ー日常ー街の住人達【4】
ーミハイル宮殿ー
ミハイル「出かけてくる」
ムーン1「いってらっしゃいませ」
チコ「……出かけましたね。」
~~
占い師「またお会いしましたね」
ミハイル「むふふ(さて今日はどんな福を授けてもらえるかな)」
占い師「むっ!これはしたり昨日とはうってかわって本日はお顔に難相が出ておられる。」
チコ「ヒソヒソ(なんだかパターンが違いますね。)」
ムーン1「ヒソヒソ(確かに)」
占い師「頭上からの落下物にお気をつけください。それでは」
ミハイル「落下物だと?」
ムーン2「もしかしたらぐるっと回って殿下の後ろから石を投げて、ほーら石が落ちてきたとでもいうつもりかもしれない」
ムーン1「詐欺師だけに色々考えるな。この中で一番尾行が上手いのは誰だ?」
ムーン3「テイタン号だろう」
チコ「テイタン?」
ムーン1「我々はムーンで統一されてるけど、ムーンの後ろには好きなニックネームをつけていいんだ。彼はムーンテイタン号」
ムーン2「尾けろ石を投げる現場を押さえるんだ」
テイタン「ラジャー」
チコ「私も行きます」
テイタン「よし、じゃあ行こう」
ムーン1「くれぐれも慎重にな」
~~
テイタン「ただいまー」
チコ「戻りましたー」
ムーン1「テイタン号にチコちゃんずいぶん遅かったななにをやってたんだ。」
ミハイル「……」
チコ「あれ、殿下どうして包帯なんか」
ムーン1「殿下はあのまま宮殿にもどってきたが宮殿に入ろうとしたとき、壁のレンガが剥がれて落ちてきたんだ」
テイタン「えっ」
ムーン2「かすっただけなのでよかったが、まともにぶつかってたら、えらいことになっていた」
ミハイル「壁に細工した後はなかったつまり占い師は本当に未来を予言したのだ」
ムーン1「だからもしかしたら本物なんじゃないかと話し合ってたところなのさ」
テイタン「そのことなんだが、こっちも話合いだ。」
チコ「遅くなったのは彼と話していたからなんです」
テイタン「尾けて居たら彼はエメラダ銀座の小さなホテルに入ろうとした、その時振り返りもしないで……」
~~
占い師『うしろのひと達、あなた方もおはいりなさい』
~~
チコ「言われたときゾッとしました」
テイタン「気づかれるようなヘマはしていないつもりだったからね……。」
ミハイル「出かけてくる」
ムーン1「いってらっしゃいませ」
チコ「……出かけましたね。」
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占い師「またお会いしましたね」
ミハイル「むふふ(さて今日はどんな福を授けてもらえるかな)」
占い師「むっ!これはしたり昨日とはうってかわって本日はお顔に難相が出ておられる。」
チコ「ヒソヒソ(なんだかパターンが違いますね。)」
ムーン1「ヒソヒソ(確かに)」
占い師「頭上からの落下物にお気をつけください。それでは」
ミハイル「落下物だと?」
ムーン2「もしかしたらぐるっと回って殿下の後ろから石を投げて、ほーら石が落ちてきたとでもいうつもりかもしれない」
ムーン1「詐欺師だけに色々考えるな。この中で一番尾行が上手いのは誰だ?」
ムーン3「テイタン号だろう」
チコ「テイタン?」
ムーン1「我々はムーンで統一されてるけど、ムーンの後ろには好きなニックネームをつけていいんだ。彼はムーンテイタン号」
ムーン2「尾けろ石を投げる現場を押さえるんだ」
テイタン「ラジャー」
チコ「私も行きます」
テイタン「よし、じゃあ行こう」
ムーン1「くれぐれも慎重にな」
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テイタン「ただいまー」
チコ「戻りましたー」
ムーン1「テイタン号にチコちゃんずいぶん遅かったななにをやってたんだ。」
ミハイル「……」
チコ「あれ、殿下どうして包帯なんか」
ムーン1「殿下はあのまま宮殿にもどってきたが宮殿に入ろうとしたとき、壁のレンガが剥がれて落ちてきたんだ」
テイタン「えっ」
ムーン2「かすっただけなのでよかったが、まともにぶつかってたら、えらいことになっていた」
ミハイル「壁に細工した後はなかったつまり占い師は本当に未来を予言したのだ」
ムーン1「だからもしかしたら本物なんじゃないかと話し合ってたところなのさ」
テイタン「そのことなんだが、こっちも話合いだ。」
チコ「遅くなったのは彼と話していたからなんです」
テイタン「尾けて居たら彼はエメラダ銀座の小さなホテルに入ろうとした、その時振り返りもしないで……」
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占い師『うしろのひと達、あなた方もおはいりなさい』
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チコ「言われたときゾッとしました」
テイタン「気づかれるようなヘマはしていないつもりだったからね……。」