ー日常ー街の住人達【4】
ー常春の国:エメラダー
ムーン「あれぇ?おかしいな」
チコ「どうかしました?」
ムーン「チコちゃん、っと、殿下」
ミハイル「まるで僕がついでだな、おい。」
ムーン「いえ、そんなつもりは……」
ミハイル「まぁいい。それでどうした?」
ムーン「このあたりに置いたはずのクラッカーがないです。」
チコ「クラッカー?」
ムーン「おやつに食べようと思ったんですけど。変だなぁ、変だなぁ、確かにこのあたりに置いたのに」
ミハイル「あたりあたりっておいたのならある筈じゃないか。よく探せ」
ムーン「はぁ」
チコ「殿下が食べたんじゃないんですか?」
ミハイル「僕が食べたのならちゃんと食べてやったと言ってる。」
チコ「ちゃんと食べてやったはおかしいです」
ミハイル「おかしけりゃ笑え」
ムーン「うるさいなーっ!!もー!!」
ミハイル「わーーー!」
チコ「!?」
ミハイル「なんなんだなぜ僕にあたる!!」
ムーン「あっ!すみません、家を出かけに親と喧嘩してイライラしてまして」
ミハイル「親と喧嘩なんかするな」
ムーン「はい…」
ミハイル「まったく何なんだ」
チコ「なんなんでしょ……」
カシャーン!スパコーン!
ミハイル「ぎゃー!」
ムーン「大丈夫か!」
チコ「あ、はい。私は平気ですけど……殿下に」
ミハイル「……」
ムーン「キャー!!殿下に当たってるー!すみませんすみません!三角ベースをやってて手元が狂って!まさか殿下にあたるなんて!」
ミハイル「妙に「あたる」な。」
チコ「は?」
ミハイル「クラッカーを探していたお前」
ムーン36「はい、ムーン96号です」
ミハイル「探してたそれはもしかしてあたり前田のクラッカーか」
ムーン36「そうです」
ミハイル「やはり……ちょっと出かけてくる。」
チコ「いってらっしゃい……?」
~~
ミハイル「当たりが続いているという事は……スピードくじください。」
宝くじ屋「はい、どうぞ」
ミハイル「……」
コシコシ
宝くじ屋「おめでとうございます。10万円あたりです。」
ミハイル「おおっ!」
~~
チコ「あれ?」
ミハイル「むふふふ」
チコ「やけにニコニコしてる」
ムーン1「殿下なにかいいことでもありましたか?」
ミハイル「実はな、あたるんだ」
チコ「はぁ?」
ムーン「あれぇ?おかしいな」
チコ「どうかしました?」
ムーン「チコちゃん、っと、殿下」
ミハイル「まるで僕がついでだな、おい。」
ムーン「いえ、そんなつもりは……」
ミハイル「まぁいい。それでどうした?」
ムーン「このあたりに置いたはずのクラッカーがないです。」
チコ「クラッカー?」
ムーン「おやつに食べようと思ったんですけど。変だなぁ、変だなぁ、確かにこのあたりに置いたのに」
ミハイル「あたりあたりっておいたのならある筈じゃないか。よく探せ」
ムーン「はぁ」
チコ「殿下が食べたんじゃないんですか?」
ミハイル「僕が食べたのならちゃんと食べてやったと言ってる。」
チコ「ちゃんと食べてやったはおかしいです」
ミハイル「おかしけりゃ笑え」
ムーン「うるさいなーっ!!もー!!」
ミハイル「わーーー!」
チコ「!?」
ミハイル「なんなんだなぜ僕にあたる!!」
ムーン「あっ!すみません、家を出かけに親と喧嘩してイライラしてまして」
ミハイル「親と喧嘩なんかするな」
ムーン「はい…」
ミハイル「まったく何なんだ」
チコ「なんなんでしょ……」
カシャーン!スパコーン!
ミハイル「ぎゃー!」
ムーン「大丈夫か!」
チコ「あ、はい。私は平気ですけど……殿下に」
ミハイル「……」
ムーン「キャー!!殿下に当たってるー!すみませんすみません!三角ベースをやってて手元が狂って!まさか殿下にあたるなんて!」
ミハイル「妙に「あたる」な。」
チコ「は?」
ミハイル「クラッカーを探していたお前」
ムーン36「はい、ムーン96号です」
ミハイル「探してたそれはもしかしてあたり前田のクラッカーか」
ムーン36「そうです」
ミハイル「やはり……ちょっと出かけてくる。」
チコ「いってらっしゃい……?」
~~
ミハイル「当たりが続いているという事は……スピードくじください。」
宝くじ屋「はい、どうぞ」
ミハイル「……」
コシコシ
宝くじ屋「おめでとうございます。10万円あたりです。」
ミハイル「おおっ!」
~~
チコ「あれ?」
ミハイル「むふふふ」
チコ「やけにニコニコしてる」
ムーン1「殿下なにかいいことでもありましたか?」
ミハイル「実はな、あたるんだ」
チコ「はぁ?」