ー奇談ー學校へ行こう
ー教室(2/19/夜)ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業がはじまろうとしていた。
花描「毎夜、魔法使いの話してるとRPGしたくなるな」
悠「おれは普通にエロゲしたい」
摩耶「好きだよね」
悠「エロゲのドラマ性の深さは異常」
神姫「アクションのが好きね。」
千世子「千世子はもじぴったんが好きなのだ」
悠「予想外の言葉のパズル」
千世子「じゃあ今日のじゅぎょーに入るのだ」
【ウォーロック】
召喚魔法を駆使する敵のボス
摩耶「まえのセージもだけどウォーロックっていうなもあんまり聞かないよね」
花描「ゲームでもそんなに出ないしな」
千世子「歴史的に見れば、ウォーロックはウィザードやソーサラーとならぶメジャーな呼称なのだ。ところが最近のゲーム世界では、なぜかウォーロックはあまり登場しないのだ。」
摩耶「その理由は?」
千世子「この理由としてウォーロックに男性のイメージが強すぎることが考えられるのだ。西洋では、女性の魔術師をウィッチと呼ぶのに対し、男性の魔術師をウォーロックと呼ぶ傾向があるからなのだ」
悠「厳密には、男のウィッチもいれば女のウォーロックも存在するんだけどな」
千世子「このことから「自由度の高いキャラクターを作成できるシステム」を採用したゲームにウォーロックやウィッチを登場させてしまうと、キャラクターの性別によっていちいち呼称を変える必要がでてくるから、だんだん敬遠されるようになったのだ」
神姫「最近はキャラメイク凝り凝りだものね」
悠「ディスガイアみたいなキャラメイクのが楽だよ。」
千世子「ただ、なかには男性クラスと女性クラスを明確に分けているゲームシステムも存在するのだ。クラスト社のシュミレーションRPG「タクティクスオウガ」では「ウォーロックは男性クラス」「ウィッチは女性クラス」と使い分けられているのだ。」
花描「詳しいな」
摩耶「調べてきたんじゃないかな」
千世子「ゲーム内の敵役として魔法使いが登場するケースでは、その敵を「ウォーロック」と呼ぶことも多いのだ。1980年代に起こったゲームブック・ブームの先駆けとなった「火吹山の魔法使い」などが、その好例なのだ。ウォーロックには、強力な魔法を使う邪悪な魔術師という含みもあるため、敵役として適任なのだ。」
摩耶「典型的な悪役ってつらいね」
悠「やっぱり悪役は意外性がないとダメだよな。」
千世子「なお、歴史的には「ウォーロック」=「召喚師」として扱われるケースもあったのだ。この場合、ウォーロックが召喚できる対象は、四大エレメンタル(地水火風の四精霊)に限られたようなのだ。以上のウォーロックのじゅぎょーだったのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業がはじまろうとしていた。
花描「毎夜、魔法使いの話してるとRPGしたくなるな」
悠「おれは普通にエロゲしたい」
摩耶「好きだよね」
悠「エロゲのドラマ性の深さは異常」
神姫「アクションのが好きね。」
千世子「千世子はもじぴったんが好きなのだ」
悠「予想外の言葉のパズル」
千世子「じゃあ今日のじゅぎょーに入るのだ」
【ウォーロック】
召喚魔法を駆使する敵のボス
摩耶「まえのセージもだけどウォーロックっていうなもあんまり聞かないよね」
花描「ゲームでもそんなに出ないしな」
千世子「歴史的に見れば、ウォーロックはウィザードやソーサラーとならぶメジャーな呼称なのだ。ところが最近のゲーム世界では、なぜかウォーロックはあまり登場しないのだ。」
摩耶「その理由は?」
千世子「この理由としてウォーロックに男性のイメージが強すぎることが考えられるのだ。西洋では、女性の魔術師をウィッチと呼ぶのに対し、男性の魔術師をウォーロックと呼ぶ傾向があるからなのだ」
悠「厳密には、男のウィッチもいれば女のウォーロックも存在するんだけどな」
千世子「このことから「自由度の高いキャラクターを作成できるシステム」を採用したゲームにウォーロックやウィッチを登場させてしまうと、キャラクターの性別によっていちいち呼称を変える必要がでてくるから、だんだん敬遠されるようになったのだ」
神姫「最近はキャラメイク凝り凝りだものね」
悠「ディスガイアみたいなキャラメイクのが楽だよ。」
千世子「ただ、なかには男性クラスと女性クラスを明確に分けているゲームシステムも存在するのだ。クラスト社のシュミレーションRPG「タクティクスオウガ」では「ウォーロックは男性クラス」「ウィッチは女性クラス」と使い分けられているのだ。」
花描「詳しいな」
摩耶「調べてきたんじゃないかな」
千世子「ゲーム内の敵役として魔法使いが登場するケースでは、その敵を「ウォーロック」と呼ぶことも多いのだ。1980年代に起こったゲームブック・ブームの先駆けとなった「火吹山の魔法使い」などが、その好例なのだ。ウォーロックには、強力な魔法を使う邪悪な魔術師という含みもあるため、敵役として適任なのだ。」
摩耶「典型的な悪役ってつらいね」
悠「やっぱり悪役は意外性がないとダメだよな。」
千世子「なお、歴史的には「ウォーロック」=「召喚師」として扱われるケースもあったのだ。この場合、ウォーロックが召喚できる対象は、四大エレメンタル(地水火風の四精霊)に限られたようなのだ。以上のウォーロックのじゅぎょーだったのだ。」