にも注意するように連絡しておく、教室に入りなさい。」
順子「は、はい…。」
~~
マリアは昨日、監視に使っていた木の上に登っていた。
マリア「さて、第二弾……ありゃ?」
教室内を見てみると。
順子「……」
ひな子「……」
マリア「ひな子様だ。たまたま隣に座っちゃったのか。まあいいや、レーザーポインターをつかえば」
レーザーポインターを照射してチカチカッと光を点滅させる。
順子『?』
それに気がついた順子が窓の方を見た瞬間、マリアは再び例のマスクをかぶって木の上から威嚇する。
黒マント「ばあぁぁ!」
そしてそのまま飛び下りた。
順子「きゃああっ!」
突然の悲鳴に騒然となる教室。
鬼瓦「どうした!なにがあった!!」
順子「あそこ!窓の外!」
ひな子「えっ?」
しかし、窓の外には何もいない。
「どうしたのー?」
「なにもないよー?」
「なになに」
順子「そ、そんなぁ……」
鬼瓦「こらー、落ちつけ。静かになしなさい!」
順子「いたの!本当にいのよぉーー!」
鬼瓦「お、おい、わかったかせら。おちつきたまえ。」
パニック状態になっている順子。
マリアはその騒ぎに大成功と笑いながらとっとこ逃げだした……。