ー日常ー街の住人達【3】

ー新宿:信長書店ー

悠「んー……これとこれかな」

摩耶「いいのあった?」

悠「アヘ顔系同人誌とアヘ顔系同人誌とアヘ顔系同人誌……それとアヘ顔同人誌」

亮「同じじゃん…」

悠「違うし、こっちのは触手物、こっちのは媚薬物で……」
バッ!バッ!

亮「分かった。分かったから押し付けてくるな」

摩耶「悠くんアヘ顔大好きだもんね」

悠「苦手な奴も多いけど、おれは大好きだな。これにハマると、これの要素が無いとちょっと残念な気持になるし」

亮「色々と大丈夫なのかそれ」

悠「まぁ、おれの好きなジャンルがふたなりとか触手とかだから割とセットでアヘ顔が付いてくるんだけどな」

亮「ああそう…」

悠「……」

亮「なんだ?」

悠「そこは、「ハーンバーガーについてくるポテトのセットみたいないい方すんな」ぐらい突っ込んでくれよ」

亮「無茶言うな」

悠「ついでにいうと今「ハーンバーガー」っていったのも「ハンバーガーだろ」ってツッコめよ。ともきなら一度でバシバシ来てるぞ」

亮「なんで、ともき居ないんだ今日…」

悠「エロい同人誌とか買いに行こうって誘ったら逃げられたんだよ。」

亮「そりゃ逃げるわな」

摩耶「見てるだけでも楽しいのにね」

亮「楽しいの?」

摩耶「え、楽しくない?」

亮「いやぁ…」

悠「エロい事を楽しめなくなったら男として終わりだぞ。AVの五、六本かっていけよ」

亮「多いわ!」

悠「普通だろ。」

亮「だいたい、そんなの買ってどうしろって言うんだ」

悠「普通に考えたら鑑賞してオナニーだろ」

摩耶「普通に考えたらオナニーかな」

亮「ちょ……って、摩耶さん?!」

摩耶「あははっ。」

悠「いっとくが摩耶はいう時はスパスパいうからな」

亮「だ、だな…。でも、こんなの買って知草に見つかったらなぁ」

摩耶「いっしょに見たらダメなの?」

亮「はいぃ?!」

悠「一緒に見て盛りあがってきたところで、そのままやっちゃえばいい」

亮「お前いつもそういうことしてんの?」

悠「んー……してないかなぁ。おれはAVってあんまり見ないから。どっちかっていうとこういう同人誌とかエロゲ?三次元より二次元の方が好きかな」

亮「おいおい…」

摩耶「でも、ゆうちゃんとやってるんでしょ?」

悠「そりゃまぁ、オナニーばっかりってのもな……ぁ……んんっ、いやいや、やってないよ」」

亮「いや、無理だろ。誤魔化せないだろ」

悠「なんのことやら」

摩耶「吉音ちゃんとか押し倒したりするの?」

悠「いやぁ、むしろ最近はおれが押し倒されてる感じだったりして…………こほん、ははっ」

亮「いや、ガッツリいってるから。笑って誤魔化せてないから」

摩耶「ね、楽しいでしょ?」

亮「これがか?!」

摩耶「こういうところだと悠くんかなり緩くなるから色々暴露っちゃうんだよ」

亮「へー…」

悠「…………よし、オナホール見に行こうぜ」

摩耶「おー」

亮「おいぃ!」
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