ー日常ー街の住人達【2】
ー小鳥遊邸:大広間ー
悠「……報告を」
楓子「はっ、ゆうな嬢、ゆえ嬢のお部屋の窓外有刺鉄線とトラップを確認しましたやよ。また、屋根の上から周囲に警報装置を確認しましたやよ」
影子「部屋のなかは特にトラップなかったぜ、ただ今日の夜には廊下は渡れないようにする気だろうな赤外線警報装置が準備されてた」
悠「警報装置どっから用意したんだ…。」
楓子「ご友人から師匠の関係者に頼れば用意できなくないと思いますやよ。」
悠「……」
影子「ついでにあいつ等の部屋の下には大きな穴掘ってあったぜ。」
悠「落とし穴か」
後楽「ちょっと注意した方がいいんじゃないか?」
悠「注意ったって……おっさん、落ちたのか」
後楽「びっくりしたぜ。急に地面が陥没したかと思った。しかも中に尖った石とか設置してあって殺る気満々だな。ありゃ」
悠「ついでに逝ってくれてもよかったのに」
後楽「はっはっは、冗談がお得意だなぁ。兄ちゃん」
悠「本気だよ」
楓子「師匠、報告はこれでいいでしょうか?」
影子「あたいもこんなくだらないことに働かされたくないんだが」
悠「あぁ、もう、いいぞ。あと、カゲコ、そういう事いってたらお前は後楽と同じポジションになるからな」
影子「かげこっていうな!!あと、そのニートといっしょとかふざけんな!」
後楽「おじさんはプロのニートだぜ?」
悠「黙ってろ。」
楓子「それでは、失礼しますやよ」
影子「ふんっ」
悠「……あ、そうだ。後楽、お前にも頼みたいことがあるんだけど」
後楽「なんだ?嬢ちゃん達のプレゼントの買いだしか?」
悠「いや、歳を越す前にな……お前向きに簡単に金を稼げる方法を見つけてきたんだ。それをやってもらおうと持って」
後楽「簡単に稼げる?いいねぇ」
悠「だろう。ちょっとこれにサインしてくれ。簡単に大金がもらえるから」
【死亡保険書】
後楽「……」
ピクッ
悠「僕と契約して即身仏になってよ」
真桜「なかなか面白いことになってるななの」
後楽「じょうちゃーん。兄ちゃんが年寄りを苛めるんだぜー?」
真桜「触れたら告訴するぞなの」
後楽「かっかっか、厳しいねぇ。」
悠「真桜、邪魔しないでくれ。おれは後楽にピッタリの稼ぎ口を用意したんだから」
後楽「それは失うものが多すぎるぜ。兄ちゃん」
悠「お前に失うものなんてないだろ」
真桜「それより、ちょっとコレを食えなの」
悠「お、タコ焼きじゃん。いただきまー…」
真桜「悠じゃないなの。狸、食えなの」
後楽「なんだなんだ、おじさんが食べていいのか?悪いなぁ。やっぱりおじさんモテちゃうからなぁ」
真桜「黙って食えなの」
後楽「はふはふ……ほっほー、こらぁ、あつあつで美味いなぁ。しかも、タコがぷりぷりしてる。」
真桜「そうかなの。じゃ、次これとこれとこれなの。」
悠「タコの天ぷら、タコのから揚げ、タコの煮物……なんだタコづくしだな」
後楽「あむ、はぐっ、んー、どれも美味いなぁ。酒が欲しくなる。嬢ちゃん、焼酎。あとタコワサ」
真桜「美味いかなの?」
後楽「美味いねぇ」
真桜「身体の具合はなの?」
後楽「酒が欲しいくらいかな」
真桜「そうかなの……。おーい、クラフトなの」
クラフト「なんだ…?」
真桜「どうやら問題ないみたいなの。あと、10本ほど寄越せなの。」
クラフト「了解した…」
後楽「ちょっと待って!おじさん何食べさせられたの?!」
悠「……このあと夕飯でタコ料理は食うのやめとこ…」
悠「……報告を」
楓子「はっ、ゆうな嬢、ゆえ嬢のお部屋の窓外有刺鉄線とトラップを確認しましたやよ。また、屋根の上から周囲に警報装置を確認しましたやよ」
影子「部屋のなかは特にトラップなかったぜ、ただ今日の夜には廊下は渡れないようにする気だろうな赤外線警報装置が準備されてた」
悠「警報装置どっから用意したんだ…。」
楓子「ご友人から師匠の関係者に頼れば用意できなくないと思いますやよ。」
悠「……」
影子「ついでにあいつ等の部屋の下には大きな穴掘ってあったぜ。」
悠「落とし穴か」
後楽「ちょっと注意した方がいいんじゃないか?」
悠「注意ったって……おっさん、落ちたのか」
後楽「びっくりしたぜ。急に地面が陥没したかと思った。しかも中に尖った石とか設置してあって殺る気満々だな。ありゃ」
悠「ついでに逝ってくれてもよかったのに」
後楽「はっはっは、冗談がお得意だなぁ。兄ちゃん」
悠「本気だよ」
楓子「師匠、報告はこれでいいでしょうか?」
影子「あたいもこんなくだらないことに働かされたくないんだが」
悠「あぁ、もう、いいぞ。あと、カゲコ、そういう事いってたらお前は後楽と同じポジションになるからな」
影子「かげこっていうな!!あと、そのニートといっしょとかふざけんな!」
後楽「おじさんはプロのニートだぜ?」
悠「黙ってろ。」
楓子「それでは、失礼しますやよ」
影子「ふんっ」
悠「……あ、そうだ。後楽、お前にも頼みたいことがあるんだけど」
後楽「なんだ?嬢ちゃん達のプレゼントの買いだしか?」
悠「いや、歳を越す前にな……お前向きに簡単に金を稼げる方法を見つけてきたんだ。それをやってもらおうと持って」
後楽「簡単に稼げる?いいねぇ」
悠「だろう。ちょっとこれにサインしてくれ。簡単に大金がもらえるから」
【死亡保険書】
後楽「……」
ピクッ
悠「僕と契約して即身仏になってよ」
真桜「なかなか面白いことになってるななの」
後楽「じょうちゃーん。兄ちゃんが年寄りを苛めるんだぜー?」
真桜「触れたら告訴するぞなの」
後楽「かっかっか、厳しいねぇ。」
悠「真桜、邪魔しないでくれ。おれは後楽にピッタリの稼ぎ口を用意したんだから」
後楽「それは失うものが多すぎるぜ。兄ちゃん」
悠「お前に失うものなんてないだろ」
真桜「それより、ちょっとコレを食えなの」
悠「お、タコ焼きじゃん。いただきまー…」
真桜「悠じゃないなの。狸、食えなの」
後楽「なんだなんだ、おじさんが食べていいのか?悪いなぁ。やっぱりおじさんモテちゃうからなぁ」
真桜「黙って食えなの」
後楽「はふはふ……ほっほー、こらぁ、あつあつで美味いなぁ。しかも、タコがぷりぷりしてる。」
真桜「そうかなの。じゃ、次これとこれとこれなの。」
悠「タコの天ぷら、タコのから揚げ、タコの煮物……なんだタコづくしだな」
後楽「あむ、はぐっ、んー、どれも美味いなぁ。酒が欲しくなる。嬢ちゃん、焼酎。あとタコワサ」
真桜「美味いかなの?」
後楽「美味いねぇ」
真桜「身体の具合はなの?」
後楽「酒が欲しいくらいかな」
真桜「そうかなの……。おーい、クラフトなの」
クラフト「なんだ…?」
真桜「どうやら問題ないみたいなの。あと、10本ほど寄越せなの。」
クラフト「了解した…」
後楽「ちょっと待って!おじさん何食べさせられたの?!」
悠「……このあと夕飯でタコ料理は食うのやめとこ…」