ｰ池袋界隈ｰ

ゆうな「あっ、がりゅーちゃんだ」

ゆえ「がりゅーちゃんだ……」

京「おっ、ゆうなとゆえ。」

ゆうな「彼女ー何してんの?」

ゆえ「なにしてんのー……?」

京「今日はとくに何もしてないぞ。ただぶらぶらしてただけだ」

ゆうな「じゃあ、あそぼー」

ゆえ「あそぼー……」

京「いいぞ」

ゆうな「わーい」

ゆえ「わーい……」

京「何して遊ぶんだ?」

ゆうな「んー、食べ歩きかな」

ゆえ「さいこー……!」

京「別にいいぞ。」

ゆうな「じゃあ、まずはあっちー。」

ゆえ「あっちー……」

京「おー。」

ゆうな「おじさーん、タコ焼きくださいなー」

タコ焼き屋「へい、毎度ー。いくつかな?」

ゆえ「さんさいです……」

タコ焼き屋「お嬢ちゃん冗談が上手いなぁ。オマケしたげるよ」

ゆえ「やったー……」

ゆうな「何個焼けてますか?」

タコ焼き屋「五箱焼けてるけど?」

ゆうな「じゃあ、全部ください」

タコ焼き屋「おっ、景気いいね。んじゃ、五箱とそれに一個ずつオマケしてあげるよ。さ、もっていきな」

ゆうな「ありがとー」

ゆえ「ありがとー……」

京「ありがとう。」

タコ焼き屋「おー、転ぶなよー。」

クラフト「……」

タコ焼き屋「旦那。」

クラフト「いつものだ…」
スッ
タコ焼き屋「いやぁ、助かるよ。はい、こちらもいつものね。」
スッ
クラフト「うむ…」

タコ焼き屋「いつも新鮮なタコを持ってきてくれっけど、旦那漁師かなんかか?そんな風には見えないが…」

クラフト「……」

タコ焼き屋「まぁいいや。いつもありがとよ」

クラフト「いえ…」

～～

ゆうな「寒い日にはタコ焼きだねー」

ゆえ「はふはふ……」

京「美味しい。」

ゆうな「あのお店のタコ焼きってタコが美味しんだよね。」

ゆえ「ぷりぷりしてる……」

京「今度、神姫姉にも紹介しよう」

ゆえ「ごちそうさま……」

京「おお、早い!」

ゆうな「つぎは何食べに行こうか」

京「次もあるんだな」

ゆうな「ゆえの食欲は天井知らずやで」

ゆえ「わたしのいぶくろはぶらっくほーるだ……」

京「なるほど!わかった次行こう!」

ゆうな「おー!」

ゆえ「おー……!」