ー日常ー街の住人達

ー喫茶店:男爵ー

ゆうな「こんちゃー」

ゆえ「ちゃー……」

白巳「ちゃ!!」

轟「あぁ、いらっしゃい。今日は寒いな」

ゆうな「うん。雪がチラチラしてる」

ゆえ「ちょーさむい……」

白巳「雪っ!」

轟「ははっ。どうやら、ゆえ以外はそれなりに楽しんでるようだな」

ゆうな「ゆえはお父さんと似てるから」

ゆえ「さむいのいや……」

轟「お父さんか……頭では理解していても違和感があるもんだ。悠を父親と呼ぶ娘がいることが」

ゆうな「なんで?」

轟「色々とあるんだよ。」

ゆえ「そーなんだ……」

白巳「だっ!」

轟「まぁ、気にせずゆっくりしていくといい。それと注文聞いておこうか」

ゆうな「はーい、あたしピザトースト」

ゆえ「かつかれーらいすちょうもり……」

白巳「もり!」

轟「ピサドーストとカツカレーとジュース三つだな」

ゆうな「はーい。それじゃあゲームしよっか」

ゆえ「うん、きてぃかりしよ……」

ゆうな「ゆえはティガレックス希少種好きだね」

ゆえ「おっきいとかげかんがすき……」

白巳「すぅすぅ……」

玲王「はぁ、寒い」

轟「いらっしゃいませ」

玲王「すいません。ひとりなんですけどあそこのボックス席いいですか?」

轟「構わんよ。」

玲王「ありがとうございます。あと、ホットコーヒーひとつ」

轟「はいよ」

ゆうな「ゆえ、ごめん閃光玉忘れた」

ゆえ「もんだいない、わたしといしわすれた……」

ゆうな「双剣でそれは大問題!!」

ゆえ「てへ……☆」

ゆうな「ああもう可愛い!!」

轟「ピザトーストとカツカレーとジュース置いとくぞ」

ゆうな「はーい」

ゆえ「ごくごくっ……」

轟「カレーは呑みものじゃないぞ」

ゆえ「んーん、かれーはのみもの……」

轟「くぁ……構わんがほらタオルケットだ。おチビちゃんにかぶせといてやりな」

白巳「すぅすぅ」

ゆうな「おじさん、ありがとー」

轟「さて……お嬢さん。おまたせしました。」

玲王「ありがとうございます」

轟「絵を書かれるのかな?」

玲王「はい。あ、汚したりはしませんので」

轟「ははっ、道楽でやっている店だ。多少なら汚れても構わないからじっくり描きなさい」

玲王「ありがとうございます」

ゆうな「落とし穴仕掛けたよ」

ゆえ「はあく……!」

ゆうな「ああっ!飛び越えられた!」

ゆえ「いけるいける……」

轟「多少騒がしいのは勘弁してやってくれ」

玲王「全然平気ですわ」

轟「そうかい。それじゃ、注文があったらよんでくれ」

玲王「はい。」

千草「たっだいま。あぁ、寒い寒い。あらゆうなにゆえじゃない」

ゆうな「こんちゃー」

ゆえ「しろみもいる……」

千草「そうね。なにしてるの?」

ゆえ「もんはん……」

千草「なら、私も混ぜてもらえる?」

ゆうな「いいよ~。」

ゆえ「きてぃがりね……」
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