ー日常ー街の住人達【5】
ー常春の国:エメラダー
ムーン1「今日だけですか?」
服の神『わしが帰るまで毎日じゃ』
ムーン1「ええーっいつ帰るかわからないのにこれから毎日24時間入浴やエステを繰り返すんですか!」
ムーン2「冗談じゃない、やってもらう方には楽でもやる方にとってはえらい重労働だ!」
服の神『イヤか』
ムーン1「交代でやっても死ぬほど疲れるのは目に見えてる、嫌です!」
服の神『服の縫い目の恐ろしさを教えてくれようか』
ムーン1「ああっ、意味は分からないけど何となく怖い!」
ムーン2「おおせにしたがいますでございます」
服の神『手間をかけさせるなしょせん実力が違うんじゃから。よし、さっそくまた入浴じゃ』
ムーン2「ははっ」
ミハイル「なんだかなー」
ムーン1「殿下なんとかしてください!」
ミハイル「なんとかって」
ムーン1「あんな偉そうなのに居座られたらうっとおしくて辛抱たまりません!」
ムーン3「おまけにこれじゃ仕事にもなにもなりませんよ。」
ミハイル「とはいえなんといっても相手は神様だからなぁ」
チコ「……仕事にならないという事は商売に差し支えますよ。つまりお金がもうけられませんよ。」
ミハイル「それを早く言えーーー!!」
お金がからむとミハイルは違います!神様が相手なのでそれまで微妙に弱腰だったのですが本気で対策を練り始めました。
チコ「殿下を動かすにはやっぱりお金ですね。」
ミハイル「うーん、うーん……。とにかくあいつを追い出さなくちゃならないそれには好物で釣るか逆に苦手なものをぶつけるか、服の苦手なものってなんだ……うーん」
『わしはきれい好きじゃから』
ミハイル「そうか!汚れだ!」
「「汚れ!?」」
ミハイル「いいか少しぐらいの汚れなら我慢してきれなくもないがめちゃくちゃに汚れたらとても着て外を歩けるものではない!洗濯カゴに放り込まれて次に洗濯して綺麗になるまで服としての機能を失う!つまり活動停止状態になる!服の神も汚せばいいんだ!きっと活動停止状態になって身動きできなくなるはずだ!」
ムーン1「なるほど一理ありますな」
チコ「あっ、でも汚されたら他の服に乗り移りはしませんか?」
ミハイル「だから!乗り移る隙を与えてはいかんのだ!瞬間的に大々的に汚すことで本人も気がつかないうちに活動を停止させるのだ!人間でいえば後ろからそっと近づいて棍棒で頭をドヤカすようなものだ!」
チコ「ドヤカす?」
ムーン1「今日だけですか?」
服の神『わしが帰るまで毎日じゃ』
ムーン1「ええーっいつ帰るかわからないのにこれから毎日24時間入浴やエステを繰り返すんですか!」
ムーン2「冗談じゃない、やってもらう方には楽でもやる方にとってはえらい重労働だ!」
服の神『イヤか』
ムーン1「交代でやっても死ぬほど疲れるのは目に見えてる、嫌です!」
服の神『服の縫い目の恐ろしさを教えてくれようか』
ムーン1「ああっ、意味は分からないけど何となく怖い!」
ムーン2「おおせにしたがいますでございます」
服の神『手間をかけさせるなしょせん実力が違うんじゃから。よし、さっそくまた入浴じゃ』
ムーン2「ははっ」
ミハイル「なんだかなー」
ムーン1「殿下なんとかしてください!」
ミハイル「なんとかって」
ムーン1「あんな偉そうなのに居座られたらうっとおしくて辛抱たまりません!」
ムーン3「おまけにこれじゃ仕事にもなにもなりませんよ。」
ミハイル「とはいえなんといっても相手は神様だからなぁ」
チコ「……仕事にならないという事は商売に差し支えますよ。つまりお金がもうけられませんよ。」
ミハイル「それを早く言えーーー!!」
お金がからむとミハイルは違います!神様が相手なのでそれまで微妙に弱腰だったのですが本気で対策を練り始めました。
チコ「殿下を動かすにはやっぱりお金ですね。」
ミハイル「うーん、うーん……。とにかくあいつを追い出さなくちゃならないそれには好物で釣るか逆に苦手なものをぶつけるか、服の苦手なものってなんだ……うーん」
『わしはきれい好きじゃから』
ミハイル「そうか!汚れだ!」
「「汚れ!?」」
ミハイル「いいか少しぐらいの汚れなら我慢してきれなくもないがめちゃくちゃに汚れたらとても着て外を歩けるものではない!洗濯カゴに放り込まれて次に洗濯して綺麗になるまで服としての機能を失う!つまり活動停止状態になる!服の神も汚せばいいんだ!きっと活動停止状態になって身動きできなくなるはずだ!」
ムーン1「なるほど一理ありますな」
チコ「あっ、でも汚されたら他の服に乗り移りはしませんか?」
ミハイル「だから!乗り移る隙を与えてはいかんのだ!瞬間的に大々的に汚すことで本人も気がつかないうちに活動を停止させるのだ!人間でいえば後ろからそっと近づいて棍棒で頭をドヤカすようなものだ!」
チコ「ドヤカす?」