ー日常ー街の住人達【3】
ー池袋:拳二のマンションー
愛「こっち、ここだよ」
詠子「外からもそうだけど……ド高そうなマンションね」
京「よいしょ、よいしょ」
詠子「がりゅー大丈夫?」
京「重さは平気だ。ただ少し前が見にくいな」
詠子「そこに段差あるから気をつけてね」
愛「入って」
詠子「お邪魔します」
京「お邪魔します。」
詠子「どこに置いたらいい?」
愛「ゲームはこっちに持ってきて」
ガチャ
詠子「リビングね。いいわ、一度ここに置きましょう」
京「分かった。」
ドサッ
詠子「もっと散らかってるかと思ったけど……掃除が行き届いてるわね。」
愛「ゴールキーパーが来てるんだ」
詠子「ゴールキーパー?」
愛「……あれ?」
京「ゴールキーパーってサッカーのボールとる人か?」
愛「ゴールキーパーはそれだな」
詠子「…………もしかして、ハウスキーパー?」
愛「あ、それ」
詠子「……」
京「詠子、額押さえてどうした?」
詠子「軽く頭痛がしただけ」
京「風邪か?大丈夫?」
愛「体調悪いの?」
詠子「いえ、平気。あ、でも、水かなにか貰える?」
愛「わかった。水でなくても飲み物なら有るよ。もってくる……」
詠子「……心配だから手伝うわ」
京「じゃあ、己も」
詠子「がりゅーはここまで頑張ったから座ってていいわよ」
京「そうか。ありがとう分かった。」
詠子「台所も綺麗ね」
愛「お湯を沸かすくらいしか使ってないからね。」
詠子「……料理とかは?」
愛「私は出来ない」
詠子「拳二さんも台所立つタイプじゃないわね……。って、じゃあご飯はどうしてるの?」
愛「出前とか外食とか缶詰とか。」
詠子「……失礼だけど、ちょっと冷蔵庫見せてもらってもいい?」
愛「いいよ」
詠子「じゃあ……」
ガチャ
愛「ついでにジュースとって」
詠子「うわぁ…」
愛「どした?」
詠子「冷蔵庫ぎっしりいっぱいビールが詰まってる…」
愛「瓦谷はビールとかを切らすと死んじゃうらしい」
詠子「それ、重度のアル中だから…。いい冷蔵庫なのにチルド室とかもビールがぎっしり……冷凍庫は……ウォッカと氷。どう考えてもお酒用の氷ねコレも。じゃあ、野菜室は……ああ、やっぱりお酒」
愛「こっちにはワイン用の冷蔵庫があるよ」
詠子「お酒に関しては充実してるわね…。」
愛「あっちに置いてあるお酒の瓶は絶対に触るなって言われてる。すっごくすっごく必死に頼まれた。」
詠子「どれ?」
愛「アレ、じゅんこめだいいまろ?」
詠子「…………純米大吟醸」
愛「だいきわみうえもろしろりゅういずみ」
詠子「大極上諸白龍泉。って、これ見たことあるわ……確か、二十万くらいするお酒よ」
愛「ほー、すごいんだなー。」
詠子「……」
愛「こっち、ここだよ」
詠子「外からもそうだけど……ド高そうなマンションね」
京「よいしょ、よいしょ」
詠子「がりゅー大丈夫?」
京「重さは平気だ。ただ少し前が見にくいな」
詠子「そこに段差あるから気をつけてね」
愛「入って」
詠子「お邪魔します」
京「お邪魔します。」
詠子「どこに置いたらいい?」
愛「ゲームはこっちに持ってきて」
ガチャ
詠子「リビングね。いいわ、一度ここに置きましょう」
京「分かった。」
ドサッ
詠子「もっと散らかってるかと思ったけど……掃除が行き届いてるわね。」
愛「ゴールキーパーが来てるんだ」
詠子「ゴールキーパー?」
愛「……あれ?」
京「ゴールキーパーってサッカーのボールとる人か?」
愛「ゴールキーパーはそれだな」
詠子「…………もしかして、ハウスキーパー?」
愛「あ、それ」
詠子「……」
京「詠子、額押さえてどうした?」
詠子「軽く頭痛がしただけ」
京「風邪か?大丈夫?」
愛「体調悪いの?」
詠子「いえ、平気。あ、でも、水かなにか貰える?」
愛「わかった。水でなくても飲み物なら有るよ。もってくる……」
詠子「……心配だから手伝うわ」
京「じゃあ、己も」
詠子「がりゅーはここまで頑張ったから座ってていいわよ」
京「そうか。ありがとう分かった。」
詠子「台所も綺麗ね」
愛「お湯を沸かすくらいしか使ってないからね。」
詠子「……料理とかは?」
愛「私は出来ない」
詠子「拳二さんも台所立つタイプじゃないわね……。って、じゃあご飯はどうしてるの?」
愛「出前とか外食とか缶詰とか。」
詠子「……失礼だけど、ちょっと冷蔵庫見せてもらってもいい?」
愛「いいよ」
詠子「じゃあ……」
ガチャ
愛「ついでにジュースとって」
詠子「うわぁ…」
愛「どした?」
詠子「冷蔵庫ぎっしりいっぱいビールが詰まってる…」
愛「瓦谷はビールとかを切らすと死んじゃうらしい」
詠子「それ、重度のアル中だから…。いい冷蔵庫なのにチルド室とかもビールがぎっしり……冷凍庫は……ウォッカと氷。どう考えてもお酒用の氷ねコレも。じゃあ、野菜室は……ああ、やっぱりお酒」
愛「こっちにはワイン用の冷蔵庫があるよ」
詠子「お酒に関しては充実してるわね…。」
愛「あっちに置いてあるお酒の瓶は絶対に触るなって言われてる。すっごくすっごく必死に頼まれた。」
詠子「どれ?」
愛「アレ、じゅんこめだいいまろ?」
詠子「…………純米大吟醸」
愛「だいきわみうえもろしろりゅういずみ」
詠子「大極上諸白龍泉。って、これ見たことあるわ……確か、二十万くらいするお酒よ」
愛「ほー、すごいんだなー。」
詠子「……」