ー日常ー街の住人達【4】
ー常春の国:エメラダー
ミハイル「また朝か、毎日毎日よく飽きもせずに朝が来るものだ。たまには朝が休めば、ずっと夜で一日中寝てられるのに、今度朝に掛け合ってみようかな。連絡先が分かればの話だが……音声メモ、朝のアドレスを確認すること」
ピッ
『朝のアドレスを確認すること』
音声メモを終えてシャワーでも浴びようミハイルは専用バスルームのドアノブに手をかけたのだがスポッと引っこ抜けてしまう。
ミハイル「音声メモ宮殿の内装業者をしばり首にすること」
ピッ
『宮殿の内装業者をしばり首にすること』
ドアを押し開けてシャワーのノズルを回すが湯が出てこない。なぜだろうと見上げるとシャワーの先が外れてミハイルに直撃する、さらにたまりたまったお湯が噴出しふりかかった。
ミハイル「内装業者をつれてこーい!」
チコ「きゃーー!!」
ミハイル「まずそいつの首を刎ねてそれから一族郎党根絶やしにしてやる!」
チコ「きゃーー!きゃーーー!!」
ミハイル「やかましい!」
ムーン1「殿下!なにを朝っぱらから裸ではしってるんです!!」
ミハイル「サービスだ!朝から僕のヌードが見れて幸せだろう!」
ムーン1「朝からおぞましいものを見せられて目が腐りそうです!」
ガィン!
ミハイル「避けるな!」
ムーン1「避けなきゃ死んじゃうでしょうが!!」
チコ「あ、あの、殿下大変なんです宮殿中で変なことが起こってるんです。」
ミハイル「どういうことだ」
チコ「まず早朝、まだ薄暗いので電気をつけようとしたら、紐がちぎれて、電灯自体が落ちてきました。」
ムーン1「明るくなってきたのでカーテンを開けようとしたら全部取れて落ちました。それで皆に知らせようと走りだそうとしたら何かべとべとしたものを踏んでズッコケました。」
チコ「ドアは外れる、手すりは落ちる、おまけに宮殿中がベトベトでワヤクチャになってるんです。」
ミハイル「ふーむ、なにが起こったんだ」
そういいながら椅子に腰かけた瞬間、潰れて崩れ落ちてしまう。
ムーン1「ねっ?」
ミハイル「ねっ、じゃない!ん?」
チコ「どうしました?」
ミハイル「なんだこれは!椅子の脚をいったん切り離し接着剤でくっつけたように見えるぞ!」
チコ「えぇっ!」
ムーン1「言われてみればカーテンのレールやドアもそんな感じでした!」
ミハイル「また朝か、毎日毎日よく飽きもせずに朝が来るものだ。たまには朝が休めば、ずっと夜で一日中寝てられるのに、今度朝に掛け合ってみようかな。連絡先が分かればの話だが……音声メモ、朝のアドレスを確認すること」
ピッ
『朝のアドレスを確認すること』
音声メモを終えてシャワーでも浴びようミハイルは専用バスルームのドアノブに手をかけたのだがスポッと引っこ抜けてしまう。
ミハイル「音声メモ宮殿の内装業者をしばり首にすること」
ピッ
『宮殿の内装業者をしばり首にすること』
ドアを押し開けてシャワーのノズルを回すが湯が出てこない。なぜだろうと見上げるとシャワーの先が外れてミハイルに直撃する、さらにたまりたまったお湯が噴出しふりかかった。
ミハイル「内装業者をつれてこーい!」
チコ「きゃーー!!」
ミハイル「まずそいつの首を刎ねてそれから一族郎党根絶やしにしてやる!」
チコ「きゃーー!きゃーーー!!」
ミハイル「やかましい!」
ムーン1「殿下!なにを朝っぱらから裸ではしってるんです!!」
ミハイル「サービスだ!朝から僕のヌードが見れて幸せだろう!」
ムーン1「朝からおぞましいものを見せられて目が腐りそうです!」
ガィン!
ミハイル「避けるな!」
ムーン1「避けなきゃ死んじゃうでしょうが!!」
チコ「あ、あの、殿下大変なんです宮殿中で変なことが起こってるんです。」
ミハイル「どういうことだ」
チコ「まず早朝、まだ薄暗いので電気をつけようとしたら、紐がちぎれて、電灯自体が落ちてきました。」
ムーン1「明るくなってきたのでカーテンを開けようとしたら全部取れて落ちました。それで皆に知らせようと走りだそうとしたら何かべとべとしたものを踏んでズッコケました。」
チコ「ドアは外れる、手すりは落ちる、おまけに宮殿中がベトベトでワヤクチャになってるんです。」
ミハイル「ふーむ、なにが起こったんだ」
そういいながら椅子に腰かけた瞬間、潰れて崩れ落ちてしまう。
ムーン1「ねっ?」
ミハイル「ねっ、じゃない!ん?」
チコ「どうしました?」
ミハイル「なんだこれは!椅子の脚をいったん切り離し接着剤でくっつけたように見えるぞ!」
チコ「えぇっ!」
ムーン1「言われてみればカーテンのレールやドアもそんな感じでした!」