ー日常ー街の住人達【2】
ー池袋:ファミレスー
走「それでどうするんすか!」
凍夜「そうだねぇ。どうしようか」
禅「……」
カタカタ
『一応ここまでは約束ということでこちらの仕事は終了しました。ここから何かする場合は別途で料金はいただきますね。』
凍夜「料金を払ったらどんな事してくれるのかな?」
禅「……」
カタカタ
『そうですね。痛めつける』
走「任せてくださいッ!」
禅「……」
カタカタ
『というのはうちのチーム向きではないので……社会的に抹殺する方向になりすね』
凍夜「社会的に…」
禅「……」
カタカタ
『一応、そういう手筈になる可能性も考慮してツィッターのアカウントなどを抑えてあります。いつでも乗っ取れます。あとは、あることないことを呟いたり2hcにアップするなら方法は多種多様』
凍夜「わぁ、怖いねぇ」
禅「怖い……ですよ……かるーく……人生……壊せ……ますから……ね。」
走「さすが禅さん!!シビレる!憧れる!!」
凍夜「うっ……おぉ……右の耳から左の耳に音が飛び抜けた……」
禅「走……さん……。」
走「はいっす!」
禅「……」
カタカタ
『うるさいから表に出ていろ』
走「分かりました!」
ダダッ
凍夜「……竜巻みたいな娘だね」
禅「……」
カタカタ
『動く拡声器ですよ。』
凍夜「あはは」
禅「で……どう……します」
凍夜「そうだねぇ……。あ、こういうのって頼めるかな?」
禅「は……い?」
凍夜「脅迫メールと呼び出し」
禅「……」
カタカタ
『脅迫メールを送ることは簡単ですけど向こうが呼び出しに応じるかどうかは断言できませんよ』
凍夜「その辺りの采配は禅君の手腕に任せるかな」
禅「ほほう……ひとを……働か……す…のが。お上……手……です……ね」
凍夜「こう見えてもやり手なんでね。」
禅「……」
カタカタ
『分かりました。では、仕事に見合った料金はいただきますので』
凍夜「はいはい、うちの事務所に請求書を送っといて」
禅「毎度……あり」
~~
ー池袋:ブックメイトー
店員「お待たせしました。合計で七万八千二百円になります。」
詠子「はい、構いません。」
店員「ありがとうございます。では、こちらにサインと身分証明書の提示をお願いします。」
詠子「学生書でいいですか?」
店員「はい、それではコピーを取らせていただきますのでお預かりします。」
詠子「はい」
京「詠子、終わった?」
詠子「えぇ、もう終わるわ。けど、これ、予想以上に効率悪いわね。」
京「もうひとつリアカー用意しよう」
詠子「……私に引けと?」
京「大丈夫だ。己が引く!」
詠子「……なら、いいわ。」
京「おう!」
走「それでどうするんすか!」
凍夜「そうだねぇ。どうしようか」
禅「……」
カタカタ
『一応ここまでは約束ということでこちらの仕事は終了しました。ここから何かする場合は別途で料金はいただきますね。』
凍夜「料金を払ったらどんな事してくれるのかな?」
禅「……」
カタカタ
『そうですね。痛めつける』
走「任せてくださいッ!」
禅「……」
カタカタ
『というのはうちのチーム向きではないので……社会的に抹殺する方向になりすね』
凍夜「社会的に…」
禅「……」
カタカタ
『一応、そういう手筈になる可能性も考慮してツィッターのアカウントなどを抑えてあります。いつでも乗っ取れます。あとは、あることないことを呟いたり2hcにアップするなら方法は多種多様』
凍夜「わぁ、怖いねぇ」
禅「怖い……ですよ……かるーく……人生……壊せ……ますから……ね。」
走「さすが禅さん!!シビレる!憧れる!!」
凍夜「うっ……おぉ……右の耳から左の耳に音が飛び抜けた……」
禅「走……さん……。」
走「はいっす!」
禅「……」
カタカタ
『うるさいから表に出ていろ』
走「分かりました!」
ダダッ
凍夜「……竜巻みたいな娘だね」
禅「……」
カタカタ
『動く拡声器ですよ。』
凍夜「あはは」
禅「で……どう……します」
凍夜「そうだねぇ……。あ、こういうのって頼めるかな?」
禅「は……い?」
凍夜「脅迫メールと呼び出し」
禅「……」
カタカタ
『脅迫メールを送ることは簡単ですけど向こうが呼び出しに応じるかどうかは断言できませんよ』
凍夜「その辺りの采配は禅君の手腕に任せるかな」
禅「ほほう……ひとを……働か……す…のが。お上……手……です……ね」
凍夜「こう見えてもやり手なんでね。」
禅「……」
カタカタ
『分かりました。では、仕事に見合った料金はいただきますので』
凍夜「はいはい、うちの事務所に請求書を送っといて」
禅「毎度……あり」
~~
ー池袋:ブックメイトー
店員「お待たせしました。合計で七万八千二百円になります。」
詠子「はい、構いません。」
店員「ありがとうございます。では、こちらにサインと身分証明書の提示をお願いします。」
詠子「学生書でいいですか?」
店員「はい、それではコピーを取らせていただきますのでお預かりします。」
詠子「はい」
京「詠子、終わった?」
詠子「えぇ、もう終わるわ。けど、これ、予想以上に効率悪いわね。」
京「もうひとつリアカー用意しよう」
詠子「……私に引けと?」
京「大丈夫だ。己が引く!」
詠子「……なら、いいわ。」
京「おう!」