ー奇談ー學校へ行こう10

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「モエロクリスタルが発売した」

摩耶「今回のテーマは?」

悠「ブラとぱんつとワレメ」

神姫「……」

悠「だって事実だもの!」

亘理『そうなの?』

モノリス【⦅ぱんつをかぶってぶらをもとめるあーるぴーじーというけんさくけっかがでました。⦆】

亘理『うわぉ……』

【ロベスピエール&サン・ジェスト】

千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。フランスの英雄ナポレオンは、有名な市民運動「フランス革命」の時代に軍人として活躍し、1789年から5年間続いたフランス革命を終わらせた英雄なのだ。」

悠「色々擦りもするよ」

摩耶「ワードが狙ってるよね。」

悠「そういう言葉遊び好き」

亘理『エッチなのが好きなだけじゃないの?』

悠「もちろんそれもある!それもある!」

雨「二回いってんじゃないわよ」

千世子「フランス革命には批判される部分も多いが、政治の権利を市民の手に取り戻した運動として現在でも高く評価されているのだ。その意味では革命を終わらせたナポレオンだけでなく、革命の指導者であったロベスピエールとサン・ジェストも「民主主義の英雄」と呼ばれるべきなのだ。二人は分裂状態だったフランス国内をまとめ上げ押し寄せる外国軍を撃退してフランス革命を守り抜いたのだ。」

摩耶「エンパイアは?」

悠「もちろんやってるよハーレム君主プレイ」

神姫「潰えればいいのに」

悠「ちなみにエデット武将で雲水のおっさんと道玄のおっさん、それにおまけで拳二とか作って登録したんだけど……。モーションを全員本多さんにしたらお家帰りたくなった」

摩耶「当然敵だよね。」

悠「それぐらいの方がハラハラすると思ったんだけど数人の本多さんが迫ってくるっていうのはダメだ。普通にぼっこぼこにされた。」

千世子「ロベスピエールは美しく優雅な男で、その姿は猫にもたとえられるのだ。性格は穏やかで他社との交流を楽しむ良識的な人物だったのだ。しかし「革命」という理想の前では別の姿を見せるのだ。ロベスピエールは相棒のサン・ジェストとともに策謀をめぐらし、敵対勢力を失脚させ、処刑していったのだ。このとき使われたのが、国王ルイ16世とマリー・アントワネット王妃を処刑したことで有名な「ギロチン」なのだ。ロベスピエールはわずか1年で、何と数万人もの「反革命者」を虐殺したのだ。」

亘理『本多さんて?』

モノリス【⦅ほんだ ただかつ。せんごくじだいからえどじだいぜんきにかけてのぶしょう・だいみょうです。⦆】

悠「三国志でいうところの呂布」

亘理『なにその地獄』

悠「おれもやりだしてから後悔した」

千世子「サン・ジェストはロベスピエールをもしのぐ大変な美貌の持ち主であり「革命の大天使」の異名を取っていたのだ。常に冷静で感情を表に出さず、ロベスピエールの政策を実行したり、性的と論争したり、陰謀をめぐらせるなど、補佐役として才能を発揮したのだ。」

悠「もう本多さん嫌い」

摩耶「彩那」

悠「そっちの本多さんは好き~」

亘理『何だろうイラッとした』

神姫「噛みついたら?」

悠「落ち着け。さすってやるから。」

千世子「二人は革命の反対勢力を恐怖に陥れる独裁者だったが、ふたりが心から民衆の生活を思って活動したことは間違いないのだ。貧しい民衆に食料や土地を与える法律を立案するなど、ふたりは民衆のためにその手を地で汚したのだ。」

亘理『どこを?!』

悠「尻尾とか」

亘理『ないよ!』

摩耶「狙いが完全に冥ちゃんな件」

神姫「そして格子状に引っ掻かれるのね。」

千世子「ロベスピエールたちの独裁と粛清は多くの敵を生み出したのだ。そして二人は失脚させられ、自ら多くの敵を殺したギロチンによって散ったのだ。」

悠「おれは地獄爪殺法の見切りをもってるから大丈夫」

摩耶「バグで道場に登録されないかつ使いどころがまるでない見切り」

悠「なんでや!ノエル戦で役立つやろ!」

摩耶「ソードバリア」

神姫「ミサイルガード、炎の壁」

悠「なんでノエルさん第二形態の方が弱いん?」

摩耶「シスコンだからじゃないかな」

千世子「ロベスピエールはギロチンにかけられる前にピストル自殺を図って失敗。サン・ジェストは軽蔑した表情で、弁明もせずにギロチン台にあがったというのだ。以上、ロベスピエール&サン・ジェストのじゅぎょーだったのだ。」
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