ー日常ー街の住人達【4】
ー小鳥遊邸:広間ー
びゅおぉぉっ!
恋「凄い風じゃな」
駒狸「本当ですね。」
びゅおぉぉっ!
がザザッ……
恋「どこからか段ボールまで飛んできおった」
駒狸「これだけ風強いと外にお洗濯物は干さない方がいいですね。」
恋「そうじゃな」
駒狸「うん、部屋干しにします。それじゃあ失礼しますね」
恋「うむ。さて、テレビでも見るかのぅ」
ゆうな「……」
ゆえ「……」
恋「?!」
ゆうな「ゆうなちゃんです」
ゆえ「ゆえちゃんです……」
恋「分かっとるわ……というか、幽霊みたいに背後に立つでない」
ゆうな「妖怪に幽霊といわれた」
ゆえ「ふしぎたいけんあんびりーばぼー……」
恋「なんなんじゃ……」
ゆうな「今日は風強いね」
ゆえ「たいふーん……」
恋「台風ではないが、強いのはそうじゃな」
ゆうな「これだけ風が強いといろんなものが飛んじゃうね」
ゆえ「ふらいーんぐ……」
恋「さっきも段ボールが転げていきおったわ」
ゆうな「恋ちゃんも外出たら飛んでいくかな」
ゆえ「とびますとびます……」
恋「飛ぶか!」
ゆうな「でもスカートは捲れちゃって……」
ゆえ「おーもーれつー……」
恋「変な想像すな!」
ゆうな「怒られたね」
ゆえ「おとうさんだったらよろこんでた……」
恋「セクハラで喜ぶか!ガチギレじゃ」
ゆうな「またまたぁ」
ゆえ「いやよいやよもすきのうち……」
恋「はぁぁ……お主らは何しとる」
ゆうな「掃除も洗濯もせずにテレビを見に行こうとする掃除婦観察」
ゆえ「そうじふをみた……」
恋「ぬっ……ちがうぞ?もう済んでるのじゃ」
ゆうな「へー」
ゆえ「ほー……」
恋「コホン、そういうお主らは部屋の掃除しておるのか?」
ゆうな「しいて言えばしてはいない」
ゆえ「でも、そうじするほどものもおいていない……」
恋「それはそれでどうなんじゃ、年頃の娘として」
ゆうな「まぁ、最悪デモンを部屋中に広げれば汚れも何もかも吸収消化できるし」
ゆえ「ちょうきょうりょくそうじ……」
恋「だったら家中に這わせてくれんか」
ゆうな「それはダメだよ」
恋「なぜ?」
ゆうな「恋ちゃんのお仕事をとったらダメだし」
ゆえ「そーそー……」
恋「……」
ゆうな「お仕事しないと後楽さんみたくなっちゃうよ?」
恋「やめい!それはやめい!!」
びゅおぉぉっ!
恋「凄い風じゃな」
駒狸「本当ですね。」
びゅおぉぉっ!
がザザッ……
恋「どこからか段ボールまで飛んできおった」
駒狸「これだけ風強いと外にお洗濯物は干さない方がいいですね。」
恋「そうじゃな」
駒狸「うん、部屋干しにします。それじゃあ失礼しますね」
恋「うむ。さて、テレビでも見るかのぅ」
ゆうな「……」
ゆえ「……」
恋「?!」
ゆうな「ゆうなちゃんです」
ゆえ「ゆえちゃんです……」
恋「分かっとるわ……というか、幽霊みたいに背後に立つでない」
ゆうな「妖怪に幽霊といわれた」
ゆえ「ふしぎたいけんあんびりーばぼー……」
恋「なんなんじゃ……」
ゆうな「今日は風強いね」
ゆえ「たいふーん……」
恋「台風ではないが、強いのはそうじゃな」
ゆうな「これだけ風が強いといろんなものが飛んじゃうね」
ゆえ「ふらいーんぐ……」
恋「さっきも段ボールが転げていきおったわ」
ゆうな「恋ちゃんも外出たら飛んでいくかな」
ゆえ「とびますとびます……」
恋「飛ぶか!」
ゆうな「でもスカートは捲れちゃって……」
ゆえ「おーもーれつー……」
恋「変な想像すな!」
ゆうな「怒られたね」
ゆえ「おとうさんだったらよろこんでた……」
恋「セクハラで喜ぶか!ガチギレじゃ」
ゆうな「またまたぁ」
ゆえ「いやよいやよもすきのうち……」
恋「はぁぁ……お主らは何しとる」
ゆうな「掃除も洗濯もせずにテレビを見に行こうとする掃除婦観察」
ゆえ「そうじふをみた……」
恋「ぬっ……ちがうぞ?もう済んでるのじゃ」
ゆうな「へー」
ゆえ「ほー……」
恋「コホン、そういうお主らは部屋の掃除しておるのか?」
ゆうな「しいて言えばしてはいない」
ゆえ「でも、そうじするほどものもおいていない……」
恋「それはそれでどうなんじゃ、年頃の娘として」
ゆうな「まぁ、最悪デモンを部屋中に広げれば汚れも何もかも吸収消化できるし」
ゆえ「ちょうきょうりょくそうじ……」
恋「だったら家中に這わせてくれんか」
ゆうな「それはダメだよ」
恋「なぜ?」
ゆうな「恋ちゃんのお仕事をとったらダメだし」
ゆえ「そーそー……」
恋「……」
ゆうな「お仕事しないと後楽さんみたくなっちゃうよ?」
恋「やめい!それはやめい!!」